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【ライブレポート】街鳴り/バンド結成1周年を締めくくる記念すべき企画ライブ

12月7日(月)に大阪のライブハウス、北堀江club vijon(@clubvijon)にて開催された、街鳴り初の企画ライブ「街鳴り&vijon pre【あかつき】」街鳴りと志を共にする個性豊かなバンド結集した。今回は、そのライブの主催者である街鳴りの活動1周年を記念すべき企画ライブをレポートする。

https://twitter.com/machinari_osaka/status/1335749462212263936?s=20

club vijonの新型コロナ対策

https://twitter.com/clubvijon/status/1307671460073279488?s=20

入場時の検温、消毒、コロナ追跡システムへの登録、そしてホールに設置された足形によるソーシャルディスタンスの確保など、徹底した対策が取られている。

人のつながりとバンドの成長を噛み締める、感謝に溢れたステージ

Sorako(Vo./Gt.)

この日出演したのは、街鳴りと親交が深い、または街鳴りからの熱烈オファーに応えた、関西を中心にさまざまなジャンルで独自の個性を放つバンドたちだ。イベント開始から彼らがそれぞれの世界観で会場を盛り上げ、バトンを繋いできた。

対バンアーティストについての思いは、Vo./Gt.Sorakoが以下のコラムで熱く語っているのでまた見ておいて欲しい。

彼らのバトンを受け取り、ついにトリのバンド、街鳴りがステージに登場。

暗転の中でセッティングが完了し、期待に胸を膨らませて開演を待つ会場にドラムの音が響き、Sorakoの力強い声が会場にこだまして、街鳴りのステージが幕を開ける。

1曲目 “ ray ” 。3ピースバンドならではのシンプルでキャッチーな疾走感のあるロックナンバーで、オーディエンスのテンションは一気に高まる。これまで会場で全てのバンドの演奏を見てきた街鳴りメンバーは、その意思を引き継ぎ、しっかりと恩返しがしたいという思いを感じるパフォーマンスで、初の企画ライブに懸ける気合いが伝わってきた。

街鳴りです!よろしく!次の曲、29歳の自分に向けて作りました。聴いてください! “ わかってる ” 」

Sorako(Vo./Gt.)

MCに続いて演奏された2曲目 “ わかってる ” は、身勝手にではなく思いを持って好きなことを貫く信念と力強さを感じさせる歌詞と楽曲で、しっかりとしたバックボーンを持って構成されている彼女らしい世界観が凝縮されているナンバーだ。

曲が終わり、ドラムのリズムに乗ってSorakoのMCへと続く。

「今日は本当にありがとうございます!街鳴りの企画ライブ、長い間お待たせしました!今日寝る前に街鳴りのライブ行って良かった!みんなと出会えて良かったと思って眠りについてほしいです!最後までよろしくお願いします!では、次の曲を聴いてください “ 6月 ” 」

曲振りからスタートした3曲目 “ 6月 ” は、SorakoのギターソロとBa.ごうや、Dr.ぞのの作り出すグルーヴでバンドの一体感を感じさせてくれる。歌詞も素晴らしく「僕はきっと変われる、新しい朝が来るよ」というフレーズに心打たれる方は多いのではないだろうか。

左から:ごうや(Ba.)、ぞの(Dr.)

ここから2度目のMCへと繋ぐ。

「今日はお客さんたくさん入っていただきありがとうございます!コメント欄に書き込んでくれてる方や配信チケット買ってご覧いただいている方もありがとうございます!」

この企画ライブはツイキャスでも配信されており、会場に負けず劣らずコメント欄も大いに盛り上がりをみせていた。

「(コロナで)大変な状況ですけど、今日は無事に開催できて本当に嬉しいです!ありがとうございます!音楽好きな者にとって、ライブは不要不急ではございません!体温計ったりルール守ったりして今ここにいるので、みんな胸を張ってライブを楽しんでいきましょう!!」

演者としてステージに立つ者の活動意義が緊急事態宣言などのせいで揺らいでいる中、それでも自分たちが音楽を続けることに対する責任と理由は「音楽を愛する」という気持ちに裏打ちされたものに他ならない。

その信念を貫き、決して自分本位ではなく安全に配慮し、ルールを徹底することで運営していることを改めて宣言したことで、会場にいる全ての人の心に安心と救いを差し伸べる。

Sorako(Vo./Gt.)

「それと、今日ジンバジさんも着てくれてるんですけど、街鳴りTシャツ、グッズが完成しました!活動1周年を迎えて、憧れのグッズを販売することが出来ました!」

販売しているTシャツを、自分たちだけでなく対バンアーティストのジンバジのメンバーや会場にいるファンも着てライブを盛り上げていた。自分たちの念願叶ってようやく発売できたグッズを好きなバンドメンバーが購入し、さらにステージ衣装として身に纏ってくれるという喜びは、これまでひたむきに音楽とライブに向き合い、頑張ってきた街鳴りへのご褒美とも言えるプレゼントだろう。

グッズは現在も公式サイト(https://machinari.jimdofree.com/goods/)にて、Tシャツ2,000円、コインケース700円、CD500円で販売中なのでぜひチェックして欲しい。

https://twitter.com/machinari_osaka/status/1335749462212263936?s=20

「次の曲は、自粛期間で感じたバンドマンの悲しい、虚しい気持ちを歌った曲です。聴いてください “ ユメミタアト ” 」

4曲目の “ ユメミタアト ” は、歌詞がスッと聴くものの心に届くナンバーだ。自粛でさまざまな思いとフラストレーションを抱えながらも活動を続けようと、もがく気持ちをバンドマン目線で表現した1曲となっている。

ごうや(Ba.)

