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【連載】オ客ハ読ムナ。/第1回

<毎週土曜日連載>




最強のコーチ倉坂、登場

はじめまして。このたびミュージックラビッツさんで連載をさせていただくことになりました倉坂と申します。

まずは自己紹介から。

大阪のライブハウスの人です。
三国ヶ丘FUZZというライブハウスで5年ぐらい
南堀江knaveというライブハウスでは7年、いや8年ぐらい?(今も働かせてもらっています)
気がつけばライブハウスで働きだして10年を超えました。

そのかたわら、バンドもずっとやっているのですが、そのバンドの方は残念ながらあまり人気はありません。

非常に残念です。

もう一回、書いときます。

非常に残念です。

ただ、ライブハウスの人としてはありがたいことに、才能あるたくさんのバンドと出会ってきました。

人気者になったり、メジャーデビューしていったバンドもたくさんいました。

僕にはバンドの才能はなかったけど、ライブハウスの人の才能はちょっとだけあったのかもな?などと思っています。

僕がよく言う話なのですが、選手の才能とコーチの才能は違うんです。

僕にはコーチの才能はあったのかもしれません。

さてさて。

せっかく連載の機会をいただいたので

そんな才能あふれるコーチの僕が、まだ誰にも見つけてもらえずにくすぶってる才能ある(かもしれない)選手……バンドマンに向けていろいろと書いていけたらと思っています。

だから最初に注意なのですが、この連載はお客さんは読まないでください。

お客さんは無視します。

完全にバンドマン向けです。

オ客ハ読ムナ。

本格的なスタートは次回からとして、バンドマン向けに普段から持っていて欲しい心がけの話を少しだけ書いて1回目は終わりにしたいと思います。

▼「貧乏」はいいけど「貧乏くさい」のはダメ

基本的に、この日本にいるバンドマンという生き物の95%ぐらいは貧乏である。(倉坂調べ)

もうこれは仕方がない。

生活の糧を何で得ているか?は人それぞれだとは思いますが、金持ちの道楽でバンド活動をしているようなバンドマンなんてほとんど出会ったことはない (たまにいるけど)

偉そうに書いている僕ももちろん貧乏です。

圧倒的に貧乏です。

お金がないのは仕方ない。

貧乏なのは別にいいんです。

でも、「貧乏」でも良いけど「貧乏くさい」のはダメだと思うんですね。

一応、僕らは夢を売ってる商売なんで。
例えば服装ひとつとっても。

バンドマンでも、友達のライブを見るためにお客さんとしてライブハウスに行くこともあると思います。

ライブハウスに行けば、ファンの人と偶然 ばったり会うこともあると思います。

そんな時に、やっぱり貧乏くさい恰好していたらダメ。

別にブランド物の服で着飾ってオシャレしろ、流行りの格好をしろ……なんて意味ではなくね、
お金がかかった格好をしてなくても、やっぱりあの人は普段からオーラあるな~なんて、ファンの人に思ってもらえるような、

最低限のオシャレとか、雰囲気作りは普段からしていないとダメだと思うんですね。

「普段から格好つけてるのなんてダサイじゃん?」
「さえない普通の兄ちゃんが、ステージに上がれば別人みたいにカッコいい」

そんなギャップ萌えを目指す気持ちもわかります。

僕も若い頃は「飾らない格好良さ」に憧れていたもんです。

でも、これは経験上けっこうレベル高いです。

これをパッと出来るヤツはある種、才能のあるヤツですよ。

SNSが普及して、与える側と与えられる側の線引きが完全になくなりかけている時代です。

バンドマンが日常生活をSNSに垂れ流していても違和感のない時代にはなりました。

「等身大の飾らない自分」をさらけ出す方が、お客さんの受けが良いのも事実です。

でも、みんなそうだからって、みんなの真似してても面白くない。

出来るヤツって、意外にその辺りの打ち出し方も計算してやってますよ。

または無意識に出来てるヤツは、そういう才能が時代とマッチしてるヤツ。

一段高いステージからライトを浴びて格好つけて、お客さんに夢を売っているんだから、無駄に背伸びする必要はないと思うけど、それでも普段から少しだけ背伸びしてみるのもいいんじゃないでしょうか?

ちょっと古い考え方かもしれませんが。

アリストテレスの有名な言葉に「人は習慣によってつくられる。」というのがあります。

普段の小さな習慣の積み重ねが、あなたのカッコいい最高のステージに繋がりますように。

というわけで、次回からはバンドマン向けに、もうちょっとタメになりそうなことを書いていこうかと思います。

はい。

という第一回でした。

「連載」……うん。甘美な響きです。

これから、〆切りと戦う売れっ子漫画家さんのような日々がはじまるのですね。

気分は藤子不二雄先生の「まんが道」です。

原稿を落とさないように、打ち切りにならにようにがんばります。

ありがとうございました。

The denkibran(Vo./Gt.)&南堀江kanve(ブッカー)/倉坂直樹

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