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【ライブレポ】スムージチークス/和やかで優しい時間が包む至福の配信ライブ

昨今の騒動によって3月に予定していたライブが軒並みキャンセル、延期をせざるを得なくなったスムージチークス。その分の想いとファンへの気持ちを2020年3月15日、配信ライブという形で届けてくれたので、その様子についてレポートしていく。

(使用している写真は配信映像をもとに構成しているため、画質が悪くなっている。あらかじめご了承いただきたい。)

ライブレポ:和やかに展開する幸せなスタジオライブ

この配信ライブに先駆けて演奏して欲しい曲のリクエストがSNSで募集されており、その中から選曲されるというファン参加型のライブとなった。

今回はLINEとInstagramで配信されたので、この記事ではLINE配信の画像を使用していく。

リクエスト全てに応えることはできないものの、普段やらないような懐かしい楽曲もラインナップしたことから、メンバーはこの日に向けて相当な練習を積んできたとのこと。

そんなMCを挟みながら楽器やカメラのセッティングが進められる。

かとはる(Ba.)とジャッキー(Key.)、スマホを確認しながらカメラをセッティング中

そしてついに配信ライブが開始した!

「スムージチークスですよろしくー!」

まず最初に演奏されたのは、『ゴールデンパーティタイム』と『SHOW ME』のメドレーだ。

2012年にリリースされた自主制作フルアルバム『2010』と、2016年リリースのアルバム『Vivid Soul』からの選曲という、古参ファンには垂涎の選曲と言える。

1曲目:メドレー

カメラのセッティングを変更して演奏された2曲目は、各メンバーが歌うパートのある『ロックンロールで踊り明かそう』。

ロカビリーをベースとしたノリノリのロックチューンで、これも『Vivid Soul』からの1曲となっている。

2曲目:ロックンロールで踊り明かそう

カメラのセッティングを変更したり立ち位置を変更したりしながら少しでも見えやすいようにと試行錯誤している感じも視聴者への愛を感じる時間であり、視聴者も一緒に楽しめる参加型ライブであることを表している。

視聴者からは「カメラに近いから、演奏している手元がよく見えて楽しい」というコメントがあるほど、普段はステージ上にいるメンバーが至近距離で演奏している感覚は観ていてとても新鮮だった。

そして3曲目に選ばれたのは、2年前のワンマンのときに1回だけ演奏して以来1度もしていないという幻の楽曲『グッドモーニング』だ。

Dr.のあいりも「スリルがやばい」と口にするほど、久々すぎることが感じられる。

この『グッドモーニング』は音源化もされていないので、演奏されたその1回を観た人以外は本当に初めて聴く、まるで新曲のような印象だっただろう。

3曲目:グッドモーニング

しかし演奏が始まるとカッチリ決まるあたり、さすがと言わざるを得ない。

キーボードが優しく響くミディアムナンバーで、古さを感じることもなく逆に新鮮に感じた。

メンバーも、過去1回しかやっていない曲とはいえ演奏に手応えを感じたようで、ライブのラインナップに加えるかもしれないという言葉まで飛び出したので、今後に期待したいと思う。

ここで、Gt./Vo.ゆうとから「リクエストを募集したけど、もしリクエスト来なかったらどうしようって思ってたけど、いっぱい来て嬉しかった」という本音が漏れた。

実はこの日のライブも、リクエストされるということも、ゆうとが一番楽しみにしていたようで、リクエストが集まったことも含めて喜びに溢れる様子が観て取れる。

そんな思いから続く次の曲は、リクエストランキングで2位だったという人気曲。

ゆうとから「最近誕生日だった人います?」と質問されると、早速コメントが集まり始める。

コメントをチェックしていたジャッキーから「10月の人いる。 あ、3月の人もいる!」と言われると、ゆうとから「オッケー、じゃぁその人たちに向けてやろう!バースデーは誰にでもくるんだぜ!」という煽りから演奏された4曲目は、MVも公開されている『バースデー』。

