1. HOME
  2. ブログ
  3. 【ライブレポ】BACKSHOW/VeatsShibuya二周年ワンマンライブ「爆祭結成2年目の集大成 600人の爆笑軍団よ輪27れ!」

【ライブレポ】BACKSHOW/VeatsShibuya二周年ワンマンライブ「爆祭結成2年目の集大成 600人の爆笑軍団よ輪27れ!」

6月19日(土)にVeatsShibuya(https://twitter.com/VeatsShibuya)にて開催された、『VeatsShibuya二周年ワンマンライブ「爆祭結成2年目の集大成 600人の爆笑軍団よ輪27れ!」』。

東京は渋谷を中心に活躍する熊本発ミクスチャーロック・バンドBACKSHOWの2周年の集大成を飾る記念すべきライブの様子を、たっぷりとお届けする。

https://twitter.com/BACKSHOW2/status/1405819627448410115?s=20

BACKSHOWと爆笑集団に引き込まれた瞬間

この日のサポートベースは、5人組のバンド、“ぐずまにあ”こと『ぐずぐずしてると間に合わねぇぞ!@gzgz_official)』のあつ氏@gz_atsu)。

会場前、彼らのファンを意味する「爆笑軍団」と力強く書かれたバスタオルの見え方を念入りに調整するVo.シュウヘイ
2周年の集大成となるこのライブへの並みならぬ思いが、その背中から伝わる。

彼らの勇姿を見届けようと足を運んだ爆笑軍団で埋め尽くされるVeatsShibuya。各々がバスタオルやTシャツに身を包み、その時を待ちわびている。

客電が落ちると共に吠えるのは、Vo./DJゆれる

しょっぱなからアクセル全開のメンバーにそれ以上のエネルギーで応える爆笑軍団。

ステージが照明で照らされると同時か、いや、少し早めに「一点突破!」コールが湧き上がる。

先に言っておくが、このバンド、メンバーが煽らずとも手拍子や歓声が自然と湧きおこるのだ。そんな凄まじいエネルギーを持つ、BACKSHOWのワンマンライブの様子をとくとご覧あれ。

シュウヘイゆれるの「Why?Why?」へ120%の力で応えるオーディエンスの「一点突破!」。

始めて2年目とは思えないほど安定した技術のたくLowのギター、力強く会場を支えるのはTSUBASAのドラム。そして忘れてはいけない、最高の笑顔と迫力のパフォーマンスでサウンドをまとめるのは、ぐずぐずしてると間に合わねぇぞ!(通称ぐずまにあ)からサポートで駆けつけたあつ氏のベース。

いやいや、まだ1曲目、最後までもつのか?

ステージ上と曲の熱量と5人のぴったり揃った演奏に、つい熱中して聴き入ってしまう硬派なロックチューン “ GUN SHOT ” 。

DJを回し、ヴォーカリストを全うし、客を煽りまくるゆれるの職人技には、目が離せなかった。

ここでMCが入る。会場限定で発売された真っ赤な「爆笑軍団」タオルの宣伝もしっかりと。

MCからの流れで “ 神風 ” 。オーディエンスは「爆笑軍団」タオルや手をぶん回して曲に身を委ね、ノリにノッている。

それにしても、爆笑軍団が一体となってVeatsShibuyaに『神風』を巻き起こしているこの光景、圧巻そのものであった。

会場前にシュウヘイがディスプレイしたバスタオルも、どことなく嬉しそうだったよ。

4曲目はラッパーNo Name.(@bounce_masa)をゲストに迎えての “ 戦国 ” 。ジャケット姿でビシッとキメるNo Name.。この曲は、詞にBACKSHOWの曲や歌詞が散りばめられた、BACKSHOWと長い付き合いの彼ならでのBACKSHOW愛を感じる一曲だ。

