【連載】チセツナガラ小唄ぺこのどないせえと?/第5回

<毎週水曜日連載>
麦らァ…!
とてもばたばたしていて公開日の前日にこの記事を書いています。
文章を書くことは大好きやけど片手間にじゃなくて集中して楽しみたくて、なかなか時間を取れずに手こずっていました。
ライブ終わりに1人で煙草を吸っているとブッカーさんがやってきて、「カウボーイビバップみたいな生き方や」って言われた。
ロン毛のチビがハードボイルド宇宙海賊に見えてんのか?
海賊についての話をしようと思う。
この記事は既に削除された僕個人の過去のブログで公開していた記事に追記、修正を加えたものです。
なんとなく、みんなが好きそうなやつを抜粋してきましたのでお納め下さい。
僕はギャルが好きです。
ギャルが好きなことに多分理由なんて要らなくて、男の子が怪獣やロボットを好きなのと同じように僕以外の男もギャルが好きなはず。
最近たまに地元のギャルとインスタのDMでやりとりをする。
バンドの音源を聴いてくれているらしい。
中学時代のバンドメンバーとは喧嘩別れをしたまんまで、ヤンキーだったバンドのリーダーと会った時に僕の話をして音源を聴かせると、「やるやん!」って喜んでたって話を聞いた時は結構うれしかった。
別に良い思いをしたことは一度もないけれど、地元のギャルはみんな自分達のような目立たない人間にも優しかった、と思う。
中学3年生の頃、進路の定まっていない最後の2人として、ギャルと居残りをしたことがある。
「私は進路決まってるし」
って不機嫌に言うギャルの希望進路は海賊やった。
度肝を抜かれた、流石にギャルすぎる。
同じクラスになった事も無いし名前も知らないであろう僕に、「進路決まってないんやったらあんたも海賊なる?」って言いながらオリジナルの海賊旗のイラストを見せてくれた。
女の子とはうまく話せなかったし、どもりながら断ったのを覚えてる。
顔が可愛かった。でもあの子を可愛いって言ってる人見たことないから可愛くなかったんかもなあ。
カースト上位に居ながらもどことなく生活を楽しめていない憂いを帯びた雰囲気のギャル。
そんなんみんな好きやろ。
あの時断ってなかったらギャルと一緒に海賊になれたかも、それでなくても多少甘酸っぱい経験ができたかもな。と今でも思い出す。
でもギャルはギャルなのでタイプでもない男を航海に誘うと思うし、断っておいてよかったんじゃないか。
その日ギャルは、「とりあえず高校出てから海賊になる」って考え直してた。
それから一度もそのギャルと関わることは無かったし、数ヶ月後にエースは死んだ。
高校に入って「デコログ」がめちゃくちゃに流行った時期にギャルのブログを見つけたけど、UVERworldにどハマりしてベースを始めてた。
正直ライブハウスで会えるチャンスあるかもなって考えたりもして。
ライブハウスで会う事も、成人式で会う事もなかったけど。

読んだのに2番を押すこともなくたまにブログを見に行った。
ギャルやしもう流石に結婚してるか、海賊になってると思う。
ONE PIECEは今ものすごく良い展開になっているらしい。
いつから追ってないかな、何巻まで出てるかな。
マジで顔が可愛かったな、歯が出てた。
チセツナガラ/小唄ぺこ(Vo./Gt.)
こちらもオススメ!