4曲目:バースデー

ライブでもお馴染みの曲であり、メンバーからも「馴染んでる曲やからリラックスできる」と声が上がるほど、スムージチークスにとっても思い入れのある楽曲だ。

演奏を観ていた視聴者からも「ゆうとさんのテンションが高くていい感じです」というコメントがくることからも、そのテンションは画面越しにも伝わってきていた。

そんな、現在のスムチーを代表する楽曲のあとは、なんとKey.ジャッキーとBa.かとはるが加入前の曲で、ジャッキーにいたってはこの曲を知らなかったらしいという1曲。

昔すぎて思い出すのに必死だったと言いつつも演奏された5曲目は、『ゴールデンパーティタイム』と同じく2012年発売の『2010』に収録されていた『四次元ブランコ』だ。

5曲目:四次元ブランコ

独特でオシャレな雰囲気をまとったミディアムナンバーで、最近のスムチーとは違った一面がうかがえた。

視聴者からも「このソウルな感じがいい!」というリアクションがあったものの、音源は現在は売り切れてしまってもう手に入らないという幻の名曲となっている。

しかし、あいりからは「好評だったらライブでもやるかもやし、音源化もあるかも」という期待できる発言もあったので、今後の動向に注目しておこう。

続く6曲目は、最近のスムチーの代表曲となっている、歌って踊れるキラーチューン『いいぜ!!』。

ランキングでも圧倒的な得票数で1位を獲得した楽曲だ。

楽器を弾かずに踊りまくるジャッキーの笑顔が画面いっぱいに広がり、ハッピーな空気感がヒシヒシと伝わってくる。

6曲目:いいぜ!!

ゆうと「みなさんのおかげで楽しいです。ありがとう。世間はいろいろあって3月のライブは自粛しましたが、4月からまた動き出すんで、よろしくお願いします。その代わり、3月21日の土曜にまた配信ライブします!どこまで対応できるかわからんけど、リクエストも答えるかも。うちの母親から、誰も知らんようなセピアという曲がリクエストされたけど断りました。」

笑いながらそう語りつつも、最近の騒動の影響による悔しさは我々視聴者の想像を遥かに超えるものだと思う。

そんな中で、少しでもファンのみんなに音を届けたいという彼ららしいプレゼント

それがこの配信ライブなのだ。

しかし幸せな時間が過ぎるのは早いもので、配信ライブもいよいよラストソングとなり、ラストに選ばれた7曲目は『働くよ』だった。

7曲目:働くよ

ムーディでメロウな楽曲で締めくくり、全7曲、1時間に及ぶ配信ライブは幕をおろした。

メンバー同士の仲の良さと溢れ出す優しさが魅力のスムージチークス。

終始和やかなムードで、観ている視聴者もほっこりしてしまう雰囲気を作り出すところが実にスムージチークスらしいと思える配信ライブだった。

視聴者からは、初めて聴く曲や珍しい曲が多くて楽しかったというコメントが多かった印象だ。

何年前の曲であっても色褪せることなく、その時代時代に適合する魅力を秘めている、そんな可能性を感じることができた。

最後、ゆうとから「僕たちは元気で音楽やってますんで、どこかでまた会いましょう!また次の配信に向けてリクエスト待ってます!」という言葉で締めくくりられた通り、彼らはこの騒動の中でも腐ることなく自分たちの道を進んでいる。

予定されていたスムチー感謝祭は夏頃に延期になったとはいえ、今回の悔しさをバネに倍以上で返してくれることだろう。

これからもスムージチークスの活動から目が離せない。

SET LIST

  1. メドレー(ゴールデンパーティタイムSHOW ME
  2. ロックンロールで踊り明かそう
  3. グッドモーニング
  4. バースデー
  5. 四次元ブランコ
  6. いいぜ!!
  7. 働くよ

アーティスト情報

スムージチークスについて

スムージチークスの概要やオフィシャルサイト、ディスコグラフィーなどの情報は、以下の記事で解説している。

(Photo by スムージチークス / Text by 倉田航仁郎

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