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タブゾンビ(SOIL&“PIMP”SESSIONS)ロングインタビュー!

“DEATH JAZZ”を標榜し、世代もジャンルも国境も超えて支持されるSOIL&“PIMP”SESSIONSのトランペット奏者、タブゾンビ氏。

ジャズクラブや大型ロックフェスで人気を博すジャズバンドのメンバーであるタブゾンビ氏が、デスメタルやグラインドコアといったエクストリームミュージックにも造詣が深いことを知る熱心なファンも多いことだろう。

様々なジャンルの猛者と共演を重ねてきたタブゾンビ氏に、インディーズシーンで活動するお気に入りのアーティストについて話を伺った。




タブゾンビ氏リスペクトインディーズアーティスト:ヒップホップ/ジャズ/ロック/SSW系

--本日はよろしくお願いします。 

タブゾンビ:お願いしまーす。

--今回はメジャーフィールドで活躍されているタブゾンビさんに、インディペンデントなシーンで活動するオススメのアーティストを紹介していただきたいと思いまして。

 タブゾンビ:オーバーグラウンドの音楽はもちろん聴きますが、インディーズもかなりよく聴いてる方だと思います。

--そうなんですか!

タブゾンビ:いい音楽にメジャーとかインディーズとか関係ないですし。

--確かに。

タブゾンビ:で、僕らはなぜ、メジャーでやってるかっていうと、こういう音楽性でメジャーでやるという意外性と、あと単純にマーケティングやブッキングなど音楽以外のことができないので、音楽以外のことは任せたいといいますか、なんといいますか。

--(笑)。

タブゾンビ:僕らは音楽しかできなくて。逆に、発信とかそういうことが自分達でできる人はメジャーである必要がないし。セルフプロデュースできるのであれば。 ましてや東京じゃなくても、地方からでも凄く発信できる世の中になってきたし。まぁ、そうなる前からTHA BLUE HERBとかは、地元から良い音楽を発信して全国区になってますけど。なので、インディーズは素晴らしい音楽の発見が多いので、結構ディグってます。

--それは楽しみです。 

タブゾンビ:では、THA BLUE HERBの名前が出たのでヒップホップのシーンから。俺、Black Smoker Recordsが昔から凄く好きで。今日も30枚ぐらい持ってきていて。ごく一部なんですけど。

(と言いながら、Black Smoker Records作品のCDをテーブルに積み上げる)

--うわ、凄い!

 タブゾンビ:KILLER-BONGK-BOMB)とかBlack Smokerのアーティストが好きで集めてるんです。

 

--以前、タブゾンビさんとK-BOMBさん、丈青さん、中村達也さんが出演した鈴木勲さん(※1)のセッションライブを、新宿ピットインで拝見したことがあります。

(※1)鈴木勲:日本を代表するジャズベーシスト。1950年代より活動を続けるリビングレジェンド。1933年1月2日生まれ。

タブゾンビ:ほんと、K-BOMBは凄いアーティストだと思っていて。『BLACK BOOK』っていうコラージュ本とかも出してるんですけど、そういう物も集めてるし。天才ですよ。Lee Perry(※2)みたいな。

(※2)Lee “Scratch” Perry:ジャマイカ出身。レゲエから派出したダブのエンジニア、プロデューサーとして数多くの歴史的名盤を世に送り出した奇才。1936年3月20日生まれ。

タブゾンビ:Black Smoker Records全体がカッコいいんですよ。レーベルとして。日本のNinja Tune(※3)みたいな。だから間違いがないんですよ。どのアーティストを聴いても。

(※3)Ninja Tune:1990年にCOLDCUTが設立したロンドンのインディペンデントレーベル。設立当初から現在まで数多くの先鋭的な作品をリリースしている。

