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【インタビュー(動画あり)】PUTAINS/1st full album『FEEL』リリース!初の全国流通盤に込められた思いを紐解く

2020年3月25日にリリースされた1st full album『FEEL』について、作品の魅力と全国のリスナーに届けたいという彼らの思いをインタビューした。また、PUTAINSからコメントも届いているので合わせて紹介する。

四国の愛媛県を拠点に活動するギターポップロックバンドPUTAINS

60年代UKロックや日本のポップミュージックのテイストを、独自のスタイルで織り交ぜた軽快なギターポップサウンドが魅力のバンドだ。

今回彼らはバンド初となる、全国流通盤1st full album『FEEL』をリリースした。

このインタビューでは、バンドの結成秘話やこれまでの紆余曲折、そして今作『FEEL』の魅力についてたっぷりと語ってもらった。

穏やかでユルい雰囲気を纏う3人の出会いとは?

左から:doy(Ba.)、MSYK(Vo./Gt.)、kajuhiro(Dr.)

今回は初の全国流通盤リリース、おめでとうございます!まずはまだまだPUTAINSというバンドを知らない方も多いと思うので、これまでの歩みについて教えてください。

MSYK(Vo./Gt.):そうですね、元々PUTAINSには前身バンドがあったんですけど…。でもドラムいなかったから全然活動できなくて。そんなとき、ドラムのkajuhiroと会ったんです。8 年前ぐらい前に僕がある日スタジオに行ったら、受付で彼がパタパタ練習してて。それを見て一目で「これはドラマーやな」と。(笑)

Kajuhiro(Dr.):店員やのに仕事せずに…(笑)

MSYK:練習熱心やなって思ったんで。(笑) でも、それからもメンバーの入れ替わりすごくて。2016年ころからPUTAINSと名乗り始めたんですが、そのときも僕ら2人以外は違うメンバーだったんですよね。で、そのメンバーもいなくなっちゃって、そのあとキーボードのkatieが加入してから3人で最初のシングル『Happy&Lucky』を作った、って感じです。

あれ、じゃあ最初のレコーディングのときdoyさんは?

doy(Ba.):あ、僕いないんです。当時は、MSYKさんがベースも弾いてるっていう。

Kajuhiro:そのあとバンドで『出れんの!?サマソニ!?2017』のオーディションに出るためにベース探してて。当時僕が月1くらいでセッションの集まりに行ってたんですけど、そこにたまたま彼(doy)が来てたんです。で、2回目に会ったときくらいに誘って…。

出会って2回目でバンド誘うっていうのもなかなかですね。(笑)

Kajuhiro:セッション終わりに誘ったら、考えるまでもなく「やります。」って。

doy:だって、星野源が好きっていうから…。

MSYK:僕、大好きなんですよ。(笑)

doy:じゃあやる~って。星野源を好きな人に間違いはないかなと。(笑)

運命の出会いが、そこで果たされたわけですね。

MSYK:そうですね、ホント。出会ったのは結構最近なのに、めっちゃ前から知り合ってる気もするし。不思議な関係です。で、この3人になってから現在にいたるという感じです。

自分たちの音楽が間違っていないと証明したい

左から:MSYK(Vo./Gt.)、kajuhiro(Dr.)

ありがとうございます。では続いて、今回の『FEEL』のリリースの経緯について教えてください。

MSYK:実は収録されている曲は、ほぼ2018年の前作『YOLO』をリリースした時点で存在してたので、翌年の夏に向けて『FEEL』を作ろうとしてたんですが、そこでキーボードkatieが脱退したんです。完全に止まっちゃったんですよね、そのとき。

PUTAINSのサウンドって、キーボードの役割かなり大きかったですもんねぇ。

MSYK:そうですね。あんまり他2人には言ってなかったんですけど、このときちょっと諦めてしまって。「あ、もうこれあかんな。」って。

そこからやっぱりもう一度やろうって思えたのは、なにかキッカケがあったんですか?

MSYK:僕はそのときもう心折れちゃってたんですけど、2人がやろうって言ってくれたし、周りのスタッフも助けてくれたんです。脱退したメンバーもそのとき別のバンド始めてたから「これは負けられないな」って思ったのもあったけど、自分たちの音楽が間違ってないっていうのをもう1回証明したいなって気持ちも大きかったですね。

そんな新作『FEEL』ですが、ずばり出来栄えはいかがですか?

