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【ライブレポ】MONT=LEI/すべてを飛び越えていく。ステージで魅せる彼らの世界

2021年3月20日和歌山Live space MOMENTS(和歌山市 米屋町)で行なわれた「JOYNT.neo」。出演者はcry babyスカッシュなかの たいきMONT=LEIの4組。2020年3月に開催予定だったイベントが中止となり1年越しのリベンジとなる本ライブは、出演者からも気合いと熱量が伝わってきた。今回は、そのなかからMONT=LEIのライブレポートをお届けする。

和歌山Live space MOMENTSの新型コロナ対策

  • 入場時検温、消毒用アルコール設置
  • マスク着用
  • 観客は大声禁止

“聴く”ではなく“ほろ酔う”。MONT=LEIの世界観に堕ちていく

(※ “ほろ酔う”雰囲気を感じていただくため、この記事の写真はモノクロでお送りします)

のっけからMONT=LEIの世界観へ引き込むようなイントロ。ドラムの音が跳ねると、テンポアップし横山偉音(Gt./Vo.)が歌い出す。この時点ですでに一曲目のタイトル通り音の波に “ 溺る ” 感覚だ。You tube、サブスクリプションでもまだ公開されていない本曲。

3ピースの楽器がマッチした心地よいテンポ、曲の半ばでは三木佑真(Ba.)と春谷ケイスケ(Dr.)のベース・ドラムプレイが楽しめる。曲の後半はまるでブラックミュージックを思わせる。激しくなるドラムとまるで相反するしずくのようなギター。それでも最後の着地はまるでファーストクラスの乗り心地だった。

いやはや。MONT=LEIには毎回色んな味がする音楽を教えてもらう気がする。ハリー・ポッターで言う百味ビーンズ。これは何味だろう?と思う前にまず耳に放り込め。

横山偉音(Gt./Vo.)/@tele1014

拍手が鳴り止んだタイミングで「あらためまして、MONT=LEIです!」と横山。緊張気味に話し出す。

「地元でやるのすごい久々で。すげー緊張しているしすげー楽しみやったし、力入れてて」。

JOYNT.neoの前身JOYNTが自分たちの初めてのライブ経験だったことを話す。

1年越しのリベンジライブ。ライブができなかったくやしさと、またライブができるうれしさの両方が、会場の隅にまで伝わるようだ。

次回のライブ告知を飛ばしかけていたところを三木にフォローしてもらい、忘れずに告知したあと最新曲 “ かげろう ” へ。

https://youtu.be/IB394pAGwLQ?list=UU2K7o0Ct0cj320i42yWphcg

とろとろと流れるようなイントロから始まる“かげろう”。夜を思わせるミュージックに夏の恋をテーマにしたリリックが乗る。

《かげろうみたいな恋にしないで 揺蕩う浴衣に心は滑り込む》

《かき氷屋を一瞥する 君の柔らかい頬に 馴染む月夜が沈んでく》。

春谷ケイスケ(Dr.)/@haruun0325

もどかしい恋する気持ちを歌うのに、間奏は幾分のアルコールが含まれているようなアダルトな雰囲気に寄せてくる。

どっぷりとMONT=LEIの世界観に酔ったところで「ラスト一曲になります、MONT=LEIでした!」と横山

ラストの曲はこちらも夏を歌う “ 藍夏 ” 。

https://www.youtube.com/watch?v=Fe9_yx1oNy4

これまで曲の土台を担ってきた三木がここにきて前に出る。

ドラムは音量を落とし、ベースの心地のよい低音が完全に会場を支配した。曲の終盤に差し掛かると、ドムドムとドラムが大きくなり、クライマックス感を表現。ギターソロもあり、MONT=LEIのステージは幕を閉じた。

三木佑真(Ba.)/@yuma_bass5

意外にもライブバンド!?音源外の魅力が毎回見つかる

もしかするとここはまだMONT=LEIの地表部分かもしれない。ライブでは、配信で伝わらない表現や演奏に込められる想いを味わうことができ、ときどき置いていかれそうなほどの深い世界観を見せてくれた。一曲一曲に彼らの「あれもやってみよう」「こうしてみたらどうだろう」というチャレンジングな思いが見えるようだった。

ライブ後にMONT=LEIのメンバーに今回のライブについての感想を聞いた。

横山偉音(Gt./Vo.)

特別な思い入れの中で、僕達らしさの出せたライブになったと思っています。MONT=LEIをライブハウスで観て、聴いて頂ければ、全部納得していただけるはずです!

三木佑真(Ba.)

今回のライブはかなり力を入れていたので皆様に見てもらえてとても嬉しいです!現在音源を制作中なので今後の動向をチェックしていただけたら嬉しいです。

春谷ケイスケ(Dr.)

多くの方々に僕達の演奏を見てくださってとても光栄です。またたくさんライブに出て自分たちの技術を磨き上げ進化していこうと思います。

和歌山から飛び出した彼らはまだ十代。コロナ禍でゆらぐ社会情勢も乗り越え、音楽ジャンルすら飛び越えてこれからステージに立つ機会も多くありそうだ。

SET LIST

〈2021年3月20日/ JOYNT.neo〉

  1. 溺る
  2. カゲロウ(視聴動画:https://youtu.be/IB394pAGwLQ?list=UU2K7o0Ct0cj320i42yWphcg
  3. 藍夏(視聴動画:https://www.youtube.com/watch?v=Fe9_yx1oNy4

アーティスト情報

(Photo & Text by ミドリM / Edit by 倉田航仁郎

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