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【ライブレポ】Glaspain/配信レコ発+盟友最後の舞台を華やかに飾ったステージ

3月12日(金)に大阪のライブハウス、北堀江club vijon(@clubvijon)にて開催された、Glaspainとclub vijonによる共催ライブGlaspain × vijon【Reflect Pain】」Glaspainの『白日』がサブスク解禁のレコ発、そしてサポートドラムのyuya(@yuya_120920)が参加する最後のライブでもあるこのイベントには、彼らがこれまで繋いできたさまざまなアーティストが駆けつけた。今回は、そのライブの主催者であるGlaspainのライブをレポートする。

https://twitter.com/Glaspain3/status/1369111746036731904?s=20

club vijonの新型コロナ対策

https://twitter.com/clubvijon/status/1307671460073279488?s=20

入場時の検温、消毒、コロナ追跡システムへの登録、そしてホールに設置された足形によるソーシャルディスタンスの確保など、徹底した対策が取られている。

観客を飽きさせない工夫に満ちたこだわりのイベント

梅山和幸(Vo./Gt.)/@totg_vo

この日、関西を拠点に活動するさまざまな形態のアーティストたちが顔を揃えた。

ポップでキュートなeLeがトップバッターを飾って観客に火をつけ、ミスターリトルブレイブによるハイセンスでハイクオリティなパフォーマンスで勢いが加速し、テクニカルで変則的な予測不能のステージで会場をダンスホールに変えたgrunband。そしてこの合間合間の転換中は、アコギとカホンによるアコースティックロックでCampanillaが観客を楽しませる。

梅山和幸(Vo./Gt.)/@totg_vo

こうした全アーティストがそれぞれの個性を遺憾無く発揮してイベントを盛り上げてきたそのバトンを受け取り、ついにトリのバンド、Glaspainがステージに登場。

暗転の中でセッティングが完了し、囁くようにVo./Gt.梅山和幸から感謝の言葉が告げられる。

Glaspainといいます。今日は遅くまで残っていただきありがとうございます。」

そうして始まった1曲目は、新曲の “ Endroll ” 。自身の企画イベントのスタートを新曲で飾るという、彼ららしいサプライズといえる。ミディアムテンポに乗せて優しくも力強く語りかけてくれるナンバーで、会場を包み込んでいく。

梅山和幸(Vo./Gt.)/@totg_vo

そして曲が終わり、シンバルが響く中で梅山とDr.yuyaが向かい合い、ギターで表現された厚みのあるベース音にジャキジャキしたギターが合流して、2曲目 “ ベースライン ”へとつなぐ。リズミカルで切れ味のある演奏にキャッチーなメロディ。それらと呼応するように、煌びやかな照明が彩っていく。

軽い挨拶の後、続けて3曲目 “白日” 。本日配信となったこの曲は、筆者のフェイバリットソングでもある。迫るようなリズムと耳に残るメロディ、随所に散りばめられたアクセントの効いたキメが魅力のナンバーだ。Glaspainの中でもキャッチーで馴染みやすくも、彼らのエッセンスが凝縮された一曲となっており、初めてGlaspainの音楽に触れる方にもオススメ。すでに配信されているのでぜひ聴いてみて欲しい。

間髪入れずに4曲目 “ Lost ” 。この曲も新曲となっており、本日でしばらくライブ活動を休止して制作期間に入るGlaspainの新たな姿を予見させるセットリストといえる。音域の抑揚があり高音域を多用し、緩急の効いた楽曲構成という、梅山の個性を詰め込んだ一曲だ。

ここで、梅山のMCパートへと移行する。

「改めまして、Glaspainといいます。今日は最後までありがとうございます。他のバンドも言ってくれてたんですけど、今日でyuyaがサポート終わります。」

yuyaの方を振り返って「ありがとね。」という言葉を掛ける。

yuya(Dr.sprt.)/@yuya_120920

普段、ライブではMCを極力排除し、音楽パフォーマンスに徹するGlaspainだが、この日は自身の企画ライブであり、なにより盟友であるyuyaとのラストステージであることから、ゆったりとした口調で思いを紡いでいく。

「今日は、裏テーマとして配信限定でリリースした “ 白日 ” のレコ発でもあって。本当は他の曲をリリースする予定だったんですけど、“ 白日 ” のドラムをほぼ全編、yuyaが作ったんで、どうせやったら記念にこの曲をリリースをしようと思って選びました。よかったら聴いてやってほしいです。」

