【原点探訪】Base Ball Bear『ELECTRIC SUMMER』×サイツアキノリ(君がそうなら僕はこう)

アーティスト自らが自分の音楽の原点となった楽曲について語り、その思いをお伝えする『原点探訪』。
今回は、大阪で活動するバンド、君がそうなら僕はこうのVo./Gt.サイツアキノリ。
彼の音楽に影響を与えたルーツに迫る!
君がそうなら僕はこうとは
青春メロキュンバンドを掲げ、笑いを織り交ぜたMCや演出で会場を沸かせる、大阪を拠点に活動する4人組バンド。
自主企画イベントの開催や無料配信ライブなど、ファンに寄り添い、ファンを想った活動を精力的に続けている。
Base Ball Bear『ELECTRIC SUMMER』
2006年にリリースされたメジャー1stシングル。
1stアルバム『C』の他、ベストアルバム『バンドBのベスト』や『増補改訂完全版「バンドBのベスト」』にも収録されている。
自分にとっての『ELECTRIC SUMMER』
ロックバンドを好きになったのは兄から貸してもらったサンボマスターの『サンボマスターは君に語りかける』からです。
高校生の僕には刺激の強すぎるロックとの出会いでした。
それからバントにはまり、キャプテンストライダム、GOING UNDER GROUND、RADWIMPS、ghostnote、グループ魂、などなど数えだしたらきりがないですが、たくさんのバンドに出会いました。
その中でも僕のハートを貫いて心臓の風通しを良くしたバンドが『Base Ball Bear』略称ベボベです。
初めて見たのは深夜の音楽番組。
ニューシングルの『ELECTRIC SUMMER』のMVが20秒ほど流れました。
画面には制服の少女と四人のバンドマン。
疾走感とエネルギーに満ち溢れた青春時代の夏。そんな曲で十代の僕はすぐに大好きになりました。
当時のベボベの曲は四つ打ちが多く部活でドラムを叩いていた僕は影響されまくりでした。
四つ打ちしか叩いてませんでした。
そこからベボベの大阪でのライブは何度も通い、他の楽曲も好きになりました。
今でも夏になるとこの曲を聞いて、モラトリアムな気持ちに浸ります。
余談ですが、大学生の頃はボーカルの小出くんを意識しすぎて毎日ネクタイをつけて大学に通ってました。リスペクトがすごかったんだと思います。
君がそうなら僕はこう/サイツアキノリ(Vo./Gt.)