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【インタビュー】Rhyme Step/新たな一面を見せたい。ジャンルに囚われず、常に楽曲をアップデート。

2020年1月より、都内を中心に活動するバンドRhyme Step。Key.ひびきテクノポップとサポートメンバーで構成された、ひびきテクノポップ完全プロデュースのバンドである。2020年4月には『エベライナ』、同年11月には『AKANE』の2曲をリリース。同時に自主制作のMVも解禁した、勢いのあるバンドだ。

今回は、そんなRhyme Stepの生みの親・ひびきテクノポップに、バンドの誕生秘話や楽曲へのこだわり、今後の展望についてインタビューした。彼女の音楽に対する想いが垣間見える、読み応えのあるインタビュー記事だ。

完全自己プロデュースの音楽をしたい!そんな思いで作られたバンド。

――本日はよろしくお願いいたします。まずは、Rhyme Step誕生までの経緯を聞かせてください!

はい!すべて自己プロデュースの楽曲を作りたいなと思ったことがきっかけです。私はRhyme Stepを発足する前から別のバンドでも活動しているのですが、そのバンドではメンバー全員で楽曲制作するか、他のメンバーが作るという方法をとっているんです。私も楽曲制作に携わってはいるのですが、私がひとりで作るということが少なくて……。作詞作曲はもちろん、アレンジやMVの雰囲気も全部自分らしさを出せる、「ひびきテクノポップの音楽といったらコレ!」という音楽を作りたい。そんな思いからRhyme Stepを立ち上げました。

――別のバンドで、すでにKey.を担当されていたのですね!バンドの掛け持ちはなかなかハードだと思いますが、Rhyme Stepはこれまでにどんな活動をされてきたのですか?

主に楽曲を制作していました。本当は2020年のひびきテクノポップ生誕祭でライブをしたかったのですが、コロナ禍の影響で生誕祭は泣く泣く延期を決定しまして……。2020年は『エベライナ』『AKANE』の2曲をリリースし、MVも制作しました。

ライブが困難な状況の中、作られた2つの楽曲。

https://youtu.be/DemxfGpy-T4

――ご時勢的になかなかライブは難しいですもんね。その中でも制作された楽曲『エベライナ』『AKANE』について、お話を聞かせてください!

はい。まず最初にリリースした『エベライナ』ですが、このタイトル、実は造語なんです。

――そうだったんですね!めちゃくちゃネットで意味を検索しましたが、どおりで出てこないわけですね(笑)一体どんな意味が込められているのですか?

ズバリ、「究極の二択」です。あくまでも例ですけれど、正社員になって安定した経済面をとるか、フリーターになって自由な時間を確保するか、というイメージですね。仕事でもプライベートでもそういう場面ってたくさんあると思うんですけど、実際に私がそういう状況に置かれたときに感じた葛藤を反映させた曲です。

――「究極の二択」、ですか。確かに、生きていれば誰にでも人生の分岐点ってありますもんね。共感性も高そうです。

そうですね。仕事でも恋愛でも、何にでも当てはまることなので、いろいろな人に共感してもらえる楽曲じゃないかなって思います。実際に聴いてくれた友人に「わかる」って言ってもらえたり、SNSを通していろいろな方に評価をしていただいたりして、ありがたいことにたくさんの方に聴いていただくことができました。

――すばらしいですね!ありがとうございます。2曲目にリリースされた『AKANE』は1曲目とはまた違った印象ですが、制作のエピソードを聞かせてください。

https://youtu.be/BbZF5NBbwL8

『AKANE』は『エベライナ』とは反対で、コロナ禍での自粛期間中にたった2週間で作りました(笑)

――早い(笑)。『AKANE』を制作したきっかけも、やっぱりコロナ禍に関係があるのですか?

はい。先ほどお話しした2020年の生誕祭が中止になってしまい、ショックを受けたときに作ったものです。開催に向けて万全に準備が整った状態で中止になってしまったので、本当にショックでした。そんな生誕祭中止に対する悔しさをバネに作った曲です。

――2020年は社会的にも大変な年でしたもんね。ライブ活動も思うようにいかなかったと思います。『AKANE』という楽曲には、どんなメッセージが込められているのですか?