サポートであってもメンバーであることは変わりなく、その感謝の気持ちをリリースというカタチで残す、梅山の人柄が感じられる彼らしい贈り物だろう。

梅山和幸(Vo./Gt.)/@totg_vo

Glaspainはもともと俺一人なんで今後も活動は続けるんですけど、ライブ活動はしばらく控えます。でも弾き語りとかはちょこちょこするんで、よかったらまた足を運んでもらえたら嬉しいです。」

ツーピースであれ、バンドとはまた一味違った魅力が見られる弾き語り。こうした活動も、Glaspainの地盤になっている。

「今日はほんと、みんな出演してくれてありがとうございました。時短要請が結局延長になって、もしかしたら何組か出られなくなるバンドもいるかなと思ってたけど、みんな出演してくれて嬉しいです。本当にありがとうございました。あんまり喋るとボロが出るから、サクッとあと一曲やって終わります。って言ってもすでにボロボロやけど、いいや今日は、楽しかったから(笑)またGlaspainとして出演するときがあったらまた遊びに来てほしいです。ありがとうございました。」

梅山和幸(Vo./Gt.)/@totg_vo

去年に比べれば、かなり通常運転に近いカタチでライブができるようになったとはいえ、いまだに時短要請などが出ていて、それに迎合しながらルールに従ってステージを守るライブハウスやアーティスト。そのもどかしさが滲み出る。

しかしその中で精一杯、自分たちの音楽を鳴らし続ける彼らは、カタチが変われど立ち止まることはないだろう。

そうして演奏された5曲目は、Glaspainのラストソングの定番 “ 夕暮れの街 ” 。

梅山和幸(Vo./Gt.)/@totg_vo

2年間にもわたってサポートドラムとして、ツーピースバンドの相方を務めたyuyaとの最後のステージを噛み締めるように演奏される。バラードであるこの曲の雰囲気と暖色系の照明に照らされるふたりからは、絆や結束といったものを超えた仲間意識のようなものを感じ、向かい合って演奏する姿に、見ている我々の涙腺は緩み、胸がいっぱいになったのは言うまでもない。

始まりがあれば終わりがあるのは当たり前のことである。しかも今回はサポートメンバーの終了という内容であれど、やはりひとつのカタチが終わりを告げるのは寂しく、今後のふたりの活躍を祈らずにはいられない。

名残り惜しさを残してアウトロを引き終え、

「ありがとうございました。Glaspainでした。本当にありがとうございました。」

梅山和幸(Vo./Gt.)/@totg_vo
yuya(Dr.sprt.)/@yuya_120920

と深々とお辞儀をし、梅山とyuyaによるGlaspainのステージは幕を下ろした。

ライブを終えて……

梅山和幸(Vo./Gt.)/@totg_vo

ライブ後、Vo./Gt.梅山和幸からコメントをもらうことができたので紹介する。

梅山和幸(Vo./Gt.)

もう本当に楽しかった感動した、それに尽きました。

僕らにとっても見に来てくれた人にとってもとてもいいイベントになったんじゃないかなと思いました。

最高のバンドの詰め合わせ。

だからそんなバンドたちのトリをやることに、ステージに立った瞬間凄く怖くなってめちゃくちゃ震えてました(笑)緊張やらその他諸々の感情で。

基本的に僕の書く曲の歌詞に意味はなくて、(ベースラインという曲に関しては歌詞はアドリブ)だから余計に最後の曲 “ 夕暮れの街 ” という曲を歌ってる時に珍しく歌詞がスっと自分の中に入っていって、ちょっと感情が昂っちゃって。

『あなたと笑えるように』という1番最後の歌詞があるんですけど、僕とyuya、そして見に来てくれた人達みんなのことが含まれてる気がして(自分が書いたのに笑)凄く泣きそうになりました(笑)

それくらい感動しました。

Glaspainのライブ活動は一旦止まりますが、弾き語りとして活動はするのでまた見に来てやって欲しいと思います。

本当にありがとう。

SET LIST

<2021年3月12日/Glaspain × vijon【Reflect Pain】>

  1. Endroll(新曲)
  2. ベースライン
  3. 白日(3/12配信開始)
  4. Lost(新曲)
  5. 夕暮れの街

アーティスト情報

(Photo & Text by 倉田航仁郎

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