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【インタビュー】Jessica/初アルバム『Good Time』バンド活動2年間の集大成、そして次のステージへ

2021年3月3日。愛媛発のロックバンドJessicaによる初のアルバムとなる1stミニアルバム『GOOD TIME』がリリースされる。

バンドとしての活動を初めて約2年。今回初のアルバムリリースや、これまでで最も大きな規模となる中四国6ヶ所を巡るツアーを敢行する彼ら。バンドとしての1つの集大成となる此度の機会について、Jessicaに今の率直な気持ちをインタビューで直撃してみた。

結成からの集大成!アルバム『Good Time』に詰めた彼らのこれまで

――アルバム発売おめでとうございます!少し前に話を聞いてから、今回のアルバムをすごく楽しみにしてました。

りょう(Gt.Vo.):ありがとうございます。

――そうしたらまずは早速、アルバムの制作経緯なんかを聞かせてもらえれば。そもそも作ろうという話が上がってたのはいつ頃からなんでしょうか。

おのちゃん(Dr.):ちょうど1年くらい前ですかね。

りょう:アルバムを出したいっていう漠然とした話が出て来て、じゃあ曲を作っていこうか、っていう。

――コロナが流行り出す直前、ぐらいか。

りょう:そうですね。去年の2月末にシングルを出して、レコ発もやって。じゃあ次何しようってなったときに、アルバム作ろうか、って。

――やっぱりコロナの影響で遅れが出たりもしたんです?

りょう:いや、あんまり関係なかったですね(笑)割とずるずる作業してたんですが、3月で生活環境変わるメンバーもいるので一旦そこまでにどうにかしよう、って。

――なるほど。今回のアルバムは7曲入りですよね。トレイラーも拝見したんですが、前からライブでやってた曲もいくつかあるのかな、と。

りょう:はい。で、プラス何曲か新しい曲も作って、という感じです。

――で、今回のアルバム『Good Time』なんですが。テーマとしてはどういったものになるんですかね?

かつ(Ba.):テーマとしては、現段階の僕らの集大成、という感じでしょうか。今まで僕らが作った曲を一旦パッケージ化する意味合いで作ったので、統一したテーマの曲というよりは、いろんなカラーの楽曲が入る形にはなりましたね。

――アルバムタイトルはどこから来てるんです?

りょう:今回のアルバムのラスト曲が『Have a Good Time』という曲なんですが、そこからです。

――じゃあやっぱりアルバムの全体感から見てこの曲がメインというか、かなり大きな存在の楽曲なのかな。

おのちゃん:うーん、そうですね……。

りょう:この曲だけに重きを置いている、というわけではないんですけど。最終的にこのアルバムを通して、漠然としてるんですけど「いい時間」を提供したいな、っていう思いがありますかね。

――なるほど。アルバムのジャケットデザインもそういったテーマから来てるのかな。

かつ:そうですね。「いい時間」ってなんだろうって考えたときに、カフェなんかでこう

ゆったりコーヒーを飲んでるとき、というか。そういう時間のイメージをジャケットに反映させてもらいました。

レコーディング中の思わぬトラブルとは?制作秘話に迫る

――そうしたら、続いてはこのアルバムの制作期間で印象的だったこととか、アルバムの推しポイントを教えてもらいましょうか。

かつ:はい。僕のイチオシは6曲目の “ 素敵な暇つぶし ” ですね。個人的にも全体的にすごく好きな曲で、メロディーの耳残りの良さとか歌詞とか。でも一番は、僕たちのルーツのロックとかブルースとか、それをあのバラードの中に詰め込んだ、って部分かなと思います。

――へぇー!なるほど。

かつ:すごく、わかりやすい僕ららしさというか。そういった部分がいい塩梅に出てるっていう点で、この曲を推したいですね。

――いいですね。レコーディング自体はどうでしたか?印象深かったこととか。

かつ:そうですね……あれかな、別の曲なんですけど、収録曲で1曲だけ僕、ずっと拍を間違えてたんです(笑)

――えっ、どういうこと?(笑)

かつ:今回の曲の中で1曲リズム展開が変わる曲があるんですが、それを録ってるときにどうしても上手くドラムと合わなくて。そのときは結局そのまま録ったんですけど、後から聞いたらりょうに「あそこ1拍少ないよね?」って。

りょう:僕も同じ勘違いをしてたっていう(笑)

――あはははは!なるほど!