タブゾンビ:その流れで最近、skillkillsってバンドが凄く好きで。

--彼らもBlack Smoker Recordsから作品を出してますよね。

タブゾンビ:ビートが普通じゃないし、発想も普通じゃない。ラップでありながらバンドであるっていうところと、匂いと。バンドから放たれる匂いがいいなぁと。雰囲気とか。音楽もすげえカッコいいし。

タブゾンビ:ヒップホップや、他にもLoop Junktion、そこからcro-magnon、そして Q-ILLくんや、犬式とか、かつての「nbsa+×÷」 に出演していたバンドやミュージシャンって今でもカッコいいなと思ってます。これは音楽だけではなくて生活様式や考え方も含めてですね。これはこれだけで特集組んでほしいですね。

 

タブゾンビ:あとは、Dos Monosっていう最近のヒップホップグループ。それも凄くカッコいいです。僕、雨のパレードと“Hometown”っていう曲でコラボレーションしたんですけど、その曲をDos Monosがリミックスしたんですよ。それがきっかけで知ったんですけど。めちゃめちゃカッコいいです。

 

タブゾンビ:ビートメイカーだとSTUTSくん。もう、最高にカッコいいです。

 

タブゾンビ:あと、OvallKan Sanoくんが所属しているorigami PRODUCTIONSの素晴らしさ。レーベルのカラーと匂いがある。

 

タブゾンビ:最近は特にLast Electroというバンドが好きです。

--Kan Sanoさんのバンドですよね。

 

タブゾンビ:あと、DALLJUB STEP CLUBとか。これまた凄くカッコよくて。人力でドラムンベースみたいなブレイクビーツとかもやるんだけど。

 

タブゾンビ:ダルジャブ星優太くんが WOZNIAKってバンドもやってたり。それもめちゃめちゃカッコよかったりするんですよ。

 

タブゾンビ:あとは……あ、韻シスト。これはもう、凄いでしょ。大阪から発信していて、やっぱカッコいいし。いやぁ、実力も凄いし偉大なバンドだと。個々のスキルも高いし、やっぱグルーヴが凄いし。バンドでヒップホップをやって、あんなグルーヴを出せるってのが素晴らしいと思いますね。

 

タブゾンビ:ジャズだとスガダイローさん。天才すぎる。群を抜いてますよ。やっぱ発想が常人じゃないところがカッコいいですよね。

 

タブゾンビ:そしてもう、皆さんご存じの石若駿くん。オーバーグラウンドでmillennium paradeとかKing Gnuの周りでやってたりするんですけど。SMTKっていうジャズのバンドをやっていて、それがまたカッコいいんです。

 

タブゾンビ:あと、MELRAWっていうサックス奏者がいまして。

 

--WONKのサポートなんかをやってる 安藤康平さんのソロプロジェクトですよね。

タブゾンビ:そうそうそう。WONKとかあの辺のシーンって実力もあって、音楽も良くて、雰囲気もあって。日本のシーンのレベルが上がってきてるなぁって感じてます。

 

タブゾンビ:で、僕ら世代だと、凄く好きなのがmouse on the keys

 

タブゾンビ:ああいう音楽をやってるけど、ドラムの川﨑くん(川﨑昭氏)って基本にメタル魂を感じる(笑)。

 --(笑)。

 タブゾンビ:この世代にしか出せない匂いと、オリジナリティー。先駆者の威厳というか。今でもカッコいいし、進化してますからね。mouse on the keysとか、toeとか。

 

タブゾンビ:あと、mouse on the keysとかインストバンドの流れで言うと、WUJA BIN BINが良いです。元BEAT CRUSADERSケイタイモくんがリーダーなんですけど、才能が凄くて。奇才というか、変な人なんですけど。WUJA BIN BINはメンバーも凄くて。オールスターズって感じ。

--トランぺッターの類家心平さんとか参加されてますよね。

タブゾンビ:そうそうそう。楽曲が凄いんですよ。変拍子とか、プログレッシブで。

 

