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【配信ライブ放浪記】Fireloop presents『sigar』/寺田町Fireloop

コロナ禍になって以降、全国のライブハウスが趣向を凝らしながら提示した新たなライブのカタチ、『配信ライブ』。

自宅に居ながらにしてライブハウスの空気感を疑似体験できるだけじゃなく

  • 家事をしながら
  • お子様とご一緒に
  • 好きなお酒を飲みながら
  • お布団の中でゴロゴロしながら

などなど、自由なスタイルで気軽に音楽に触れられます。

ライブハウスでの生体験や、サブスクやCD音源で聴く音楽の代替えではない、また別の、ひとつの音楽文化としての可能性。

「普段ライブを見に行っても恥ずかしくて声は出せないけれどコメントならできる」みたいな人、多いんじゃないでしょうか?

「生のライブに勝てない!」みたいな優劣じゃなく、配信ライブには配信ライブの良さがあることをもっと多くの人に知ってもらいたい。
「しばらくお待ちください」からステージの映像に切り替わった瞬間の高揚感を感じてほしい。

そんな思いから、ミューラビ編集長/倉田(@cohzirow3_musicが全国で開催されている配信ライブを巡り、その空気感やライブハウスごとの特色を、アーティスト紹介と絡めながらお伝えする『配信ライブ放浪記』。

今回は、大阪にある寺田町Fireloop(@Fireloop_infoの許可をいただいて、2021年4月27日(火)に開催された “ Fireloop presents 『sigar』 ” を、倉田の私見いっぱいにレポートします!

2021年5月11日(火)23:59まではアーカイブが残っているので、チケット購入すればまだまだ見ることができますよ!

Fireloop presents『sigar』

https://twitter.com/Fireloop_info/status/1386886211365572609?s=20

ACT

配信情報

ナカシマナカジ(fr.ROVING GRANDPA)

https://youtu.be/Un8DsNJaCSU

※ソロのMVが見つからなかったため、所属バンドのMVをご紹介


「キレイな音楽にはキレイな場所が似合いますし、ステキな音楽にはステキな人たちがよく似合います。今日もその一部になれればいいなと思います。」

いつの時代も変わらない普遍的な思いを語り、続いて演奏されたラブソングはまさにキレイでステキな音楽だった。


ナカジさんがギターボーカルを務めるバンド、ROVING GRANDPAのライブは一度見たことがあったけれど、弾き語りのときはバンドで歌うような力強さや疾走感をグッと抑え、優しさに満ちた歌い方がとても印象的だった。バンドを背負っていなくとも音楽の厚みや深みは十分感じられて、楽曲とナカジさん自身が持つポテンシャルの高さを感じさせてくれるいいステージでした!

アーティスト情報

所属バンド情報『ROVING GRANDPA

中嶋 龍之介(fr.Hue’s)

https://youtu.be/rBufr0Dce0Y

※ソロのMVが見つからなかったため、所属バンドのMVをご紹介


「考えなあかんこといろいろあると思うけど、今日のイベント、この数時間の間くらいは全部忘れて楽しい気持ちで、暖かい気持ちになれるようにしたいです。そんな歌、歌いたいです。全部忘れてくれ。今日くらいは。」

今の情勢を否定することも肯定することもなく語られる言葉に嘘はなく、見ている全ての人の心に寄り添ってくれる。


歌唱力が求めらる弾き語りスタイルにあって、アコギとの相性抜群の声と歌唱力、いい意味で抜け感のある歌い方、そして心地よい低音のバランスが絶妙の名ボーカリスト!ギターのボディー使ったパーカッシブな奏法なども織り交ぜながら、ギタリストとしてのテクニックも遺憾無く発揮していて、配信でもその細やかな技がしっかり聴き取れるから見ていて飽きない。まだ一度も見たことがないバンドスタイルにも興味を掻き立てられました!

アーティスト情報

所属バンド情報『Hue’s

ヤマトパンクス(fr.PK shampoo)

https://youtu.be/wocb6jbRZ9Q

※ソロのMVが見つからなかったため、所属バンドのMVをご紹介


「Fireloopね、すごい思い出の場所というか、いろんなことがありましたね。(店長の)足立さんと初めて喋ったとき、打ち上げですごい口論になってそれから飲んでくれなくなったんですけど(笑)でもこの場所が好きなんでね、今日も出てます(笑)」

熱い歌とは対照的に、客先との絡みを交えながら終始和やかなムードで展開するMCに笑いに包まれていた。


アコギで演奏していたこれまでのふたりとは異なり、fホールのついた緑色のリッケンバッカーによるエレキスタイルの弾き語り。少しハスキーでいてキレイなファルセットを響かせる力強い歌い方で、一気にその世界に惹き込む歌唱力は圧巻。脱力感がありつつもちょっと毒っぽいMCで会場からは笑いが溢れ、温かい人間味が感じられて、充実した30分でした!

アーティスト情報

所属バンド情報『PK shampoo

仲川 慎之介(fr.時速36km)

https://youtu.be/VBK_Dn82wB4

※ソロのMVが見つからなかったため、所属バンドのMVをご紹介


「幸せに生きれるようになれば一番いいと俺は思うので、ここに来た人は幸せの成分だけとって、幸せになれる行動をお互いとりましょう!健康でいてください、幸せでいてください!」

全てのアーティストが抱えるモヤモヤを言語化し、素直に伝える姿勢に胸が熱くなった。


バラードからアッパーな曲までをアコギ一本で表現しきる多彩なパフォーマンスは、華奢な見た目と柔和な話し声からは想像できないほどパワフル!丸みのある歌声が聴くものの壁を取り払い、心にスッと届く感じ。楽曲の幅も広くて「これがバンドになったらどんな進化を遂げるのか……」と思ったし、ぜひ生でバンドスタイルのライブを見てみたい!もっといろいろな曲を聴きたい!興味津々!

アーティスト情報

所属バンド情報『時速36km

【会場情報】大阪/寺田町Fireloop

手持ちカメラによる動きのあるアングルではなく、定点カメラのみというアングルのおかげで、観客の盛り上がりやアーティストの様子が見切れることなく映し出されるから、実際にライブハウスで見ているように好きな場所を好きなときに見ることができていい感じです。
また、基本的に定点で演奏する弾き語りスタイルにおいては、この定点カメラはすごい相性いいなと思いました。

DVDのようなキレイにパッケージされたライブ映像とは異なり、客席の臨場感を疑似体験できる、こだわりに満ちた配信ライブがFireloopでは見ることができますよ!

ライブハウス情報

(Special Thanks by 寺田町Fireloop / Text by 倉田航仁郎




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