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【連載】ファイアーループ足立のライブハウスなんかやめてやる!!/第18回

<毎週日曜日連載>

子供と遊ぶ

おはようございます。ファイアーループの足立です。

僕には息子がいます。最近4歳になったばかりですが、まあまあ喋るし、説明したら一応は分かってくれます。文字はまだ数字しか読めない。しかし小さいころからYouTubeをよく見ているので、なんか僕が知らないことをいっぱい知っている。なかなか地頭の良い子供だと一喜一憂している親バカなのですが、最近ちょっと悩んでます。

子供とどうやって遊ぶのが今後の彼にとって良いのか、ぜんぜんわからない!!

三つ子の魂百まで、とは申しますが、小さいときに形成された性格が大人になってもいろいろ引きずるのかなとか心配しちゃうじゃないですか。わがまま聞いてばっかりじゃもちろんダメだろうし、でもアメリカ人みたいに(※偏見)大らかに育てたい気持ちもあるし、放置はダメだと思うけど僕が忙しいときにカマッテカマッテはワガママを通すことになるんだろうとかね、親なら誰でも悩むことなんだろうけどね。

まずはおもちゃです。もう僕にとってのオール・オブ・おもちゃは「すぐ飽きるように作られている商業戦略の芸術品」と認定されていますし、息子も実際すぐに飽きます。そして別の物をすごく欲しがる。そう導くためのマーケティングも本当によくできている。いや、最近やり過ぎじゃないかな。経済を回すことは悪いことではないけどね。今朝もト○カの絵本を開いてあれが欲しい、これが欲しいと言ってきましたが、父さんは買わない。「君はすぐに飽きるじゃないか。あれもこれもすぐ飽きるように出来ていて、新しいのが欲しくなるように大人がうまいこと作っているんだよ」と大人げなく、大人社会の裏側をあばいていきます。息子も「いや、このおもちゃは今までのとは違う。ここが回って、ここも伸びて、その他にもいろいろギミックがあるから今度こそ飽きない」と頑張るのですが、大人はそんなプレゼンでは動かない。プレゼンはまず相手のメリットに重心を置くべきである。いや、それはもうちょっと大きくなってからか。とにかく僕たち大人には、既にいろんなおもちゃに飽きまくっている(あるいみ悲しい)経験があるのです。

誕生日にあげたパワーショベルのラジコンも、最初はものすごく喜んでいたものの予想より早く飽きちゃったみたいです。たまに「アレやろう」と言ってくるので出すんですが、ちょっと遊んですぐ終わり。5000円の割にフルアクションでゴリゴリ動くし、面白いと思うんだけどなあ。でもやっぱ「やれること」に発展性がないと飽きるのは仕方ないですね。砂場で砂をすくったりしたら面白いのかな?もっとコーナリングとかドリフトとか、「キワメガイ」のあるやつにしておいた方が良かったかな?うーん

次にiPadの子供用ゲームアプリです。こいつがすぐ課金しろと言ってくる。課金はしません。キリがないから。ホレホレ欲しいだろ、欲しいよな?これの続きがやりたいよな?ホレホレ泣け、泣いておねだりしろ感が「おもちゃ」より行儀悪いので父さんは非常に気に食わない。で、なんで課金してくれないのー!!って毎日泣くから面倒くさくなって「父さんお金ないねん」ってごまかしてました。じゃあ先日とつぜん「ぼくが働いてお金をいっぱい稼ぐからね。父さんいつもありがとう」とかたどたどしく言うもんだからもう父さん泣きそうになるくらい感動してしまって、でもよく考えたら超ヘンなこと言ってる。こいつは4歳だ。そして俺は89円くらい持ってる。いやごめん幼い子供にいらん心配をおかけしました。またなんか課金しない「正当な」言い訳を考えないといかん。タバコすぱー(500円)

