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【連載】ミューラビ倉田のラビッツボックス/第12回

<代打的不定期連載>




音楽で売れること=起業で成功すること

おはようございます!

ミュージックラビッツ編集長、倉田航仁郎(クラタ コージロー)です。

とあるバンドさんたちのご助言をきっかけに、ボクの考えやメディアにかける思い、アーティストさんに対して感じることなどを運営者目線で発信する休載時の代打的不定期連載。

本日は、現在音楽活動に集中するべく長期休載中のDr.FOOL( @Dr_FOOL_ )とハヤシライフ( @hayashilife884 )のベーシスト、新田さん( @nitta_expo)の連載『新田概論(仮)』の代打です。

新田さんの連載は以下にまとまっているので、ぜひご覧ください↓

さて今回は、音楽で売れることの本質って起業と同じじゃないかって話です。

自分たちの音楽や存在を不特定多数に拡散して知ってもらうこと自体、とても大切だと思っています。

それがキッカケとなって知ってもらい、自分たちの音楽を好きになってもらうことができるから。

でもそれが全てではなくて、そこからどうするか、だと思うんです。

知ってもらうことはあくまでもキッカケに過ぎなくて、知ってもらったあと、自分たちへの興味を少なくとも半年くらいは繋いでおかないと、離れてしまう気がしていて。

テレビやお店など至るところで流れる有名ソング。

最近なら『夜に駆ける』や『うっせぇわ』とかがそれなんでしょうけれど、そうした楽曲は嫌でも耳に入ってきて、頭に刷り込まれます。

が。

ライブハウスやYouTubeで出会うインディーズの人たちの曲はそうじゃなく、かなり刹那的、つまり瞬間的なものになってしまいますよね。どうしても。

サブスクやYouTube、ライブハウスに自らの意思で聴きに行かないと聴けないものだから。

だからこそ興味を持ってくれた人たちを繋ぎ止める必要があって、そのために定期的な情報更新が必要になってくると思うんです。

毎月新曲を出すとか、そこまでしなくても、ラフ録りした音源や演奏映像を流すとかしてでも、自分たちの音楽を刷り込んで行かないといけないのではないかと。

しかしながら、それもまた難しいというのが正直なところなのかもしれません。

そんなポンポンとレコーディングできないだろうし、そもそも曲がそんなペースでできないかもしれないし。

でも昔、音楽の専門学校に通っていたときに講師の人が

「デビューしたきゃ毎月何曲も新曲作れ。1ヶ月で100曲作れとか言われる世界なんだから」

と言っていて、これが実際正しいんだなってのを最近知る機会もあって、メジャーを目指す人たちはこういう世界に飛び込もうとしてるってことを、まず知る必要があると思いました。

  • 忙しいから
  • 時間ないから

じゃなくて、です。

厳しい世界なんだという考え方のベースがあって、それに対するアウトプットができた上で、自分たちを然るべき人たちが然るべき力と資金を使って各方面に売り込みをかけ、テレビやラジオ、雑誌、最近ならネットニュースなどへの露出を増やし、知名度を高める。

つまり

『大きなイベントやいい対バン、音源を流す効果的な場所を与えられ、そこで曲を聴いてもらえたら売れるチャンスになる!』

ってのは、必ずしも正しくないんじゃないかという話です。

もちろんそれはとても大切だけれど、本当に必要なのは、

いい曲を量産できて、いいライブができる基礎体力があることを基本にして、いかにして多くの媒体に売り込める力を持った人や組織を味方につけるか

ということではないかと思うわけです。

人間、ずっと聴いてたらやっぱり気になるし、好きになります。

ブームはそうやって作られてると思いますし、日本人ってミーハーなので、「流行ってる」っていう実績さえあれば自ずと加速するもんです。

そうした『売り込める力』を持った人や組織ってのは、つまりはメジャーレーベルなわけで、そこに拾ってもらうためには、やっぱりいい曲が量産できていいライブができる基礎体力が必要不可欠で、「自分たちを多方面に売り込んでもらわないと、売れるところまで行けない」という思考回路も持ち合わせていないといけないんじゃないかなと。

何もないところから花は咲きません。

まずはしっかり土壌を整え、芽を出して、花をつけること。

その上で、さらに咲き誇るために必要な肥料や水を与えてくれて、それを流通させてくれる業者と提携すること。

それが揃って初めて「売れる」んじゃないかと思うんです。

テレビのタイアップにもレーベルや事務所の力が働くし、雑誌やラジオの広告にも莫大なお金がかかります。

Spotifyで流れるCMもまた同じく何10万円もするわけで、そうしたお金を注ぎ込んだら売れて、投資した金額を回収できると思ってもらわないといけないんです。

シビアな話ですが、夢物語ではなく、音楽という業界で起業して、楽曲や自分という商品を多くの顧客に買ってもらうためのビジネスである

ということを、まずは理解することが必要なのではないか、というのが、ボクの思いです。

それでもですよ。

楽しくなかったらやっぱり続かないし、そこは前提としてほしいところです。

楽しんでない状態ではやっぱり無理な負担がかかりますし、それを続けるのは心身ともにすり減ってしまいますからね。

まずは、楽しんでいきましょう!

—–✂︎—–✂︎—–こぼれ話—–✂︎—–✂︎—–

先日、子供と公園でサッカーとバドミントンをしまして、今日で3日が経過してるわけなんですが、昨日あたりから全身の筋肉痛に襲われていて、いまだに苦しんでいます。。

運動不足すぎて、少し動いただけでこの有様……

怪我しなくてよかったけれど普段、取材と子供の送迎以外で動かない弊害がこんなところに……

こいつぁヤベェ(汗

——✂︎—–✂︎—–✂︎—–✂︎—–✂︎—–✂︎——

というわけで、今回はここまで。

ではまた!

ミュージックラビッツ編集長/倉田航仁郎

プロフィール

倉田 航仁郎

ミュージックラビッツ運営者・編集長

Twitter:@cohzirow3_music

京都在住のフリーライター兼ディレクター。元バンドマン(ベース/ドラム)。お酒はビールと日本酒が好き。自分が楽しいと思うこと、周りが楽しいと思うことを追求していきたい。40代目前にしてもなおラーメン大好きぽっちゃり系。

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