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【連載】ミューラビ倉田のラビッツボックス/第4回

<代打的不定期連載>




目標設定できてますか?

おはようございます!

ミュージックラビッツ編集長、倉田航仁郎(クラタ コージロー)です。

とあるバンドさんたちのご助言をきっかけに、ボクの考えやメディアにかける思い、アーティストさんに対して感じることなどを運営者目線で発信する休載時の代打的不定期連載。

本日も、現在音楽活動に集中するべく長期休載中のDr.FOOL( @Dr_FOOL_ )とハヤシライフ( @hayashilife884 )のベーシスト、新田さん( @nitta_FOOL )の連載『新田概論(仮)』の代打です。

新田さんの連載は以下にまとまっているので、ぜひご覧ください↓

さて第4回の今回は、愛していた音楽を止めないといけなくなる原因について、ちょこっと語ってみようと思います!

前回も少し触れましたが、この1年で活動を止めたり解散したり脱退したりするアーティストさんを数多く見てきました。

コロナ禍で思うような活動ができなかったこと、予定していたライブが全部飛んだこと、そもそもアーティスト活動を維持するためのその他の仕事がままならなくなって生活することに必死になったことなど、そのきっかけはさまざまだとは思います。

しかしながら、これまでギリギリのラインで夢を追い、やりたいことを続けるために張り詰めていた糸が強度限界を迎えるには、このコロナ禍は十分すぎるきっかけだったのではないでしょうか。

とにかく目前の目標に向かって邁進することで音楽生命をつなぎ、次の目標を見つけてまた進む。

ワンピースで言えばグランドラインで次の島に向かって冒険を進めるようなもので、コロナ禍でライブハウスが閉鎖や休業を余儀なくされ、さまざまな施設が時短になったことは、海王類が闊歩する海域においてログポースを失くしてしまったようなものではないかと。(ワンピースを知らない人はすいません)

心血注いで魂の叫びともいえる作品を生み出し、ファンの前でパフォーマンスするアーティストさんには、たとえ誰かに似ている作品だったとしても他者が真似できないような輝きを含んでいるとボクは思っています。

そんなアーティストさんが音楽を止めずに奏で続けるには、どうしたらいいのか。

なにが、アーティストさんから音楽を奪うのか。

対外的な要因は往々にしてあるとしても、結果論、自分自身の中の情熱が消えてしまったり、音楽にかける比重を小さくせざるを得なくなったりしたことで、本当は楽しくて始めたはずの音楽を継続することが苦痛になってしまった、ということもその要因のひとつなのではないでしょうか。

実際、こういう思いを吐露してくれたアーティストさんもいて、それを聞いて胸が痛くなったことはいうまでもありません……。

では、愛していたはずの音楽が何故そんなにアーティストさんを苦しめるのか。

大好きな音楽を鳴らし続けて食べていくためにした努力しているのに、結果としてその音楽に殺されてしまうのは何故なのか。

これはおそらく、「売れるために必死になって多くの犠牲を払いすぎた」ことが原因ではないかと思うのです。

もちろん、緩くやっていて夢を叶える人は一握りだと思いますので、必死になることは必要でしょう。

でも、あまりにも自分の現実と遠い(と思われる)目標を掲げ、場当たり的に出てくる未知のハードルを超え続けていたのではそもそも体力も気力も続かなくなってしまっても不思議ではありません。

そこで思うのです。

具体的な目標が重要なのではないかと。

具体的な目標に向かうためのロードマップを作り、その過程で短期的にクリアすべき小さなハードルをたくさん設ける。

ここでキッチキチのハードルを設けてしまうと首が絞まってしまうので、ある程度実現可能な範囲で設定する。

自分たちの生活が維持できて、音楽に心血を注げるギリギリのライン。

「売れたいなあ〜」

じゃなくて

「売れたい!」

この気持ちを維持できるだけのロードマップを引いてみる。

その中で、当然自分の知らない世界のことだから予期せぬことはたくさん起こると思うので、それはその度にしっかりと考えて軌道修正していく。

これだけでも、少し気が楽になるのではないかなと思うんです。

「やってるわ!」って人、「アーティストでもない奴が偉そうに言うな!」って思った人はごめんなさい……。その点は本当にごめんなさい……。

ただ、掲載したとかしてないとか関係なく、たくさんのアーティストさんと話してきた中で「目標設定が曖昧」に見えた人が多かったように思えたんです。

そもそも「売れる」ことが目標だけれど「どうなったことを売れたというのか」という定義付けがなかったり、具体的な施策をなにもしていなかったり……。

それってとてももったいなくて、せっかくいい音楽やっててかっこいいのに、運に任せてしまってるところが多くなってしまうと思うし、そうなるとただただ走り続けなきゃいけないから息切れもするだろうし、何か問題が起こったときにすぐにへし折れてしまうのではと思うんですよ。

ミューラビにおけるボクの目標は、掲載させていただいたアーティストさんのファンが1人でも多くなること、アーティストさんが楽しく音楽を続けられる環境を作ること、読者の方に1組でも多くの素晴らしいアーティストさんと出会ってもらうこと、です。

ボクがミューラビを運営している中で、場当たり的にいろんなサービスが追加されたり連載始まったりしていますが、それはあくまで柔軟に考えながら目指すべき目標に向かって進んでいる中で軌道修正しているからです。

こうした進み方は、きっとどんなことでも同じで、もちろんアーティストさんも例外じゃないから、その中でも息切れしないように、楽しくやっていけるような短期的な目標を定め、それを順次クリアすることで自分たちが達成感を持ちながら進んでいくことがとても重要ではないかと思います。

自分たちの目標とロードマップ、一度具体的に書き出してみてはいかがでしょうか?

ボクもなにか思いついたら共有しますね!

偉そうにすいませんでした。

※追伸

18年ほど前、倉田がバンドマンだった頃のアー写が出てきたので、絶妙にメンバーの顔を隠しながらこの記事のTOPで使ってみました。

しかしあれですね、若いですね。細いですね。笑

今の倉田を知っている人からしたら、一番左にいるボクを見つけられないんじゃないでしょうか?

このバンドもまた、この記事で書いたような内容で解散したので、その例として採用してみました。

懐かしい。

というわけで、今回はここまで。

ではまた!

ミュージックラビッツ編集長/倉田航仁郎

プロフィール

倉田 航仁郎

ミュージックラビッツ運営者・編集長

Twitter:@cohzirow3_music

京都在住のフリーライター兼ディレクター。元バンドマン(ベース/ドラム)。お酒はビールと日本酒が好き。自分が楽しいと思うこと、周りが楽しいと思うことを追求していきたい。40代目前にしてもなおラーメン大好きぽっちゃり系。

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