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【連載】バンドマン白書/第3回

<隔週金曜日連載>




良い音楽?・悪い音楽?

 良い音楽ってなんだろう。そう考えたことのある方は多いと思います。多分、バンドマンは特に。考え直せば、なかなか新しい見方もあるものです。大いに主観を入れて書きます。概して、ポップミュージックについてです。音楽の特質から見ます。ジュゴンかわいいでしょ。鳥羽水族館で見たやつです。
 
 音楽はジャンルが多いです。主要なのをめちゃくちゃ大まかに分けたら、ジャズ、ロック、ヒップホップ、EDM。たぶんこの辺がほぼ多くの人が認識しているジャンルと思います。細かく分けたりしたらもっとあります。とくにロックは細やかなジャンル分けがめちゃくちゃに多いです。僕はあまりロックに明るくないので全然わかりません。音楽には実態も形もないけれど、カテゴライズできるってなかなか不思議です。当時は新しかったジャンルもいずれは形式となっていきます。ジャンル間に優劣はないです。しかし、音楽の特質や意味合いはもちろん違いますが、良い音楽を考える上で、ジャンルというのは大きな意味を持ちません。

   
 とは言っても、こうした音楽のジャンルを切り拓いてきたパイオニア達の音楽は後代に残っていくものです。いつでも革命的なプレイヤーが音楽を変えてきました。彼らの音楽は良い音楽と言えるでしょう。僕達も、後代に作品を残すには新しい音楽を切り拓いていく気概が必要と感じています。その中でそれが個性として出ると考えています。そういうのもあったりして僕らMONT=LEIは横断的にジャンルを取り入れたりします。

 バンドマンってのをしてるなかで、自分の音楽はより多くの人に聴いて欲しいし、認めてもらいたいです。だからいい音楽を作りたい。やっぱり最初は、「人に認めてもらえなくても絶対的な良い音楽をつくったる。」て思ってたけど、良い音楽って人に聴いてもらえる音楽って思ってきました。自分たちがスタジオで手ごたえのある曲が、ライブとか配信とかで良い反応をいただけるとめちゃくちゃ嬉しいもんです。でも、だからって流行ってる曲の真似っこをしたい訳でもないです。ミュージシャンなるという夢もあるし。個性的な音楽を作りたいし、より多くの人に聴いてほしい。僕はその二つが両立すると思います。

 
 難しいのは、良い音楽があっても自然発生的にリスナーまで届く訳でもなく、ミュージシャン側のプロモーションが必要だということです。もしかしたら、僕たちは売るための商品を作ってると言ってもいいかもしれません。けども企業活動と違うのは僕たちの目的は聴いてもらうことであるということです。バンド活動にはそれなりにお金もかかりますし。だから僕はアマチュアバンドとビジネス的な考え方は不和であると考えています。若々しいバンドマンが利潤追求する企業に騙されたり言いくるめられたり、そういう摩擦が起きることもしばしばです。僕達バンドマンは支出をプラスにするためではなく、少しでも多くの人に聴いてもらうためにお金をかけて活動をしているのです。
その点が音楽で生計を立てるプロのミュージシャンとの決定的な違いです。やっぱり生計を立てるとなるとどうしても作品を売る必要があります。

 しかし、良い音楽がなにかを考えるために、売れてるかどうかと関連付けるのはナンセンスであると思います。確かデューク・エリントンが音楽には良い音楽と悪い音楽の2種類しかない、みたいなことを言っていました。音楽は、個人の尺度で良いか悪いかを判断されるに留まります。

 ここで僕は、音楽の良し悪しは「各々の個人の直感的な評価の集合」で判断される。としたいと思います。いい音楽とはなんぞやって結構みんな考えたことあると思いますけども、一つ問題提起出来たかと思います。皆さんの考え方についても是非知りたいです。
 
 
 MONT=LEIはそろそろレコーディング始まりまして、今、1つ形にしようかという所です。その中でも、聴いてくれる方々が良いと思う音楽と、作る僕たちが良いと思う音楽。その二つが合致することを願って今日も曲を書くしかないわけです。

MONT=LEI/横山偉音(Vo./Gt.)

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MONT=LEI/今日の1曲

https://youtu.be/IB394pAGwLQ

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