かつ:結局そのままアレンジ作業に進んだですけど、その状態でも想像以上に上手くいってて(笑)これはこれで面白いよね、っていうものになりましたね。

――たまにありますね、偶然の産物(笑)

かつ:何の曲かはアルバムを聴いて調べていただければと思います(笑)

――かしこました(笑)他にはどうでしょう?えいとさんに聞こうかな。

えいと:僕も “ 夢見る夜 ” を推したいですね。この曲が最初に収録されたトリビュートは、このすごく大変な状況でそれでもライブしたいっていうバンドの思いが詰まったもので。ただこの企画が動き始めたときって、実は僕少しだけバンドを離れてたんですよ。

――えいとくん個人として、数ヶ月活動を休んでた時期ですよね。

えいと:はい。で、僕がちょうど帰ってきた頃に “ 夢見る夜 ” っていう曲が出来てて。なんというか……確かにこのコロナで大変なことになったけど、それのおかげでこの曲が出来た、というか。そんなことをしみじみ思った曲だったので、それも踏まえて聴いてもらいたいですね。

――それ、すごくいい話ですね。もうちょっと詳しく聞かせてもらってもいい?

えいと:そもそもでいくと、このコロナがなかったら『Sound of Reboot』(@SoundReboot)っていう企画も立ち上がらなかったですし、この企画で新しく出会えた人たちやバンドや音楽もあって。確かに大変だった1年ですけど、得たものも多かったな、っていうのは思った部分ですよね。

――うん、本当にその通りだと思います。楽曲自体にもやっぱりそういうメッセージが込められてるの?

えいと:そうですね、歌詞の最後に「夜明けの始まりだ」っていう歌詞があって。それがすごくいいなっていうのをりょうとも話してたので、そこにも注目してもらえたらな、と思います。

――えいとくんの言う通りこのコロナで本当に、特に音楽業界の人は皆すごく大変だったと思うんだけど。一方で新しい可能性や未来が見えた部分もあって……しんどい状況の中後ろ向きでいることは簡単だけど、それじゃやっぱりもったいないよね。なので、Jessicaがそういうモードを持ってくれている、っていうのはなんだか私もすごく嬉しいですね。

バンド初の中四国ツアー敢行!不安と期待を共に抱えて

――それではここからは、ツアーの話も聞かせていただければ。今回のツアータイトル『素敵な時間旅行』はアルバムタイトルから?

かつ:アルバム収録曲の『素敵な暇つぶし』からですね。

――なるほど。Jessicaのツアーでここまでいろんな土地にいくのは初めてですよね?

かつ:そうですね。今回初めて行く県が3つ?

おのちゃん:島根、岡山……山口ですね。

――広島、高知、島根、岡山、山口、愛媛の6ヶ所ですよね。ツアー、一番楽しみなところとかってある?

かつ:僕は個人的には山口ですね。今回行く周南RISE(http://www.shunan-rise.com/top_pickup.html)は、周囲のいろんなバンドさんも行ってるイメージで、いつか一度行きたいと思ってたので。

――周南RISE、めちゃくちゃいい箱ですもんね~。バンドマン愛に溢れている場所で。

かつ:あとは高知も楽しみです。以前対バンしてそれからも仲良くしてくれているBombHead-307@Headbomb307)が今回企画してくれてて、そこに参加する形にもなってるので。

――なるほど、ありがとうございます。他の3人はどうですか?楽しみなこととか、不安なこととか。

えいと:……運転が怖いですね。

――あっはっは!えいとくん運転苦手なんですよね確か。免許はみんな持ってるの?

えいと:はい、一応4人全員持ってます。

――あ、じゃあまだマシかな……(笑)山口や島根は片道でも5時間ぐらいかかりますもんね。

えいと:そうですね。なのでまあ全員で上手いこと交代しながら行きたいな、と思います。

――初めてのバンドの長距離移動は慣れないことも多いと思いますが……頑張って下さい(笑)

えいと:(笑)

――そしたら一旦はたちまちアルバム発売してツアーして、って感じかな。そこから先の話はまず目の前の活動をクリアしてからですよね。

かつ:うーん、そうですね。4月から生活環境が変わるメンバーもいますし。各々が生活とバンド活動の両立を一回ちゃんと確立してからって感じですね。

――うん、やっぱりそうだよね。

かつ:まあでも、今回初めて経験することも山積みなので。これを乗り越えてバンドとして次に見えるものも楽しみにしながら、今回のアルバム発売、ツアーに臨みたいですね。

――ぜひ今回の経験を糧に、また次のフェーズへと進んでもらえればと思います。今日は本当にありがとうございました!

以前のインタビュー記事はこちら

アーティスト情報

(Photo by Jessica / Interview by 曽我美なつめ

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