MSYK:納得のいくものが作れました。今回、2018年時点で完成していた20曲くらいの中から絞っていったんですが、もし解散していたら世にでることなく眠らせることになったわけで…。そんな曲たちを表舞台に出してあげられたのは、素直によかったなと思います。

音楽を聴いている間くらいは、ハッピーな気持ちでいたいから

左から:doy(Ba.)、MSYK(Vo./Gt.)、kajuhiro(Dr.)

それでは、作品のこだわりポイントやオススメの曲について教えてください。

doy:選ぶのは難しいけど…オススメの曲は『素敵ね』と『Good Wave Good Night』ですかね。これずっと言ってるんですけど、MSYKさんの声が優しいんですよね。だからぜひイヤフォンとかヘッドフォンで聴いて、MSYKさんの声にぜひ癒されて欲しい曲です。

Kajuhiro:僕は今回結構、デモのMSYKさんのドラムの雰囲気を再現しようと思って叩きましたね。今回の『FEEL』だとその方が洗練されるというか、今の段階ではこれが最適かなと思いました。これからはまたどんどん変えていかないとな、とは思っています。おすすめの曲は、アルバムだからこそ入れられた曲ということで、インスト曲の『夜のお道具』ですかね。PUTAINSというバンドと、MSYKさんの多面性も見られるということで。

ありがとうございます。MSYKさんはいかがでしょう?

MSYK:ずっとこだわってるのは、メロディと歌詞ですかね。で、歌詞は絶対にハッピーエンド。それ以外は作らない。そのふたつを、これまでの作品の中では一番思い通りに作れたし納得できたのがこの9曲なので、オススメの曲は全部かなって思います。

絶対にハッピーエンドで終わらせたいという思いの原点ってありますか?

MSYK:まぁ…人生しんどいんで。(笑) 音楽に関わってる時間だけは幸せでいたいっていう気持ちが、かなり強いんですよね。映画とかドラマでも、病気で死ぬシーンとか辛くなっちゃって見れないんです。入り込みすぎるんですよね、僕なんでも。だから、音楽に対してもそう思うから、僕はその時間は幸せでいたいなって。

なるほど。あと、今作からは日本語詞の歌詞にも挑戦してますよね。

MSYK:これまでは、英語の曲が全てやと思ってたんですよね、ファッションミュージックというか…響きとかを大事にしてたんです。けどやっぱり思ってることを表現するのは難しいなって思い始めたんですよ。英語は、ネイティブじゃないですからね。で、試しに日本語で作ってみたら、思ってた通りのメッセージを作れたから、結構自分でもいいなと思って。これまで僕は日本の音楽ほとんど聞かなくて、The BeatlesとかOasisとかが全てやと思ってたんですけど、星野源とかaikoとか、ユーミンとか聞いてそうじゃないなって思うようになりました。日本語でも、素晴らしい音楽があるって気づいたんですよ。それを一番強く思ったのは、ちょうど『YOLO』を撮り終えた後ぐらいですかね。

そうだったんですね。あと私もうひとつ気になってたのは、音源の歌詞カードで英語詞の横に日本語訳の歌詞も書いてると思うんですが、あれもやっぱり歌のメッセージを明確に伝えたいとか、そういう狙いだったんでしょうか?

Kajuhiro:あれ、提案したの実は僕なんです。僕はMSYKさんの日本語の歌詞の言葉のチョイスとか、語感もめちゃくちゃいいと思ってて…。それを知ってもらいたいなと思って、MSYKさん本人に訳してもらいました。あと、音源そのものを買ってもらった人への特典、みたいなところもあるかな。

ありがとうございました、謎が解けてよかったです。それでは最後に、今後の抱負をお聞かせください!

MSYK:今回この『FEEL』を全国に初めて流通してもらって、全然知らない県外の方からも応援メッセージをもらったんです。そういう人たちに会うためにライブしに行きたいですね。あと、今回のアルバムで今のPUTAINSが持っているポップソングや、いいところは出しきったんで、次の音源ではまた全然違うPUTAINSを出せたらいいなと思います。今すでに構想も進めてるので、今年中リリースぐらいの気持ちで、次々やっていきたいですね。

コメント動画

出演:PUTAINS (撮影:曽我美なつめ/編集:倉田航仁郎)

アーティスト情報

PUTAINSの概要やオフィシャルサイト、ディスコグラフィーなどの情報は、以下の記事で解説している。

(Interview & Text & Photo by 曽我美なつめ

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