さいきん買い切りでマイン○ラフト(その他無課金)をやり始めたのですが、これ最初はめっちゃいいと思ってたんですよ。ヘンテコな世界の中で、ヘンテコなりに相関関係がしっかりしている。頭を程よく使う。簡単な例でいうと、木造の家を建てたいとき。木材が必要です。木を手に入れるためにはオノがいる。オノを作るためには何がいる?うん、やっぱ木と石だな。じゃあ最初は手で木を切って、手で石を掘らなくちゃね。村人をいじめたせいでアイアンゴーレムが襲ってきて泣いたこともありました。「なんにもしてないのに、とつぜん目が赤くなって、襲ってきて怖かった。なんで」だそうです。父さんは「友達をいじめる悪いやつがいたら君も戦うじゃないか、アイアンゴーレムは村人の友達なんだよ」と、どうですかこれ。マジで教育にいいんじゃない?大人でもめっちゃ面白いし、しばらく夢中になって一緒にやってたんですよ。課金しなくても最後まで遊べるし。

しかしマイン○ラフトにハマりすぎてしまった息子はもう寝ても覚めてもマイン○ラフトのことばっかり考えるようになってしまいました。YouTubeもヒカキ○やドイヒ○君の実況動画ばっかり見るし(またこの人たち楽しそうにやるんだ、普通に課金もする)見たらまたやりたくなるし、やりだしたら寝ようと言ってもぜんぜん寝ない。マルチプレイで「そろそろ仕事だから抜けるね」と言うとすざまじく泣く。そりゃ突然オワリと言われたら大の大人でもガッカリしますから一旦反省して、タイマーを置いて「この時間になったら終わりやで」って前もって約束してみるとそのときは「ウンわかった」と言うんですが、「あと20分やで」「あと10分ね」「あと5分だから急ごう」とマメに段階を踏んでも時間が来たら「おねがいおねがいおねがいっヒィもうちょっと」とか言う。めちゃめちゃ言う。手を合わせておがんだりする。それハートに来るからやめろ。心を鬼にしてぜったいダメ約束したんだからって言うとやっぱり号泣する。そして大暴れ、その流れでなぜか(関係ない、近くにいた)お母さんの脇腹にキックを入れたので遂にアンインストールしました。性格が変わって凶暴になってもうてるやないか!「父さんいつもありがとう」のあの感じどこ消えた。危険!マイン○ラフト!!にゃん〇大戦争の方がマシ!!

いやはや、面白過ぎるのも考えものですね。だいたい、いろんな「オモシロ」をたくさん経験して、たくさん飽きてきた大人(ぼく)が今さらになって夢中になれるゲームなんて小さい子供には脳に直撃するくらいヤバいんではないかと、もう味○素をスプーンでガスガス食うくらいヤバいのではないかと怖くなってしまったのでした。今もマイ○ラマイ○ラうるさいです。あまりにうるさいのでソロプレイ限定でやらせてしまっています。親としてブレてますね!でもアレはオンラインで一緒に冒険するのが超おもしろいゲームなので、しょせん小さい子供がソロでやったところでクリエイティブモードでグチャグチャにして地獄みたいにして処理が超重くなって飽きるのがオチなので、もう今んとこ好きにやらせています。困った。「一緒にやろう」とすごくしつこく誘ってくる。ここは最後の砦なので、今度こそ崩されるわけにはいかない。

三つ子の魂百まで、まじで恐ろしいです。いま息子に何を与えるのが「健全な心の持ち主」へと導くのかがぜんぜんわかりません。ネットで調べても双方逆の意見があるから参考にならない。難易度が高すぎる。もうあとは来年からの幼稚園に期待しようと思います。ビバ他人任せ!交友が大事、対話が大事、ヒアリングが大事、というところで落ち着いてはいるのですが、これは子育てに限る話ではないですね!大人も子供も同じです。

子育てはいいですよ!「人としての根本的な喜び・嬉しさ」を探る良い勉強になりますからね。

結局自分の話かよ。自分のことしか考えてません!では、また来週!

ライブハウス『Fireloop』店長/足立 浩志

プロフィール

足立 浩志

大阪府大阪市のライブハウス

寺田町Fireloop』店長

Twitter:@adatinc

大阪にある、寺田町Fireloopという面白ライブハウスのオーナーで店長です。大喜利が大得意ですが、気の利いた答えを出すまでに1日かかります。

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