【連載】バンドマン白書/第2回

<隔週金曜日連載>
フェスへの本音・ライブとミュージシャン
今回はフェスとかライブとかをテーマにしたいです。けどもまぁ書きます。
やっぱりフェスって出てみたいです。バンドマンとして。ライブってよりお祭りって感じがするし、いろんなミュージシャンと会えるでしょうし。実は高校生の時に地元の小さな夏フェスに出演させてもらったことあります。初めての野外のステージでなかなか緊張したの覚えています。野外って明るくってお客さんの反応がめちゃくちゃ見えちゃって、演奏してる側からするとちょっぴりシビアです。噂によると、中の音が散っちゃって演奏しにくいみたいです。僕らがしたときはすごく演奏しやすかったです。多分いい環境だったんだと思います。野外の演奏ってなんか楽しいんです。
海外のフェスの配信とかYou Tubeでやってるのとかも結構おもしろいです。見てみると結構新しい扉が開けたりすると思います。たぶん今年はコロナのあれでほとんどないでしょうが……
野外のフェスはライブハウスでするライブとはまた違った魅力があると思います。バンドマンとしてもフェスに出たいという気持ちがあります。というのも、やっぱりフェスの方が、ライブハウスであるようなライブに比べるとより多くのさまざまな層のお客さんに自分たちの音楽を聴いてもらえる所です。普段よく出ているような、ライブハウスのライブというのは少し閉鎖的なところもあって。僕らみたいなアマチュアのバンドではお客さんがいない中でのライブも多々あったりするし。フェスとか、サーキットイベントとかは結構出演できるとなると普段より少し力が入ります。
でもライブハウスで普段開催されるようなライブはライブで、魅力があるのです。やっぱりライブハウスはお客さんとの距離が一層近く感じられます。野外に比べて、空気感が共有しやすい気がします。しかも、照明とかも昼の野外よりも綺麗にライブの雰囲気を作ってくれたりするし。
フェスには行ったことがあるけど、ライブハウスに足を運んだことがないという方はけっこういらっしゃると思います。そういう方には、是非ライブハウスでのライブに足を運んで欲しいと思います。僕たちはまだアマチュアのバンドで知名度もなかなかないので。もしライブの機会があったらぜひお越しいただきたいです。貴重なチャンスです。今なら古参になれます。
去年はコロナの影響でほぼフェスはなかったと思います。僕達のライブですら少なかったし。ライブが音楽業界に与えていた活気は大きなものだったと感じます。演奏するミュージシャンだけでなくPAさんや照明さんとかいろんな仕事の方々も携わってらっしゃるし。
少しずつライブも増えてきたり、延期になったり中止になったり、不安定な音楽界の状況です。ライブがミュージシャンにとってどれくらいの意味を持つのか。改めて考えるところなのです。
MONT=LEI/横山偉音(Vo./Gt.)