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【連載】ミューラビ倉田のラビッツボックス/第15回

<代打的不定期連載>




「1PV=1円」連載企画について

おはようございます!

ミュージックラビッツ編集長、倉田航仁郎(クラタ コージロー)です。

とあるバンドさんたちのご助言をきっかけに、ボクの考えやメディアにかける思い、アーティストさんに対して感じることなどを運営者目線で発信する休載時の代打的不定期連載。

本日は、現在空席となっていて次回作準備中の土曜の代打です。

ミューラビの多種多様な連載は以下にまとまっているので、ぜひご覧ください↓

さて今回は、6月からスタートする「1PV=1円」連載企画のお話です。

今日現在で、活動エリア問わず

  • 新連載確定:13組
  • 調整中:10組

のアーティストさん、ライブハウス関係者さんの連載が動いています。

6月から順次公開していきますが、全てが動いたら20組を超える新連載が、現在の7組(倉田含む)にプラスしてスタートするわけです。

「ずっと見ていて、連載したいと思ってた」というご意見をいただいたりして、知ってもらっていたことや興味を持ってくれていたことが本当にありがたい限りです…!

んで、中には今回は都合悪くて連載には至らなかったのですが、

「知り合いのバンドの方の執筆も以前より読ませていただいており、本当に良いメディア、発信の仕方だなと思っています。陰ながら応援しております。」

といご意見をいただいたりとかして、もうね、感涙です。涙

ありがとうございます……!!

そんなミューラビのマイノリティである連載企画に関する、今回のお話に入っていきますね。

ここにも書いたんですけれど

抜粋すると

これまでは固定報酬をお支払いしておりましたが、これまで連載していただいていた方も含めて、6月から「1PV=1円」がアーティスト様へ報酬として支払われるようになります。
「1PV」、つまり「1回その記事を読まれるたびに、アーティスト様へ1円が入る」という仕組みです。

ファンの皆さまは記事を読んで、拡散して、多くの方にその記事が読まれれば読まれるほど、そのアーティスト様を応援できるようになります。

https://musicloveits.com/archives/news/20210510

ってなわけです。

これを受けて、新規で連載を開始される、とあるアーティストさんからこのような質問がありました。

純粋な疑問なのですが、すいません!
取材記事に関しては掲載料がかかりますよね?
でも、連載も公開前に誤字脱字直したりいろいろと
修正かけてくれるのに、掲載料がないのはなんでなんだろ?
と思いまして。
端的にいうと「倉田さんの取り分なくね!?」と。

確かに!これって不思議に思う人もいるわな!

って思ったのでその説明をしていきます。

すんごい簡単に言えば

  • 書きたいって言ってくれるアーティストさんの気持ちに応えたい
  • 初期から連載してくれている皆さんの記事をもっと読んでもらいたい
  • アーティストさんは音楽だけじゃなくて文章も素晴らしいことがわかった
  • ボク自身が、もっといろんなアーティストさんの文章を読みたい

ってのが、この企画を始めた本心だったりします。

その上で、詳しく書いてみますね。
ちょっと長いです。ごめんなさい。

そもそも、掲載料をいただいている理由は以前説明したのですが、大きく分けて理由は2つあります。

  1. ミューラビライターさんに支払う原稿料をまかなうため
  2. ミューラビ運営に必要な資金を回収するため

その辺りは以下の記事で詳しく書いています。

では、連載については掲載料がないどころかむしろ支払うことになっている理由ですが、これは「記事をミューラビが買い取っている形を取っているから」、です。

これはご質問いただいた内容の通りで、ボクは金銭面で行けば特にこれといった取り分はないです。笑

修正するなどの校閲作業や写真加工、公開準備などは発生するので、細かく言えばお金もらわないと割りに合わないのは間違い無いんですよね、正直なところ。笑

しかしながら、ボク自身がライターとして「無償で書いてもらうこと」に対してやっぱり抵抗があって、それがライターじゃないアーティストさんであったとしても同じだし、そもそも書いていただいていることに価値を感じているので、初めからずっと、一律1記事いくらの固定報酬で連載者さんたちにお支払いしていました。

けれども。

最近になって連載したいって言ってくれる方も増えてきて、その人たちの希望を叶えるためには連載枠を増やさないといけないけれど、ただでさえ赤字なのにこれ以上連載増やしたら支払えない、となっていてずっと止まっていました。

それとは別に、「ファンの方にもわかりやすくアーティストを応援できる仕組み」について考えていた時期でもあったので、頭の中でその二つを合体させて、「記事を見てもらえたらその分アーティストの応援につながる」にしたら、すごくわかりやすいんやないかと思ったわけです。

これについては、とある連載者さんからのご提案もきっかけにはなっているのですが、とはいえ、これならオールオッケーなんじゃないかと。

結果的に記事を見られる数が少なくなればアーティストさんへの報酬は固定報酬よりは下がってしまうのですが、でも拡散してもらえる可能性が増えるならそれは結果的にみんなにとってメリットの方が大きいのではないか、という結論になりました。