タブゾンビ:あとケイタイモくんはヘヴンリーボーイズっていうのもやってるんですけど、それもカッコいいです。

タブゾンビ:あと、MUSIC FROM THE MARS。こちらもケイタイモくんがベースを弾いてるんですけど。このバンドも変拍子だったり、ホーンセクションもホルンとソプラノサックスっていう変わった編成で。

 

タブゾンビ:あと、F.I.B JOURNAL。俺が20歳ぐらいの頃から好きなんですけど。山崎円城さんが拡声器を使っていて、そこからソイルもヒントを得たりとか。

 

タブゾンビ: 円城さんはNOISE ON TRASHっていうバンドもやってらっしゃったんですけど。ジャズパンクですね。凄くカッコよくて。今回のソイルの『MAN STEALS THE STARS』で、円城さんと一緒にやることができたんですけど、ポエトリーのカッコよさとか、詩の内容がカッコよかったり、トーンがカッコよかったり。ギターの音色も。やっぱ、音色って凄く大事で。円城さんがギターから出す音が好きなんですよね。ああいう雰囲気のある音が。円城さんとか、オーバーグラウンドですけどEGO-WRAPPIN’とか。

 

タブゾンビ:それからNATSUMEN。あれは凄いバンドで。今をときめく天才、蔦谷好位置さんも在籍していたバンド。ですから、あんな一線で活躍されていても、出汁の効き方が半端ない。

 

タブゾンビ:渋さ知らズも世界が誇る集団ですよね。

 

タブゾンビ:あと、言わずと知れたLOSALIOS

--元BLANKEY JET CITYの中村達也さんのプロジェクトですね。

タブゾンビ:中村達也は神です。BUCK JAM TONICという中村達也John Zorn(※4)のやつもヤバい。

(※4)John Zorn:ニューヨーク出身のサックス奏者。フリージャズやグラインドコアなどの様々な作品を手掛ける前衛音楽家として知られる。

タブゾンビ:あとは、うーん……ZAZEN BOYSもインディーズですよね(笑)。

 

--まぁ、そうですね(笑)。

タブゾンビ:もう凄すぎますけど(笑)。あんなの、世界を見てもいませんからね。詩の世界観から凄すぎるというか。元々、NUMBER GIRLが凄く好きだったから、ZAZEN BOYSを好きになれるか自信がなかったんですけど。

--そういうことってありますよね。好きすぎるが故に。

タブゾンビ:それを納得させる凄い音楽を仕掛けてきたなっていう。向井秀徳という人は凄いということです。

 

タブゾンビ:あと、七尾旅人くん。ずっとファンなんです。ソイルで共演させてもらってるんですが、好きすぎて緊張して、あまり喋れなかったです。

 

タブゾンビ:あと LUCAちゃん。弾き語りも凄く好きで。他にもCaravanとか、オーバーグラウンドだとハナレグミとか。

 

タブゾンビ:あと、Black Boboi。女の子3人組なんですけど、3人とも才能が凄すぎて。ソロでも、Black Boboiとしてもいろんなところに呼ばれてるし、アートワークも完璧だし、弾き語りをやっても凄いし。

 

タブゾンビ:あと、yahyelNao Kawamuraも凄く良いです。

タブゾンビ:あと、もうメジャーに行っちゃったけど、ラッパーのAwich

--Awichさん、ソイルの『DAPPER』に参加してますよね。Nao Kawamuraさん、yahyelの池貝峻さんも。先日、RHYMESTERのDJ JINくんと飲んでるときに、「Awichさんのライブにソイルのメンバーがみんな出たのに、タブさんだけ呼ばれてない」っていうツイートの話題になって(笑)。

タブゾンビ:あれは宣伝の為に(笑)。

--宣伝なんですね(笑)。

 タブゾンビ:もちろんRHYMESTERさんも。“耳ヲ貸スベキ”の時代とか。RHYMESTERさんは、やっぱ凄いっすよね。キングオブステージですよ。オーバーグラウンドですけど。

