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【配信ライブ放浪記】京都GROWLY”S.N.F”/京都GROWLY

コロナ禍になって以降、全国のライブハウスが趣向を凝らしながら提示した新たなライブのカタチ、『配信ライブ』。

自宅に居ながらにしてライブハウスの空気感を疑似体験できるだけじゃなく

  • 家事をしながら
  • お子様とご一緒に
  • 好きなお酒を飲みながら
  • お布団の中でゴロゴロしながら

などなど、自由なスタイルで気軽に音楽に触れられます。

ライブハウスでの生体験や、サブスクやCD音源で聴く音楽の代替えではない、また別の、ひとつの音楽文化としての可能性。

「普段ライブを見に行っても恥ずかしくて声は出せないけれどコメントならできる」みたいな人、多いんじゃないでしょうか?

「生のライブに勝てない!」みたいな優劣じゃなく、配信ライブには配信ライブの良さがあることをもっと多くの人に知ってもらいたい。
「しばらくお待ちください」からステージの映像に切り替わった瞬間の高揚感を感じてほしい。

そんな思いから、ミューラビ編集長/倉田(@cohzirow3_musicが全国で開催されている配信ライブを巡り、その空気感やライブハウスごとの特色を、アーティスト紹介と絡めながらお伝えする『配信ライブ放浪記』。

今回は、京都にある京都GROWLY@Kyoto_GROWLYの許可をいただいて、2021年5月29日(土)に開催された “ 京都GROWLY ” S.N.F ” ” を、倉田の私見いっぱいにレポートします!

2021年6月12日(土)23:59まではアーカイブが残っているので、チケット購入すればまだまだ見ることができますよ!

京都GROWLY ” S.N.F “

https://twitter.com/Kyoto_GROWLY/status/1385418540702846983?s=20

ACT

配信情報

the sprawls


「ドラマーが今年の4月から就活の関係で引っ越してしまったので、もし聴いててこのバンドのドラム叩きたいなと思ったらぜひ声掛けてください!」

さまざまな状況の中で活動を続けることの難しさを身をもって体験している言葉が綴られる。


エレキギター2本とエレキベース1本でドラムレスのスリーピースバンド。囁くように、語りかけるように歌い上げるボーカルに、変則的でジャンル的にノイズにも近い構成が印象的でした。「ドラムがない」という編成だからこそできる、ビートで攻めないパフォーマンスが斬新だなと思います。ドラムが入ったとしても、この浮遊感にいいアクセントになるだろうし、いい意味で「京都っぽい」バンドだと思うので、今後の進化が楽しみです!

アーティスト情報

Motor Pool Side

https://youtu.be/5K5dj0pr7cA

「いっぱい我慢はしないといけない時期なんですけども。今日という1日に音をいっぱい鳴らして、聴ける時に聴いて、音楽を繋ぎ止めないといけないなと思ってます。こうやって来てくれる人がいる、好きだと言ってくれる人がいる、この状況になって恵まれてるんだなって実感してます。本当にありがとう。」

緊急事態宣言に翻弄されながらもイベント開催を決めたライブハウスと、出演を決めたバンドの決意、そして見にきた観客の決意に感謝と祝福を込めたMCに胸が熱くなる。


神戸のスリーピースバンド、Motor Pool Side。柔和なベースボーカルに心地いいビートを刻むドラム、ブルージーで厚みを演出するギターが三位一体となって包み込むような感覚にさせてくれます。全体的にリズムやアクセントワークがおしゃれでとてもおもしろいので、聴いていて全然飽きない!楽曲の幅も広く、いろいろな景色を見せてくれる、いいバンドさんです!

アーティスト情報

THE HOPKINS

https://youtu.be/RnGlNwagvNg

「こうやって今この一瞬一瞬、一緒にやれてることが今しかできない、聴けないギターソロとか声とか、音楽はもちろん、ライブハウスが好きな皆さんならそれをきっと一番大事にしてると思いますし、時間が早くなってもアルコールが飲めなくなっても、共有できる空間で、楽しめたらなって思います。」

唯一無二である刹那の感動に浸る喜びを知っているからこそ、それを共有したいという素直な気持ちが溢れる。


英語歌詞を巧みに操った楽曲と洋楽を聴いているような音楽性、そして変幻自在のパフォーマンスで会場の空気を一変させたTHE HOPKINS。画面越しにでも伝わる熱量は相当なものだと思いました……!エフェクトのかかったボーカルが異空間へと誘ってくれる、不思議な魅力の詰まったバンドさんなので、今後も追いかけたいです!

アーティスト情報

ドラゴン太郎band


「20歳でギターを初めて21歳でライブをするようになって、24歳で活動を一旦辞めて、去年30歳でこうやってバンドを初めて、ギターを始めたときから数えて10年。僕自身はドラゴン太郎として生きる道を選んだのですが、このメンバーでやっていくのに“ドラゴン太郎band”っていかがなものなのかと。いうわけで、バンド名を変えます!」

この日、現メンバーによるバンド結成とともに由来も含めて新たなバンド名が正式発表された。バンド名は、ぜひ配信を見て確認して欲しい。


事前情報からいろいろ調べたけれどヒットせず、ずっと謎だったドラゴン太郎さん。ネットに情報が出ていなくても、Twitterが鍵アカウントでも、ライブを見たら一瞬で心を奪い去ってしまいました。切れ味を持った爪弾くアコギがバンドを牽引し、電子楽器の中でも埋もれることなくその音をフロントで鳴らし続ける存在感は圧巻です。優しさと力強さを兼ね備えたボーカルは一見の価値あり!MCも楽しい。笑

アーティスト情報

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【会場情報】京都/京都GROWLY

オルタナティブロックを主流とするアーティストが多く集まる京都GROWLYは、京都の “ 生きた音楽 ” に触れることができるライブハウスです。

配信ライブにも力を入れており、手持ちカメラと定点カメラを的確にスイッチングする、ライブ感にこだわったカメラワークも見どころのひとつ。
MCや観客の歓声なども聞き取ることができるクリアな音質で、現地に行かずしてライブ感を疑似体験できる点も◎。

また、これまでGROWLYでライブ配信されたアーティストの楽曲を映像付きで見ることができるサブスクリプションサービス『GROWLY Prime』を開始するなど、新しい取り組みにも余念がありません。

ライブハウス情報

(Special Thanks by 京都GROWLY / Text by 倉田航仁郎




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