【連載】マッソコブレッシュ/第6回

<毎週火曜日連載>
歴史を切り刻め!!
ジメジメして嫌な季節ですね。
どうもこんばはん、ノリタソです。
連載も6回目ともなれば読者も少なくなってきた頃だろうしそろそろキャラ掘り下げていかなあかんやろっちゅうことで、今週からマッソコブレッシュは過去編に突入します。
いわゆる黒枠のアレです。
遡ること数十年前。
古都奈良のニュータウンに生まれ人工の川で育った自然派シティボーイ、射手座AB型の次男坊。
幼少期から歌うことが好きで、チャゲアスのひとり咲きが上手く歌えずに泣いてしまうという涙もろい一面もありました。
あまり裕福な家庭ではありませんでしたが、東京ディズニーランドに連れて行ってもらったりしていたのでそれなりにいい環境だったのだと思います。親父が無職になるまでは。
まぁこの話はまた今度ということで。
小学校時代は特にこれといって印象に残るようなことはなく、家が近くて家族ぐるみの付き合いをしてた幼馴染が初恋の相手だったり、その初恋の相手と上手く話せなくなったり、その初恋の相手と仲良かった男の子が成績優秀スポーツ万能誰とでも仲良い色黒ハイスペイケメンだったりしたぐらいですかね。
その頃から劣等感というものを覚え始めた気がします。
まぁそのハイスペイケメンくんは後に親の影響でア○ウェイにどっぷりハマるのですが、これはまた別の話。
あと小学校高学年の時に野球にどっぷりハマりましてね。
たぶんクラスの男子全員がやってました。
担任が野球好きで体育の時間にゴムボールで手打ち野球をしたところ思いの外楽しくて休み時間にもするようになり、ある生徒がガムテープをグルグル巻きにしたバットを作ってきてからはそれぞれが自作のバットを作り、カラーテープを使ったりサランラップの芯を軸にしたりと改良を重ね、クラスの傘置き場はいつしかカラフルなバットで埋め尽くされてました。
本当に楽しかったしあれが学生時代のピークだったように思えます。
中学に入り、もちろんその流れで野球部に入部するも練習がきついし先輩が怖いので3ヶ月で挫折。
仲良いやつももちろん全員野球部だったので、裏切者の烙印を押され、疎遠になり、嫌味を言われ、心を病み、引きこもりに。
登校しようとはするんだけど坂を登り切ったところでそれ以上進めなくなる。
今思えばそんなことでと思うけども、当時はそれが全てでしたから。
それからは毎朝母親を見送って、NHK教育テレビを観ながらガンプラを作り、いいともを観ながら冷たいご飯を食べる日々。
ただ前述した通り裕福な家庭ではなかったので、小遣いとかはそもそもなく、チラシの折り込みとかポスティングとかを手伝って小遣いを稼いでいました。
もし毎月何もせずともお金がもらえるくらい裕福な家庭で育っていたらと思うとゾッとしますね。
まぁそんな引きこもり生活を一年ぐらいやってたんですけど、中2の時の担任が良い先生で、あれやこれやと手を尽くしてくれて何とか修学旅行にだけは行く決心がつきました。
久しぶりに会うクラスメイト。
初めましてのクラスメイト。
みんな腫れ物を触るかのような感じで優しく接してくれるのがすごく心苦しかった記憶。
で、なぜか行きのバスで一人一曲ずつ歌を歌うっていう引きこもり上がりにはハードル高すぎイベントがあったんですけど、緊張しながらも何とか歌い切りましたよ。
Mr.Childrenで「名もなき詩」
上手く歌えた記憶はないですが、なんかその時に歌上手い〜とか煽てられて卒業文集に歌が上手い人ランキング2位に入れてもらったりしました。
完全に忖度なんですけど、その出来事が音楽を始めた理由のひとつくらいにはなってる気がします。
思い返すと変なクラスだったな。行ってなかったから知らんけど。俗にいう意識高い系のスメルがプンプンしてた。ワンフォーオールとか言うてたんちゃうかな。覚えてないけど。
ずっと違和感があったけど、僕にはこれぐらいの荒療治がちょうど良かったのかもしれない。
おかげで中3からは毎日登校できるようになりました。
思いの外長くなりそうなので次週に続きます。
あ、そのハイスペイケメンの親のせいでうちの母親もアム○ェイにどっぷりハマった話する?
レベル27/ノリタソ(Ba.)
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