シュウヘイと息の合った迫力あるラップは立体感が凄い。

ここで彼のワンマンライブにシュウヘイがゲスト参加することが発表される。この空間をもう一度味わいたい人は、是非No Name.のワンマンライブへ。

ここでダンサーのAZUMOMOKAが、BACKSHOWにちなんだ白い衣装で登場。
セクシーかつパワフルなダンスで会場を湧かせる。

会場の盛り上がりはさらにヒートアップし、BACKSHOWNo Name.AZUMOMOKAでの “ PAY IT FORWORD ” 。

ステージ上のまとまりがまた物凄く、8人それぞれが持つパワーが1つの大きな塊になって、ダイレクトに客席に襲い掛かる。

「自分に優しくしないと余裕を持てないし、他人に優しくできないんだよ。人に対して多少嫌なことがあっても、良いところを見つけてしまう。悪い人なんていないんだよね。」

と語るシュウヘイ

そしてオーディエンスに向けられた「感謝。」という言葉には本当に心がこもっているのが伝わってくる。普段よく目にする「感謝」という言葉でも、心から発せられたその二文字からは、信じられないくらいの温かさと質量を感じた。

シュウヘイの言葉でさらに一体となったVeatsShibuya。そこにいる全員の気持ちを確かめるかのように始まったのは、“ 輪27れ ” 。

幻想的なたくLowのギターの音色が会場を包み込み、まさに大きな輪27(わにな)った瞬間をこの目で確かめられたことに目頭が熱くなる。

ここで、ライブの前半戦が終了し、ハーフアクトへと続く。

BACKSHOW2周年を盛大に祝う個性と圧巻と感動のハーフアクトたち

ハーフアクトとして登場した2組が強烈で素敵なパフォーマンスを魅せる。

ならみちwith同級生

Vo./Gt.ならみち@nara_michi)、Ba.おちか@OCHIKA_NWD)、Dr.りょーこからなる、3ピースのガールズバンド、ならみちwith同級生@NaramichiwithD)。

圧倒的な歌唱力とリズム感でオーディエンスを沸かせたのは、Vo./Gt.ならみち
元気ハツラツなキャラと愛嬌で会場を和やかにするBa.おちかのサウンドは安定の一言。

一見ひかえめと思いきや、パワフルで分厚く重いドラムを鳴らすDr.りょーこ

1曲目の “ Late ” では、可愛らしい歌詞と、それを際立たせるような分厚く緩急のあるサウンドでオーディエンスを一気に「ならみちwith同級生ワールド」へ引き込む。軽快に歩むようなリズムでは、ならみちおちかが足踏みをしながら爽やかなパフォーマンスを魅せる。それも、りょーこの安定した土台があってこそ成り立つのだろう。

真っ直ぐに訴えかけるような、ならみちの力強くも儚い歌声が印象深いのは、宮沢賢治の小説である銀河鉄道の夜をモチーフにした “ カンパネルラ ” 。会場中が彼女たちの奏でる音楽に聴き入っている。

3曲目の “ ゲラゲコ ” では、りょーこが片手でドラムを叩き、片手で手を振るというなんとも可愛い職人技を披露。前の方のオーディエンスはりょーこのスティックに合わせて手を振り、後ろの方のオーディエンスは思い思いに身体を揺らし、存分に楽しんでいるようだった。分厚めなロックサウンドに乗るヴォーカルはとびきりポップで、でもどこか懐かしい昭和歌謡のような斬新さ。

ベースが印象的なイントロから始まる “ ゴットマザー ” では、疾走感あるならみちサウンドで会場を満たし、歓声に包まれた。

忘れてはいけない、彼女らはMCも秀逸なのだ。おちかの元気いっぱいの自己紹介「おちかでーす!」に会場は大盛り上がり。

さらに、身振り手振りを交えたBACKSHOWメンバーのコールに爆笑軍団も大喜び。まさに、BACKSHOW2周年の集大成に花を添えた。

遠藤清一郎

次のハーフアクターは、シンガーソングライター遠藤清一郎@takebouki18)。

1曲目の “ 煙草 ” 、その第一声だけでも彼の魅力を語るのは充分だろう。20代前半とは思えないほどの色気たっぷりの芯がある歌声は、聴いた人の心を離さない。

渋いと言われるような歌詞を若者が書くことは、キザやカッコつけという言葉で片付けられることも有るだろう。しかし、若者のリアルな視点だからこそ渋みは増し、いぶし銀はさらに輝く。