 ひとことで言うと、「辛いことはいつまでも続くわけじゃない」ということです。辛い状況だからこそ明るいイメージの曲を作ろうと思いました。落ち込んでいる自分にも、混乱している世の中にも希望に満ち溢れたメッセージを送る気持ちで作った曲です。

――なるほど。大変なご時勢の中、多くの人に響きそうな楽曲です。希望や明るさにまつわる言葉が沢山ある中で、『AKANE』と名付けられたのはなぜでしょう。

「茜」という言葉に対して明るいイメージがあったんです。楽曲制作の中で、タイトルは最初に決めました。

――『AKANE』のMVを拝見しましたが、後半では幻想的なサンセットが印象に残りました。まさに「茜」色の空、でした。

そうなんです。私にとって、「茜」と聞くと真っ先に浮かぶのは「茜空」で。茜色の空ってなかなか見られない分、心が揺さぶられるんです。先ほど「辛いことはいつまでも続くわけじゃない」というお話をしましたが、それを一瞬しか見られない「茜空」に重ね合わせて、MV全体でメッセージ性を実現しました。MVは約3ヶ月かけて制作したのですが、茜色の空を撮るために何度も海に通いました。髪型や服装を揃えるのが大変でしたね(笑)

2つの楽曲から、彼女の楽曲制作に対するこだわりを紐解く

――ありがとうございます。お話いただいた2曲はいずれも自身の困難を乗り越えて作られたものなのだと、強く感じました。歌詞は普段から実体験をもとに書かれているのでしょうか。

はい。その時々での社会情勢や個人的な出来事、そのときに思ったことを楽曲に反映させています。例えば今だったらコロナ禍で社会的も個人的にも大変な時期なので。今しか感じられない気持ちをうまく曲で表現していきたいと思っています。

――ありがとうございます。一方で、曲調に関して申し上げますと2曲はあまり系統が似ていないと言いますか……それぞれ別のバンドと感じてもおかしくないくらい雰囲気が違いますよね。

はい。明確に枠組みを設けているわけではないので、曲のジャンルも特に決めずに、自由に作っています。『エベライナ』の楽曲はボカロ調です。パンチの効いたメロディーが特徴で、かなり時間をかけて作りました。『AKANE』は自分が目立つようなソロセクションを特に入れていなくて、どの楽器をとってもカッコよく聴こえるように心がけて作りました。曲調も『エベライナ』とは別物に仕上がりました。

――曲のジャンルを決めずに作るのは自由度が高い一方で、方向性に迷ったことはありませんか?

 そうですね。1曲目の『エベライナ』が好評だったので、系統を揃えるべきか迷いました。でも、どれも私が自信をもって出している曲です。もちろんたくさんの方に届けたいとも思っていますが、やっぱり自分のやりたいことを大事にしたいです。だからジャンルも絞らず、いろいろなジャンルの楽曲制作に挑戦したいと思っています。いろいろな曲を作れるんだなって、ひびきテクノポップを知ってもらうきっかけになったらいいと思っています。

――ご自身の今やりたい表現を貫いているのが伝わってきます。そんな2曲の中にも何か共通点はあるのでしょうか。楽曲制作、中でもメロディーや曲調について、共通して意識していることってありますか?

一度聴いたら思わず鼻歌で歌ってしまうような、曲のキャッチーさを大切にしています。キャッチーな雰囲気の中にもお洒落な要素をプラスすることで、ひびきテクノポップらしさを出せるよう日々奮闘中です。

――確かに、耳に残る曲調ですよね。初めて聴かせていただきたときに私もつい口ずさんでしまいそうでした。

新たな楽曲への挑戦。バンドの可能性を広げたい!

――本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!最後に、Rhyme Stepの今後の展望を聞かせてください!

まず、延期していたひびきテクノポップの生誕祭でライブがしたいです!実行できなかったのが本当に悔しかったので、世の中が落ち着き次第実行したいです!

もうひとつ力を入れたいのが、楽曲制作。様々なジャンルに挑戦し、曲の幅を広げていきたいです。2021年はギターも練習し始めたので、Rhyme Stepの楽曲アレンジに活かして楽曲をパワーアップさせたいと思っています!

自分のやりたいことを追求。進化が止まらないRhyme Stepに注目!

イベント中止という困難に直面しつつも、楽曲リリースやMV解禁など、さまざまな活動を広げてきたバンドRhyme Step。Key.ひびきテクノポップを筆頭に更なる進化を遂げるであろうRhyme Stepに、ぜひ注目してほしい。

アーティスト情報

(Photo by ひびきテクノポップ / Interview & Text by まあや




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