--“ジャズィ・カンヴァセイション”で共演されてますもんね。

 

タブゾンビ:あとは椎名純平さんって物凄いソウルシンガーの方がいまして、今の私があるのはその方のおかげなのですが、今はソロでやったり、SUPER BUTTER DOGマボロシでギターを弾いていたタケちゃん(竹内朋康氏)とかと一緒にやったり、このあたりのシーンも詳しく話すと長くなっちゃうのでディグって欲しいのですが、すっごくカッコいいです。

 

タブゾンビ:それとペトロールズですね。まぁ皆さん知ってると思いますが、もう無茶苦茶カッコいいです。元々、長岡くん(長岡亮介氏)東京事変をやる前に椎名純平さんのEVIL VIBRATIONSというバンドとPLAYAというバンドで私と一緒に活動していたのですが、ペトロールズをやるようになってからもう虜です。才能の塊ですね。

タブゾンビ:あと、下水丸っていうすっごい面白いバンドがいるんですけど。市役所の職員がやってる鹿児島のバンドで(笑)。

 

--気になりますね(笑)。元々お知り合いなんですか?

タブゾンビ:全然知り合いじゃないです。鹿児島に『サツマニアンヘス』(※5)と『WALK INN FES!』っていうフェスがあって。僕、『WALK INN FES!』にもお客さんとして行くんですけど、そこで観てすごく衝撃を受けました(笑)。

(※5)THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL:「ヘス」の愛称で知られる鹿児島のロックフェス。タブゾンビ氏は発起人の一人として名を連ねている。桜島で毎年10月に開催されているが、新型コロナウイルスの影響により今年(2020年)は開催中止。




タブゾンビ氏リスペクトインディーズアーティスト:オルタナティブ/ハードコア/デスメタル/グラインドコア系

タブゾンビ:いろんな音楽を聴くんですけど、ラウド系でいうとkamomekamomeが断トツで好きだなぁっていう。

--おおっ!

タブゾンビ:ヌンチャク(※6)も好きだったんですけど、やっぱさん(向達郎氏)の世界観というか。で、あの人のシャウトとかデス声がめちゃめちゃ好きで。俺の音楽人生、さんからの影響がめちゃめちゃ大きくて。俺はそれをトランペットで表現しようとしてたんですけど。

--そうなんですか!

(※6)ヌンチャク向達郎氏が在籍していたハードコアバンド。90年代のラウドミュージック・シーンで絶大な人気を誇り、後続のバンドに大きな影響を与えた。

タブゾンビ:彼のアートワークとかも凄く好きだし。断トツじゃないですか。

--ヌンチャクもリアルタイムで聴いてました?

タブゾンビ:もちろん聴いてましたよ。DEFILEDとか、肉奴隷とか(笑)。

--肉奴隷(笑)。めちゃくちゃマニアックですね。SWITCH STYLE(※7)とかも観てました?

(※7)SWITCH STYLEkamomekamome中瀬賢三氏が在籍していたハードコアバンド。ヌンチャクと共に90年代のシーンを牽引した。ドラムを叩いていたのは、株式会社スタートトゥデイの前澤友作氏。

タブゾンビ:観てましたよ。MELT-BANANAとか。ちょっとオシャレだなぁと思ってましたけど。もっとドロっとしたのが好きでした。CEMENTとか(笑)。

--続々と凄い名前が挙がってきますね(笑)。

タブゾンビ:でも、本当に好きですね、kamomekamomeずっとよく聴いていて。特に最近のアルバムは音が凄く良くなって。凄い! 圧巻! って感じです。

--大絶賛ですね!

タブゾンビ:オーバーグラウンドの人達からも、kamomekamomeって注目されてると思うし。凄いバンドだなぁって思います。

 

タブゾンビ:昔はほんと、インディーズしか聴いてなかったので。Missile Girl Scootの前身のTACOSSとか。あと D-river(デスリバー)って知ってます?

