【連載】マッソコブレッシュ/第7回

<毎週火曜日連載>
ミスターマルチバース
おいおい、雨降るかもって言うときゃあええと思っとるやろ!!
もはや予報が予報の体を成しとらんですね。
ここが分岐点ってことですか?
どうもこんばんは、神聖時間軸上のノリタソです。
言うとりますけども、
前回からいきなり自分の半生を語り出して収拾がつかなくなったので今回もその続きを書いていきます。まぁもう暫くお付き合いください。
さて、中3からは真面目に学校に行き出すノリタソでしたが、その頃は帰りにしょっちゅうゲーセンに寄っていました。
格ゲー好きな友達がいて、すごいコンボとか決めてるのを見て自分もやりたいと思ったのがキッカケだったかと思います。
そして、何をするにも大体その友達と遊ぶようになり、高校とか進路とかも特に決めてなかったのでその子と同じ高校に入学することになるのですが、何が原因かいつしか疎遠になってしまいました。
元々性格的にそんなに好きではなかったんだと思います、そいつのこと。すぐ頭どつくし。
でも唯一変に気を遣ってこない人間だったから、こちらも気を遣わずにいられたんだと思う。たぶん良い奴だった。
それでまぁ高校生活がスタートするわけですが、そもそも丸一年ぐらい中学行ってなかったから勉強とかも全然できなくて下の下だったし、友達も馬鹿だったからとりあえず工業高校受けたんですけどね。
何故か一般入試で成績一位を取っちゃいまして、、
入学式に表彰されたりして、、
その頃から眼鏡もかけ始めたので、引きこもり上がりの陰キャが急に秀才キャラになって高校デビューするという、なんかもう訳がわからんままあれよあれよと流されていきました。
ていうかどんだけアホやってん、うちの高校…
その高校の入学祝いで叔母にMDウォークマンを買ってもらいまして、そこでやっとゲームとガンプラ以外の趣味に出会うわけですが、お金もないので叔母に借りたカーペンターズとビートルズのベストを録音してひたすら繰り返し聴いていました。
通学中ずっと聴いていたので今でも歌詞はわからんけど何となく歌えたりします。
学校で友達が出来だすと、ポルノグラフィティ好きの友達がシングル出す度にCDを貸してくれたので、徐々にバリエーションが増えていきました。いつもありがとうなしげゆき。買ってたのはしげゆきの妹だったか。ありがとうしげゆきの妹。会ったことはないが。
自分で初めて買ったCDはRIP SLYMEのTOKYO CLASSICでした。
何となくヤンキーに憧れてたので、ちょっと音楽だけでも齧ってみようくらいの気持ちだったと思うけど思いの外ハマっちゃってその流れでKICK THE CAN CREWとかSOUL’d OUTとかも聴くようになります。
お察しの通りこの頃の僕はバンドとか全く興味なかったです。
いかにカラオケで上手くラップが歌えるかばかり考えてました。SOUL’d OUTだけはほんとに無理だったのでずっとアァラアアァの練習してた。
高校卒業して就職した頃から、FLOWや175R、太陽族、ゴイステ、藍坊主などを聴くようになります。
青春パンク世代ど真ん中です。
初めての仕事、初めての一人暮らしでこれが刺さらんわけがなかろう。めちゃくちゃ聴いた。
でも自分が音楽を、楽器を始めるなんて発想はそもそもその頃にもまだなかった。
ある一人の男と、とあるバンドに出会うまでは。
次週!!!
ついに過去編最終回!!?
今まで明かされなかったノリタソのルーツとは!?
そして全てを覆す意外な結末!!!
最後まで見逃すな!!!
レベル27/ノリタソ(Ba.)
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