【連載】水になれば、まーしのモノマネ30連発!/第11回

<毎週火曜日連載>
SAD GIRL
みんなmixiやってた?
俺はやってた。
当時高校3年生の俺、付き合ってた彼女(自慢)に招待してもらった。
抹茶が好きな俺は抹茶と言う名前で登録をしていた。
当時はガラケー世代、スマホなんてなかったし、メールだったし、4G回線なんて全くでした。
それでも俺はmixiライフを満喫していた。
ある日、一通のメッセージがきた。
『シャッッッ!!』
なんだこれは?と思ったが、その日は無視した。
そしてそこそこの高校スクールライフをエンジョイ(自慢)していた。
次の日、またメッセージがきていた。
『バカヤロー!!!』
差出人は昨日と同じ。知らない人だ。
誰これぇ…?無知な俺はまた無視。
そしてそこそこの高校スクールライフをエンジョイ(自慢)した。
彼女と遊んだりしてた。(大自慢)
そんなことも忘れた次の日、またメッセージがきていた。
『アリガトー!バカヤロー!!』
ーーーー!!!!俺は察知した。
猪木だ!!!!猪木からのメッセージだ!
なんと差出人はあの伝説のプロレスラー、アントニオ猪木だったのだ!
なんと失礼なことをしたのか、俺はすぐ返事を送った。
すると音速で返事がきた。
『2.28後楽園ホール』
!!!!!!!!
なんと2020年2月28日に、燃える闘魂アントニオ猪木60周年メモリアルマッチが開催されるというメッセージだったのだ!
藤波辰爾、藤原喜明、武藤敬司、天山広吉、小島聡、スーパーJ、蝶野正洋
俺はすぐさま新幹線の予約と、上司に頭を下げて有給を申請した。
そして家を飛び出し、飛行機に乗った。
浦安鉄筋家族の国会議員が出ている話を熟読し、準備万端!
タクシーで有明アリーナへ向かったのだ!!
さいたまスーパーアリーナにひとつだけのスポットライトが照らされていた。
そこにあるマスターソードを引き抜き、俺は7年の時を経て、時の勇者となった。
これは今から4000年前の話。まだハイラルに平和が満ちていた頃の話である。
ーーーーーはっ!
ゆ、夢…?俺は寝ていたの…?
今週のコラム、すっかり忘れていて急いで書いていたところ眠ってしまった。
起きたらこの文章が仕上がっていたのでこのまま提出します。
お盆休み、最高!!
水になれば、/まーし(Gt./Vo.)