2曲目は尾崎豊 “ I love you ” のカバー。清一郎のクリアな歌声に尾崎の歌詞、ある種異様な空間が広がる。……誰が聴いても痺れる。

ここからはギターを持ち、弾き語りパートへ。自身を「人情に厚い」と分析する清一郎。“ 青春の風 ” は、彼が高校を卒業する時に抱いた大きな夢と野望を、この先もずっと持っていたいという想いで書かれた曲だ。膨らむ夢をずっと持って、それに向かって一直線に歌い続ける清一郎そのもののような曲ではないか。客席からは、清一郎のこの先の道を応援するかの如く、自然に手拍子が湧いた。

4曲目はラブソング “ 月夜に2人 ” 。深みのある響きから細かい動きまで、全てが綺麗な粒として降り注ぐようなギターの音に、しばし身を委ねる。

最後の “ 雨ニモマケテ ” では、夢がある人たちを応援したいという想いを高らかに歌い上げる。彼は歌を歌いたいという夢を持ち高校卒業時にギターを始め、東京へやってきた。自分が経験したからこそ、夢がある人を全力で応援したいのだと、彼は語る。

人の目を気にせず、自分らしく精一杯生きよう、という魂込めたメッセージは力強くも等身大で、心に突き刺さる。

夢を諦めそうになった時、どうかこの曲を、そして遠藤清一郎の歌声を思い出して欲しい。

これぞBACKSHOW、冗談抜きに会場が1つになった瞬間を見る

ハーフアクトでさらに高まったボルテージを受けて、BACKSHOW後半戦が幕を開ける。

舞台転換の時点で会場のボルテージは上がりまくり。最強スタッフHIROKAZU(@urakatabiyori)が制作した渾身の動画は、会場をBACKSHOW一色に染め上げる。

一瞬にして雰囲気を作るBACKSHOWは勿論、爆笑軍団には驚かされてばかり。流石は輪27っている同士なだけある。

後半戦は、今の季節にぴったりな “ テキトーサマー ” で幕開け。
オーディエンスを巻き込んだMCで、夏の到来を盛り上げる。
それにしてもあつ氏、夏が良く似合う笑顔をしていることよ。

しかし、熱いパフォーマンスの中で、歌と楽器隊がどこか冷静にぴったりと揃うのは、日々の努力の賜物だろう。

そのままの勢いで “ SHOW TIME ” が始まる。皆、タケノコポーズを取って、とにかく楽しそう。

ちょっと照れたようなとびきりの笑顔でタケノコポーズをするたくLowが印象的だった。

それにしても、ゆれるはオーディエンスをよく見ている。煽るタイミング、位置、本当に職人なのだ。ゆれる本人が客席に乱入することもあり、彼が煽ると会場全体が湧く。

「なんか嬉しいわ~、好きだわ~」と、会場を見回して心底嬉しそうに話すのは、シュウヘイだ。

このライブに掛けてきた男の誇らしい顔、しかとこの目に焼き付けた。

続く “ MY WAY ” では、皆がタオルを回して、各々の場所で暴れまくる。楽器隊のテンションは終始高く、ラストのドラムはこれでもかというほどに鳴る。

ギターソロは、たくLowの見せ場だった。

“ 勝負ノ唄 ” に入る前、「人生に勝つ!やりたいことをやろう!」というゆれるのMCに心が燃え上がった爆笑集団は何人もいるだろう。

シュウヘイのメッセージ性のあるヴォーカルとゆれるのメロディアスなヴォーカルは、それぞれの個性を引き出しつつも歯車のようにガッチリ噛み合い、とてつもない深みを出す。