--すみません。知らないです。

タブゾンビ:高円寺20000Vとか新宿アンチノックで20年ぐらい前にやってて、すげえ好きだったんですけど。いやぁ、D-riverはカッコよかったですね。D-riverはデスメタルなんですけど、自分達では武士コアって言ってましたね(笑)。

--武士?

タブゾンビ:武士(笑)。“轢き逃げ人力車”って曲があったり。

--(笑)。ほんと、詳しいですね。

タブゾンビ:今のインディーズも、新小岩とかにカッコいいバンドがいるんですど、ちょっと名前が出てこない。いかんせん読めないんで。ロゴが(笑)。

--ロゴの字体が独特すぎて読めないデスメタルとかグラインドコアのバンド、結構多いですもんね(笑)。昔、MULTIPLEX(※8)のロゴが読めなくて。

タブゾンビ:MULTIPLEX、カッコよかったっすねぇ。今も持ってますよ、MULTIPLEXのCD。

(※8)MULTIPLEX:1989年結成。国内デスメタル/グラインドコア・シーンの黎明期における最重要バンドのひとつ。

--ベースの赤間さんはaudio active(※9)にも参加してましたよね。2000年くらいに赤間さんが弾いてたライブを何度か観てます。

タブゾンビ:へぇ~。MULTIPLEXを知ってる人がいることにびっくりしてます(笑)。

(※9)audio active:1987年結成。ダブを基調としながら他ジャンルの要素も取り入れた作品群は、海外からの評価も高い。

タブゾンビ:あと、すげえ好きだったのはDEATH FILE(※10)。カッコよかったですね。ヌンチャクとスプリットを出したり。

(※10)DEATH FILE UNITED湯浅正俊氏、SURVIVENEMO氏がかつて在籍していたデスメタルバンド。千葉県柏市を拠点としていたDEATH FILEヌンチャクは共演回数も多く、1997年にKashiwa Recordsよりスプリット盤『縁あって・・・』を発表している。

タブゾンビ:……こんな感じですかね。他の方はどんな感じなんですか?

--これまでにインタビューさせていただいたのはRHYMESTERのDJ JINくんと、WRENCHの松田知大さんと……

タブゾンビ:WRENCHも凄く聴いてましたね。

 

タブゾンビ:WRENCHとかTHE MAD CAPSULE MARKET’Sとかおしゃれだったなぁ……(唐突に)肉奴隷とか、A.C.とか(笑)。

--“おしゃれ”って単語から肉奴隷とA.C.の名前出てくるとは(笑)。A.C.の来日公演、三軒茶屋ヘブンスドアで観ました。

タブゾンビ:俺も観に行った気がする。

--対バンで、山塚アイさんが当時やってた1 (ONE)なんかも出ていて。

タブゾンビ:アイさんワークスは全部好きです。ボアダムス(※11)周りもかなり聴いてましたから。OOIOO(※12)とかも、やっぱ凄いなぁって思うし。

(※11)ボアダムス: 1986年結成。SONIC YOUTHNIRVANAのオープニングアクトを務めたボアダムスは、海外でも人気が高い。中心メンバーの山塚アイは、これまでに数多くのバンドやユニットを結成。EYEDJ光光光(DJピカピカピカ)名義でDJ活動も行う。

(※12)OOIOO:1995年に結成。中心メンバーは、ボアダムスのYoshimiO。

タブゾンビ:あと、アイさんはJohn Zornとコラボレーションしてたり。

--AUDIO SPORTSでヒップホップもやってましたし。CONCRETE OCTOPUSもめちゃくちゃカッコよくて。

タブゾンビ:ほんと、そう。天才だと思います。いやぁ、インディー話は止まらないっす(笑)。他にもたくさん紹介したいバンドがありますけども、圧倒的に時間と文字数が足りません。