次に広告収入についてです。

記事の中には、バナー型の広告を貼っています。

それはクリックされたら収入が発生するというものなのですが、うちのメディアのPV数だと本当に月間お賽銭レベルの金額にしかなりません。笑

けど、これも全体のアクセス数が増えれば変わってきます。

  1. アクセス数が増える
  2. アクセス数が多いメディアは注目度も上がる
  3. 注目度が上がっていけば多くの人に見てもらう機会が増える
  4. 見てもらう機会が増えると、掲載させていただいているアーティストさんを知ってもらう確率が上がる
  5. さらに見てくれる人が増える
  6. アクセス数がさらに増える
  7. それにつれて広告収入も上がる

みたいな感じです。

まあすぐすぐは、そんな上手くはいかんでしょうけれどもね?笑

でも、「このアーティスト、ミューラビで知った」とか言ってもらえるようになってもらったら嬉しいなと思ってるから、そのためにはやっぱりボクはアクセス数を増やすことに尽力しないといけないと思っています。

とはいえですよ。

そんな負担や責任を連載者さんたちに課すつもりは全くなくて
あくまでも、「PV上がったら報酬増えます」でいいんです。

PV上げるための施策は、運営者であるボクが考えなきゃいけないことであって、それに対するご意見は募集中ですけれど、

「自分の連載のPVが低いから申し訳ない……」

とか思わなくて全然良くて。

PV上がるとボクは嬉しい。

でもそもそも、PVが上がってるってことは多くの人に見てもらえているってことなんだから、結果として、連載者さんも嬉しい、はず!なんですよね。

連載してくれてる人たちに負荷をかけたり、競い合ってもらったりして欲しいわけじゃなくて、ボクはただただ、楽しく気楽に好きなことを書いて連載を続けてもらえたらそれでいいと思ってます。

なので、連載者さんたちにPVランキングとか見せたことないし、これからも見せません。

それに、アーティストさんたちはそれぞれ同じ土俵で肩を並べて戦う仲間であり、ライバルだから、時に競い合うことは必要でしょうけれど、それはアーティストさんの本職である「音楽」で競ってもらったら良くて、ミューラビにおいては平等だし、しかも本職でもなんでもない「文字を書くこと」を軸とした連載においては競争心とかいらないんです。

やっぱり、楽しくないと続かないし、そもそもやってもらう意味がないですもん。
しんどいことに時間使うことないんです。
楽しくいきましょう!

ってスタンス。

まあそんなわけでですね。

ライターさんには取材やインタビューに集中してもらえて、そっちの報酬をちゃんとお支払いできるようにした上で、ボクだけの時間を使って対応可能でアーティストさんに費用的負担をかけずに、アーティストさんやライブハウスさんの存在を多くの人に知ってもらい、アクセス数を増やすためにボクがやれることを考えた結果が、この企画になります。

アクセスが増えてそれなりに名の知られたメディアになったら、そこに掲載している皆さんも嬉しいだろうし、そこで記事を書いているうちのライターさんたちも嬉しいだろうし。

ぶっちゃけ、運営面だけいえば赤字であることは変わりないし、アクセスが炸裂したり、取材が増えたりしないと、結果的にメディアとしての赤字は続きます。

やっぱり、掲載料がミューラビにとって一番大きな収入源なので。(とはいえ、潤沢に依頼があるわけでもないんですけれども。笑)

けどこうして連載を通して多くのアーティストさんや音楽ファンの方にメディアの存在を知っていただいて、少しでもミューラビを身近に感じてもらえて、胡散臭いメディアじゃないってこともわかってもらえたら、それって長い目で見たらプラスなんじゃ無いかなって思ってて。

やっぱりほら、まだまだ小さいメディアなので、よくわからないと思いますからね、外から見ていたら。音楽メディアなんていっぱいありますし。

もちろん、何も悪どいことなんて、してないんですけれど、、

それに、前回もお話ししたように、”DANNY BOY”のミニワンマンをはじめとして

今年からミューラビでは、いろんなライブイベントを企画していたりするので、そういうところでも出演していただいたりできたら、もっと多くの人の目にアーティストさんの存在を届けられますし、連載が増えたら対バンでブッキングさせていただくアーティストさんも増えますし、「この連載してる人と対バンしたい!」とかって言ってもらえたら全然企画しますし、そういう意見も欲しいですし。

最終的に、アーティストさんにとって「とりあえずミューラビに相談したらなんとかなる」みたいなメディアになりたくて。

できることは限られてるけれど、そういう思いでいろんなサービス打ち出したりしてるわけなんです。

その一端が、この「1PV=1円連載企画」である、ということが少しでもご理解いただけたなら、幸いです……!

—–✂︎—–✂︎—–こぼれ話—–✂︎—–✂︎—–

クッソ長くなりましたが、途中で切るところがなかったので前後編に分けることもなく行っちゃいました。

大体5,000文字。

長い。

すんません。

想いが溢れました。笑

——✂︎—–✂︎—–✂︎—–✂︎—–✂︎—–✂︎——

というわけで、今回はここまで。

ではまた!

ミュージックラビッツ編集長/倉田航仁郎

プロフィール

倉田 航仁郎

ミュージックラビッツ運営者・編集長

Twitter:@cohzirow3_music

京都在住のフリーライター兼ディレクター。元バンドマン(ベース/ドラム)。お酒はビールと日本酒が好き。自分が楽しいと思うこと、周りが楽しいと思うことを追求していきたい。40代目前にしてもなおラーメン大好きぽっちゃり系。

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