太い音でヴォーカルとオーディエンスを引っ張る楽器隊の、全てを出し切るかのようなパフォーマンスも、見事だ。

少し雰囲気を変え、“ モノクロスコープ ” 。

たくLowの繊細なギターサウンドが曲の雰囲気を高揚させる。

そしてこの曲、驚いたことに、生で聴くと思った何倍も疾走感のようなものを感じるのだ。ライブ感を非常に感じた。

何よりギターソロ時にオーディエンスを愛おしそうに見つめるシュウヘイの表情は、今夜のクライマックスと言っても過言ではないだろう。

「始まれば終わるし、終わればまた始まる。」という一言に、彼らがこのライブを本当に楽しみにしていたとことが、痛い程伝わってきた。

「マジで愛してます、ありがとう」と会場にいる皆に心からの感謝を述べるその姿が、とてつもなく染みた。オーディエンスは「シュウヘーイ!」コールで受け止める。

本編ラストは、熊本から上京する時の気持ちを書いたという “ 月下美人 ” 。シュウヘイの素直な思いと透明感のある歌声が会場に響き渡る。

皆それぞれの想いを胸に、裸の心をさらけ出して素直に自分と向き合う、そんな空間が広がっていた気がする。

BACKSHOWメンバーは一度ハケるも、鳴りやまないBACKSHOWコールに応える。

アンコール1曲目は “ 爆祭 ” 。

たくLowの粘りあるギターが曲をずんずん引っ張る。

「わっしょい」という歌詞に太くてかっこいいサウンドが乗り、BACKSHOWも爆笑集団も全身全霊で最高の祭りをうねらす。

ラストは彼らのキラーチューンである “ 到来 ” 。

“東京全土先手必勝 熊本からの「産地直送!」”コールで皆がひとつになる。

彼らの凄いところは、クオリティを担保しつつもひとりひとりがオーディエンスをしっかり見ていて、誰一人として置いていかないところ。

端から端まで、全員がノリノリで彼らの2周年を本当に楽しそうに、幸せそうに、祝っていた。

最後にTSUBASAがフロントに立ち、爆笑集団に向けて最高の笑顔でコール&レスポンスをする。
TSUBASAがいると皆が安心できる。サウンドはもちろん人間性も、彼は頼りがいのあるドラマ―だ。

前半戦のMCで「1つになるということは、良い雰囲気になるということ。そういう空間を作りたい。」と語っていたシュウヘイ

終演後、VeatsShibuyaは皆が1つになって、どんなハコよりも良い雰囲気の空間になっていたことは、間違いない。

熊本からの産地直送、いや、この勢いはもはや『熊本からの刺客』と言っても良いだろう。
まだまだ行けるぜBACKSHOW、3年目も爆速で駆け上がれ。

BACKSHOWなら、出来る。

SET LIST

<2021年6月19日/爆祭結成2年目の集大成 600人の爆笑軍団よ輪27れ!>

BACKSHOW

前半

  1. 一点突破
  2. GUN SHOT
  3. 神風
  4. 戦国
  5. PAY IT FORWARD(MV:https://youtu.be/YetKetpgmQc
  6. 輪27れ(LIVE:https://youtu.be/cxhri2zi8Z4

後半

  1. テキトーサマー
  2. SHOW TIME
  3. MY WAY
  4. 勝負ノ唄
  5. モノクロスコープ(MV:https://youtu.be/GlNCiSeuzHk
  6. 月下美人

アンコール

  1. 爆祭
  2. 到来(MV:https://youtu.be/wPVAMhqWGT0

ならみちwith同級生

  1. Late
  2. カンパネルラ
  3. ゲラゲコ
  4. ゴットマザー

遠藤清一郎

  1. たばこ
  2. I love you(尾崎豊カバー)
  3. 青春の風
  4. 月夜に2人
  5. 雨にも負けて(MV:https://youtu.be/YEkqXYCfVQ8

(Photo by Seina / Text by あべMarie

関連記事