流れ込むように演奏された5曲目 “ 夜が終わる ” は、疾走感のあるロックチューンとなっており、こうしたロックナンバーからミディアムナンバーまで、街鳴りの持つ楽曲とパフォーマンスの幅広さを感じることができる。

曲が終わり最後のMCへ。

Sorako(Vo./Gt.)

「全バンドが繋がり、一緒になってできた素晴らしいイベントでした!」

この企画ライブに出演した全ての対バンアーティストへ、心からの感謝の気持ちがSorakoから溢れる。

「次で最後の曲になります。夢に向かって頑張る自分は誇らしいと思う。この日々は無駄にはならないと思ってこれからも頑張っていきたいと思います。出演してくれたバンドさん、見にきてくれたみなさん、配信で見てくれている皆さん、本当にありがとうございました!街鳴りでした!」

ぞの(Dr.)

そうして演奏されたラストソングはMVにもなっている “ 胸の内 ” だ。人からは見えない胸の内を激しくも切なく表現した1曲で、名実ともに街鳴りの代表曲。この曲は、この日ジンバジがライブでカバー演奏していたこともあって、会場のボルテージは一気に最高潮へと登り詰めた。

https://youtu.be/FgWQs0sRoWA

演奏が終わり、ステージを後にするメンバーが見えなくなるやいなや、誰からともなく始まったアンコールの声と拍手が広がり、全員でコールを繰り返す。

こうした温かいファンに、そしてアーティスト仲間に恵まれていることは、他でもない、街鳴りだからこそできることだろう。人から好かれ、人に受け入れられ、多くの人に音楽を届ける彼女たちの人柄が伝わる場面だった。

アンコールに応え、メンバーはステージへと再登壇する。

「アンコールありがとうございます!アンコール聴いてすぐ戻ってきました!嬉しすぎて!笑」

引っ張ることなくすぐに戻ってきたメンバーは、みんな笑顔で喜びに溢れていた。

Sorako(Vo./Gt.)

「企画ライブをやる、そして対バンの人がTシャツを着てくれる、そして街鳴りのカバーを対バンが演奏してくれる、そしてお客さんがTシャツを着てくれる、そしてアンコールをしてくれる、今日は夢だったことが全て叶いました!本当にありがとうございます!」

街鳴りが結成してから1年間に渡って積み上げてきた実績と信頼によって、長く夢見ていたことが実現できたという素直な喜びが、見ている我々にもひしひしと伝わってくる。

「1年前まで曲も作れなかった私なのに、今日はこんなに素敵な日になりました!頑張ってきてよかった!本当にありがとうございます!最後に私たちが初めて作った曲をやって帰ります!」

ぞの(Dr.)

そしてアンコール曲 “ クライ ” の演奏がスタートする。結成して初めて作られたオリジナル曲であり、このライブのあとでミュージックビデオも公開されている曲だ。聴いてる人の心に力強くも優しさを持って問いかけてくれる、まさにこの記念すべき日のラストにふさわしい1曲となった。

https://youtu.be/bpITLXomVcY

「今日はありがとうございました!またライブハウスで会いましょう!街鳴りでした!」

最後の最後、楽曲が終わってアウトロでぞのが余韻を楽しむように「もっと来い!!」と激しいドラミングでメンバーを煽り、呼応するようにSorakoごうやが楽器を掻き鳴らし、会場内からも一際大きな拍手と歓声が響き渡ってこの日一番の盛り上がりを見せ、演奏が終了。

こうして街鳴りのステージと共に、夢のような企画イベントは幕を閉じた。

街鳴り

曲が作れないところから結成してわずか1年で、夢だった企画ライブを成功させた街鳴り。結成して間もなくから注目し続けている筆者としては、このライブを会場で見ていて嬉しくなり、目頭が熱くなったのは言うまでもない。多くの人に出逢い、支えられているからこそ今の自分たちがあることを誰よりも理解し、感謝を忘れることなく躍進し続ける彼女たちは、これからもその歩みを止めることなく音楽シーンを駆け上がっていくことだろう。まるで大きな船のように多くの人を巻き込み、波を起こしながら大海原を突き進む。そんな勢いを感じさせてくれる、素晴らしいライブだった。

今後の街鳴りからも目が離せない。

ライブを終えて……

Sorakoの連載コラム『街鳴りのSorako、本音しか言わん』の第20回にて、この日のライブについて語られているため、ぜひチェックしてみて欲しい。

SET LIST

<2020年12月7日/街鳴り&vijon pre【あかつき】>

  1. ray
  2. わかってる
  3. 6月
  4. ユメミタアト
  5. 夜が終わる
  6. 胸の内(MV:https://youtu.be/FgWQs0sRoWA

<encore>

アーティスト情報

(Photo by 倉田航仁郎 / Text by anya倉田航仁郎

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