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【連載】新田概論(仮)/第29回

<毎週木曜日連載>




ボカロの歌詞意味不明すぎワロタwwww

タイトルから喧嘩腰に見えますが、全然喧嘩うってません。新田です。

今日はコラムにしますね。

最近ガンガン曲を作ってるんですが、音楽の三大要素って知ってます?

以前クイズ記事でも出題したような、していないような気がするんですが

リズム、メロディ、ハーモニーです。

この中でも僕はリズムから曲を作って、コードをあてていくのが多いんで、リズムとハーモニーが得意なんだと自負してるんですが

メロディを作るのが、1番苦手なんですよね。

『これキャッチーか?』

『もっとグッドメロディあるよな?』

『昨晩良いメロやと思ったけど、翌朝聴いたらカスメロやった』

『ダメだ、、、才能ない、、、死のう、、、』

ってのを無限にループします。

その分、めっちゃええの出来たああってときの快感がたまらんのですけどね!

しかし作曲はそれで終わらんのですよ。

そこにグッドな歌詞を乗せないとダメなんです。

同じグッドメロディでも

『うんちうんうんちうんち〜!』

みたいな歌詞では出せないですからね。

大体ふわっとテーマ決めてる状態から曲をは作り始めてても、サビで1番言いたいこと詰め込んだり、インパクトあったり、耳障りの良い単語のチョイスしたり、大変なんです。

僕は一旦サビの歌詞決めて、あとの部分は仮の歌詞埋めて、歌い心地の良さ確かめなから調整して、さらにメロディも練るってパターンも割と多いですが、

こう考えるとボーカルが存在する音楽は、歌詞も含めて四大要素だ!って言っても過言じゃないですよね。

そんな中でいろんなリファレンスを探したりするんですが、最近改めてボカロの歌詞すごくないですか?

まず意味わからないの多くないです??

大胆不敵にハイカラ革命
磊々落々 反戦国家
日の丸印の二輪車転がし
悪霊退散 ICBM

環状線を走り抜けて 東奔西走なんのその
少年少女戦国無双 浮世の随(まにま)に

千本桜 夜ニ紛レ 君ノ声モ届カナイヨ
此処は宴 鋼の檻 その断頭台で見下ろして

黒うさP feat. 初音ミク|千本桜 歌詞 https://utaten.com/lyric/jb51202055/

これはおそらく1番有名なボカロ曲『千本桜』です。

一見、歌詞読んで意味わかります??

一行目から、大胆不敵にハイカラ革命ってなに??

磊々落々(らいらいらくらく)読めますか??

意味が、些細なことに拘らないさまっての知ってる人絶対少ないよね??

日の丸印の二輪車乗りながら、悪霊退治するためにICBM(大陸間核弾道ミサイル)発射したことあります??

少年、少女、戦国武将????

浮世の隨に??

千本桜はどこから出てきた??

君って誰???

ICBM打つ気やのに、断頭台って古典的なのでたな????

そう、ツッコミはじめたら無限にツッコめるんです。

なのに、歌詞とメロディがマッチしてて、キャッチーなんです。

他にも有名なボカロ曲はことごとく、意味わからない歌詞なんですよね。勿論例外もありますけど。

これって何故なんでしょう??

まずこの歌詞が意味不明ってのは、普通のJ-POPでもありますよね?

例えば、いきものがかりの『ブルーバード』とかも冷静に聴いたらよく分からなくないです??

よくわからないってのはディスってるわけじゃないですよ。

でも、なんとなく意味分かったように聴こえるんですよね。

日本語として成立しているけど、その深層の意味が分からないと言ったところでしょうか。

対して、ボカロの歌詞はな日本語だけど単語として独立しているものが、無機質に並んでるというイメージです。

ただこういう歌詞は、無機質なボーカロイドと上手くマッチングしてるのではないか、というのが僕の結論です。

最近のボカロは調教次第でかなりナチュラルに歌えるものも多くなっていて、歌詞が無機質でないものも増えてきているので、そこもなんとなく整合性が取れてる気がします。

ただ文化的な背景がある、とするならばどこから始まったんでしょうか??

一体いつからボカロの歌詞は、耳触りの良さを重視したよく分からない歌詞が良いと根付いてきたのでしょう??

考えたら奥が深くないですか??

今は『ボカロ』っていうひとつのジャンルとして括られることが多いですが、

きっと10年くらいしたら、ボカロの中でもジャンル分けが進んで、今ある音楽達みたいに『ボカロ◯◯というジャンルは、◯◯Pが確立した』みたいな表現が登場しそうじゃないです?

なんかワクワクしますよね!!!

レッスンなんかでもルーツ音楽を聴こうとか教えたりすることも多いんですが、ひょっとしたら今の音楽が、何十年後かのプレイヤー達のルーツになる可能性もあるわけですよ。

歌詞がよく分からないとか、無機質なボーカロイドだからなんて話は、好きか嫌いかだけですでに今までに無かったものだから、一旦吸収してみて損はないかと思います。

歌詞なんて言いはじめたら、乱暴な言い方をすれば、古典ブルースだったら日常の不満とかをただ並べただけだし、ラップなんかも韻を踏むためだけに言葉並べてるから、冷静に考えたら意味はよく分からないって言えますもんね。

今日の結論です!!!

ボカロの歌詞はまぁ確かによく分からないことも多いけど、理由とか考えてみたら楽しいし、ボカロだけに関わらず、表面だけで好きか嫌いかに分類してジャッジする前に、一旦良さ分かるまで探したら、自分の中の音楽経験値あがると思うぜ。

っね話でした!!!!

それでも好きじゃない!!!

ってときも絶対にあるけど、批判じゃなくて『私の好みでは無かった』で済ませましょう。

人の好きなものを否定せずに生きていけたら良いですね!!!

今日は音楽コラムでした。

最近思ったんですけど、僕のコラムは音楽哲学というより、思想に近いこと言ってるような気がしてきました。

音楽に思想を持ち込むとややこしくなるって持論があるのですが、僕めっちゃややこしいやつじゃないです???

ただただ音楽が好きなだけなんです、、、、

誤解しないでください、、、、

ぷるぷる、、、僕は悪いスライムじゃないよう、、、

Dr.FOOL/新田

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