--ですね(笑)。「“DEATH JAZZ”と称するソイルっていうバンドがいる」という噂を耳にして、初めて楽曲を聴いたとき、いわゆるクラブジャズみたいな音楽とは全然違うな、って思って……

タブゾンビ:「0.1秒の曲を作った初めてのジャズバンド」とか、「ブラストビートが入ってる初めてのジャズバンド」だった気がします。

--そんなバンド、他にいませんからね(笑)。

タブゾンビ:いませんね(笑)。

--で、「これは絶対、ハードコアとかそっち方面が好きなメンバーがいるに違いない」って思ってました。

タブゾンビ:ドラムのみどりんも、いろんなジャンルを聴いてるので。みんながいろんなジャンルを深く掘り下げて聴いてるってことが、うちのバンドの強みのような気がします。




新型コロナウイルス以降の活動

--コロナ以降、タブさんは、もう人前で演奏されてますよね。大阪のMister Kelly’sとか。

タブゾンビ:やってます。

--ソイルとして観客を入れてライブをやるのは、10月3日の「SAPPORO CITY JAZZ」(終了)が久々になるんですか?

タブゾンビ:ですね。それと、10月18日に山中湖の「DRIVE-IN LIVE “PARKED” Vol.4」(終了)があって。無観客だったら6月にブルーノートで配信ライブをやったけど。

--11月にブルーノート東京とビルボードライブ大阪でもライブがありますね(終了)。

タブゾンビ:あと、「ヘス」が来年、開催決定になりました。

--それは楽しみですね。「ヘス」のYouTubeチャンネルで公開されていた2018年と2019年のダイジェスト版、拝見しましたよ。ヘス飯を賭けたジャンケンで、タブさんが一度も勝てなくて、全然食べられなかったところとか(笑)。

タブゾンビ:ああいうところで運を使わないようにしてるんです(笑)。

 

(Interview, Text & Photo by 五辺宏明)


 

取材協力:Little Nap COFFEE ROASTERS

今回、取材場所としてご協力いただいたのは、SOIL&“PIMP”SESSIONSのメンバーと親交の深い濱田大介氏が経営するLittle Nap COFFEE ROASTERS。2018年にリリースされた『DAPPER』初回限定盤のDVD『LIVE SESSIONS at Little Nap MUSIC STAND』は、こちらで収録された。

DJとしての顔も持つ濱田氏がセレクトしたレコードも購入できるので是非。

Little Nap COFFEE ROASTERS

東京都渋谷区富ヶ谷2-43-15
03-5738-8054
http://www.littlenap.jp/

 


 

アーティスト情報

SOIL&“PIMP”SESSIONS

SOIL&“PIMP”SESSIONSの最新作『MAN STEALS THE STARS』、絶賛発売中!


VIZL-1672 [初回限定盤(CD+DVD)] 3,800yen (+tax)
VICL-65274 [通常盤(CD)] 2,900yen (+tax)

[CD]

  1. Man Steals The Stars
  2. Monad
  3. In The Twilight
  4. Reptilian’s Dance
  5. Galaxy Lady
  6. Tell A Vision
  7. Lost Memories
  8. Lyra’s Attack
  9. Chill 16
  10. Space Drifter
  11. Go Ahead
  12. Bach
  13. Utopia Traces

 

[DVD]

SOIL&“PIMP”SESSIONS in London 〜Live at Ronnie Scott’s 20191019〜 

SOIL&“PIMP”SESSIONSの公式サイト

SOIL&“PIMP”SESSIONS official website
https://www.jvcmusic.co.jp/soilpimp/

THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL 公式サイト
https://www.great-satsumanian.jp//

THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL 公式番組
SOIL&“PIMP”SESSIONS タブゾンビと浜崎美保の『SEA SIDE ZOMBIE
http://www.seasidezombie.jp/

タブゾンビ

 

Tabu Zombie official Twitter:@tabuzombie

 

 


 

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