【連載】愁人の“週刊1週間の習慣”/第20回

<毎週金曜日連載>
名前 についての考察
どうも愁人でございます。
活動を行う上でまず覚えてもらう為に必要なのって
「名前」ですよね。
例えば「ネコレクション」や「キンダーガーデン」や
「ハヤシライフ」などのバンド名や
この「週刊1週間の習慣」もそうですし
「新田概論」や「膝ゴスティーニ」や
「ばかぽっぽ」や「パイン◎パイン」などの
タイトルもそう
「愁人ワークス」のようなある条件下での
プロジェクト名もそうですが
そこに「名前」があることで
そのモノや行動などが定義づけられるような気がします。
わたくし愁人はこの「愁人」という名前が
気に入っていて
日本国語大辞典の解説によりますと
悲しい心を抱いている人。なやみのある人。
※新撰万葉(893‐913)上「愁人慟哭類二虫声一、落涙千行意不平」
日本国語大辞典
※徒然草(1331頃)二一「沅、湘日夜東に流れ去る。愁人の為にとどまること少時もせず、といへる詩を見侍りしこそ、哀れなりしか」 〔戴叔倫‐湘南即事詩〕
もののあわれを解する人。風流人。詩人。文人。
※俳諧・虚栗(1683)下「かじか此夕べ愁人は獼(さる)の声を釣る〈其角〉」 〔傅玄‐雑詩〕
日本国語大辞典
恋人。愛人。
※我鬼窟日録〈芥川龍之介〉大正八年(1919)九月一七日「不忍池の夜色愁人を憶はしむる事切なり」
日本国語大辞典
だそうです。
愁いを持って悲しい心を抱いた風流人、詩人、愛人ですもんね!
いいですね!
詩人、愛人、愁人って
やる気、元気、なんとか!みたいですね。
今更ですが何故今回この内容になったかというと
ふと「第三のビール」って名前に
本質以上のカッコ良さを感じてしまったんです。
あんまり知らなかったんですが
「第三のビール」ってビールではなく
ビール風味の発砲アルコール飲料なんですね。
でも「第三のビール」って言ってしまうと
もはや元々のビールより
味わい深そうですね!
「発砲アルコール飲料ビール風味」より
確実に「第三のビール」の方買いますもんね。
名前の与える印象の重要性ですね!
加えて話したいのが
HIPHOPなどでよくある
名前『a.k.a』〇〇ですね。
『also known as』
別名~、別称~、またの名を的なことなんですが
これってすごく重要ですよね。
別名って単純に二つ名前を付ける人もいますが
自分を一言でいうと的なことですもんね。
よくバンド名の前に付くキャッチコピーも
その一種ですね。
一時期これについてスゴく考えてました。
自分の思うカッコいいって
『クール』なのか『スマート』なのか
『スタイリッシュ』なのか『イル』なのか
『ホット』なのか『ウィット』なのか
『ストロング』なのか
とか
自分の思う面白いって
『バラエティ』なのか『コメディー』なのか
『ショー』なのか『ユーモア』なのか
とか
大事ですよね。
かっこいい、面白いとか
きっとその中でも色んなかっこいい、面白いがあって
そのどれが好きなんだろうと
考えることで
見え方や見せ方は変わる気がします。
別に愁人a.k.aをつける訳ではないですが!
第三のビールa.k.a発砲アルコール飲料ビール風味ですね!
ネコレクション/愁人