【連載】ミューラビ倉田のラビッツボックス/第6回

<代打的不定期連載>
ミューラビが記事掲載以外にやっていること
おはようございます!
ミュージックラビッツ編集長、倉田航仁郎(クラタ コージロー)です。
とあるバンドさんたちのご助言をきっかけに、ボクの考えやメディアにかける思い、アーティストさんに対して感じることなどを運営者目線で発信する休載時の代打的不定期連載。
本日は、ご多忙のため急遽休載となった愛媛のライブハウス、松山サロンキティ(@salonkitty_myc)の店長、武花正太さん( @take87syouta )の連載『パーティ日和』の代打です。
武花さんの連載は以下にまとまっているので、ぜひご覧ください↓
さて第6回の今回は、ミューラビに掲載する記事作ったり公開したりしている以外にやっていることについて、ご紹介してみようと思います。
宣伝っちゃ宣伝ですが、やってることやできることを知ってもらいたいという意味を込めて……!
ミューラビを立ち上げて2年目に入ったわけですが、ここまで紆余曲折ありました。
本心は「アーティストさんのファンを増やしたい」という思いを持っていても、実際うちのメディアで具体的にできることが見つからなかったから、ただの紹介メディアとして運営するしかありませんでした。
そこから、たくさんの人たちのお力添えとご助言をいただいて、ようやくMVを作ったり新人発掘プロジェクトやプレイリストに推薦したりすることができるようになってきたのが現在です。
なので、ここで少しミューラビが記事を作成して掲載する以外にやっていることをご紹介しようと思います。
1.ミュージックビデオ制作
MVは当メディアにライター兼クリエイターとして参加してくださっているSudieさん(@sudie_jp)の会社『株式会社blissCreative(@blissCreative5)』が関西エリア。お笑い芸人などの映像を手がけるクリエイターの石田ダダさん(@ishida_dada)が関東エリアという、二組全面協力のもと、作成しています。
製作費は50,000円が基本です。
別途、スタジオ代や小道具がいる場合、特殊な編集などは追加費用がかかりますが、基本的には50,000円で収まる範囲でなんとかする方向で進めて、ご要望に合わせて追加を検討するという感じで制作します。
これ、結構破格だと思います……!
制作したミュージックビデオは、こんな感じです。
AiueO(@AiueO_rkc)
ロケ地:大阪/大泉緑地 etc…
制作:株式会社blissCreative(@blissCreative5)
2.大手レーベルの人が発起人となった新人発掘プロジェクトでの推薦。
新人発掘プロジェクトとは、東芝EMIやユニバーサルミュージックで音楽制作ディレクターをされている今村圭介さん(@KeisukeImamura)を発起人とした、新人アーティスト発掘の実験的プロジェクト、IMALAB(@imalab2021)です。
「何年も何十年も、音楽で一緒にドキドキできるアーティストに出会いたい。」
というコンセプトで運営されており、最近インディーズレーベルを立ち上げたりしてかなり活発な団体で、ボクもこのプロジェクトに参加しています。
そんなIMALABが運営していて、業界の方も一目置いているという話題のプレイリストに、ボクからミューラビで紹介させていただいた中で選定条件にあったアーティストさんをレコメンドさせていただいたりしています。
このときは、連載もしてくださっているTanakaEmiカさん(@emika_0204)率いるパレットパレッツ(@PalettePalettes)をレコメンドしました。
3.外部レーベルのプレイリストへの参加。
大学生にしてFTZ Records(@ftzrecords)というインディーズレーベルを運営しながら、Eggsなど各大手メディアでキュレーターをしているkakkaさん(@aka_kin1)のプレイリストにも、ボクはキュレーターとして参加しています。
ここでも、掲載させていただいたアーティストさんをリストインして、少しでも多くの人に聴いていただけるきっかけになればと…!
以下の人はボクではないですが、こんな感じでそのうち公開されると思います!
4.配信ディストリビューション
楽曲を大手配信メディア(Apple MusicやSpotifyなど)にまとめて配信してくれる配信ディストリビューションサービスです。
配信と合わせて、通常は難しい大手プレイリストへ推薦や、楽曲の再生数を増やすためのマーケティングや売り方などを一緒に考えながら育ててくれる、サービスになっています。
誰でもいいわけではないのですが、先方と話して双方で納得できるとなった場合に初めて動き出すので、まだ実績はありません。
作品ごとに定額で1,000円で年会費はかからないという料金体系も魅力ではないでしょうか?
現在何組かご相談いただいているので、こちらも追ってご報告できるかと!
5.各種ご紹介
- ライブ写真やアー写を撮って欲しいけど誰に頼んだらいいのか……
- レコーディングスタジオを探している
- 楽器が上手くなりたいからバンドマンがやってる音楽教室って知らない?
そんなお悩みを解決するべく、ミューラビとつながりのある範囲でご紹介できるところとお繋ぎします。
もしご要望あれば、いつでもお声がけください!
一部ですが、こんな感じです。
こうした動きの中で、ありがたいことにさらにご協力いただける会社や団体が名乗りを挙げていただいているのですが、そこはしっかりとした決意を持って「アーティストを食い物にしようとしていないか」という基準でお話をして、一緒にやらせていただくかどうかをボクなりに熟考した上で判断しています。
ボクの想いは「少しでもアーティストさんのためになることをやっていきたい」ということ。
これがブレたら、意味がないと思っているから、「他で食えなくなったからアーティストで一儲けしてやろう!」みたいな、そう感じられる申し出については、断固としてお断りしています。
とはいえ、ボクはメディア運営者。
インディーズレーベルのように、レコーディング費用を負担したり音源CDを各店舗に配り歩いたりすることなどができるわけではありません。
ボクたちに可能な限り、なにかアーティストさんやライブハウスのためにできることはないか。
これを日々考えています。
アーティストさんのためになるなら、ボクがインディーズレーベルになることすら、いとわない覚悟です。(ちょっと大袈裟かもですけれど。笑)
これからもなにか、新しいサービスや企画がリリースできると思いますので、今後もミューラビの動向もぜひチェックしてみてくださいね!
というわけで、今回はここまで。
ではまた!
ミュージックラビッツ編集長/倉田航仁郎
プロフィール

京都在住のフリーライター兼ディレクター。元バンドマン(ベース/ドラム)。お酒はビールと日本酒が好き。自分が楽しいと思うこと、周りが楽しいと思うことを追求していきたい。40代目前にしてもなおラーメン大好きぽっちゃり系。