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【連載】音楽と僕らの共存論/第7回

<隔週木曜日連載>




黒歴史の話。

黒歴史って言葉は知っていますか?

今ではすっかり定着した感のある言葉だけど、
元はネットを中心としたミームで、
若かりし頃の自身の
“痛い”言動・行動など、
自分にとって
忘れてしまいたい
葬り去りたい”歴史”を指す言葉として
理解している。

黒歴史というキーワード自体は、
アニメ「∀ガンダム」に端を発しており、
詳しく説明すると長くなるのだが、
簡単にいうと、
歴代ガンダムシリーズの、
ずっと未来の時代を描く「∀ガンダム」の中で、
過去作が描いてきた宇宙戦争の歴史は、
技術も記録も失われ、「黒歴史」と呼ばれた。

そんなめちゃくちゃカッコイイ設定からは、
やはり富野由悠季先生のセンスオブワンダーを
十二分に感じるところであるのだが、
これが、
こんな意味のスラングとして
定着してしまうのだから、
おもしろいというかわからないというか、
翻ってワードセンスの天才性の
なによりの証なのかもしれない。

申し訳ない、これは本題ではない。

今日お伝えしたい事は、
もしなにかをやってみたいけど、
それが黒歴史になってしまうのが
怖い、という人に向けたメッセージです。

結論から言うと、黒歴史は残した方がいいです。
なぜなら、それも歴史だからです。

なんか構文が怪しいまとめサイトとか、
情報商材のページみたいに
なってしまったけれど。

自分の話をします。

僕、黒歴史沢山あります。

少なくとも
自覚してるだけで無数にありますから、
他人様から見たら無限にあるのでしょう。
下手したら現在進行形で更新中、
黒歴史真っ只中として見做されているかも。

でも、それはどうでもいいんです。
他人から見てどうか、
今日はその話は一旦忘れましょう。

自分の中で許せるか否か、
まずはそこでしょう。

振り返ると、
初回のコラムでも少し話したけれど、

マンガを描いた。
アクションゲームをつくった。
TRPGもどきをつくった。
ライトノベルを書いた。
リレー小説を書いた。
ノベルゲームのシナリオを構想した。
ロボットアニメの設定を考えた。
仮面ライダーの新シリーズを夢想した。
ゲーム実況をやってみた。
バラエティ番組風の出し物をやった。
オリジナルソングを作った。

まあ色んなものに手を出しては、
意外といけてるかも、
なんて勘違いして調子に乗って、
けれどいつのまにか飽きてたり
続かないものもあった。

出来上がりをみてもまあ酷いものも多くて、
よくこれを友達にみせてたな、
時代が違えば、
これをネットにアップしたりして、
こっ酷く叩かれるなんてことも
あったのかもしれない。

だけれども全部、
自分の血肉となっただろう。

それに、なんだかんだ、
それを思い出したり、また読み返したりすると
にやにやしてしまう自分がいるのだ。

これだけだと、
どれだけ自分好きなのって話に
なってしまうので。

出来たら友達と一緒に
なにか作っておくのもいいと思う。

1人で作るものでも、見せ合う友がいたら、
きっと楽しいと思う。

いつか、その時を思い出して
お互い恥ずかしくなって、
笑いあう日がくるかもしれない。

やっぱり黒歴史は、
たしかに歴史なのだ。

そしてそれが、思い出になる。

黒歴史、遺していこう。

Endless宵道/伊藤 翔(Dr.)

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Endless宵道/今日の1曲

https://youtu.be/JKT4ClhsK-I

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