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【対談】Sorako(街鳴り)×シアン(ソライロシアン)第4回

大阪を拠点に活動するスリーピースバンド街鳴りのVo./Gt. Sorakoと、東京を拠点に活動する4人組バンド、ソライロシアンのVo./Gt. シアン。対バン経験にないふたりの強い要望により、この度zoomを使ったオンライン対談が実現した。お互いに似たものを感じ、惹かれ合った理由や音楽についての想いなどを熱く語り合ったこの企画。全4回にわたってお届けする。

<<<第3回はこちら

Sorakoが目指す未来

Sorako街鳴り

シアン:僕も聞きたいんだけど、街鳴りさんとかSorakoさんって、目指すところってどの辺?行けるところまでって感じ?

Sorako:この場だし、今みたいに自己肯定感低く見るのやめて調子に乗って素直に言っちゃいますけど、やっぱり「有名になりたい」っていうのはありますね。それがメジャーデビューっていうよりは、どのライブハウスでてもパンパンになるくらい、自分たちを好きって言ってくれる人が居てくれることです。そこまでなったら、メジャーデビューとか事務所入ったりとかしなくてもいいかなって思ってますし。つまりは、有名になりたいってことですね。母親からも子供の頃から「有名になって欲しい」って言われてたし、だから女優とかも応援してくれてましたし。だから目標は、ライブハウスをパンパンにしたいっていうことですね。

シアン:いや、十分な目標じゃないですか。

Sorako:でも、ドラムのぞのさんは2年以内に売れたいらしいです。

シアン:えらい具体的な……!

Sorako:彼は頭いいので、2年やって売れなかったら諦めるって言ってました。

シアン:具体的な目標を持つのはいいことですよね。

Sorako:ベースのごーちゃんは「行けるところまでいけたら」ってのがあるみたいで。あの子はすごい人見知りだから、彼女自身注目されてきたら嫌になっていったりするのかもしれないんで、「自分がやれるところまで」ってことだと思います。

シアン:なるほどね。

Sorako:私は正直、2年以内とかはないんです。楽器だったらおじいちゃんおばあちゃんになってもミュージックバーでやったりとか、死ぬまでやれるなと思って始めたところもあって。お笑いももちろん何歳になってもできるんですけど、漫才にしてもやっぱり車椅子で舞台に出るより立って出たいし、行動が限られてくるかなって思ったんですよね。音楽ならいつまでもみんなで楽しめるんじゃないかなっていうビジョンがあったから、最後に音楽目指そうって決めたんで。売れなくても死ぬまでやれたらいいなって思いますね。

シアン:確かにね、音楽ならいつまでもできますもんね。

Sorako:そうですよ。だからほら、作ってください。「シアンBAR」を(笑)。

シアン:(爆笑)

シアンの目指す未来

シアンソライロシアン

Sorako:逆に私もそれ質問したいです!シアンさん、どうなっていきたいとかありますか?

シアン:うちらはもう社会人バンドなんですよ、枠組みが。みんないい歳だし、本業も家庭もある中で本業なんて絶対辞められないし。「音楽で食っていく」ってのはリスキー過ぎるんで。だから目指すところは、仕事と家庭っていう制約がある中でどこまでいけるかっていうところですね。

Sorako:おー!なるほど!

シアン:「え?これ社会人バンドなの?インディーズじゃなくて?」みたいな。言ったら社会人最高峰バンドっていうか、「仕事や家庭があってもこれくらいやれるんだぜ」っていうところを目指したいと思ってますね。新しい感じするでしょ?ジャンル的に。

Sorako:すごい……!確かに新しい感じがしますね!仕事も家庭もあって、そこまでやれるってのは聞いたことない感じがします。

シアン:そうなの。そこを目指そうと思って。だから売れようっていう気は全くなくて。売れようっていう気はないけど、こうやってメディアに呼んでもらえたら出たいと思ってるし、活発に活動していきたいですね。

Sorako:いやー、すごいです!

シアン:でもねー。ホント。街鳴りさんは売れて欲しいですね。

Sorako:いやいやそんな!でもありがとうございます……!そうですね!そのために勢いとやる気を大切にして、「私らなんて」って言うのは辞めようってメンバーと話しました。なんの得もないですからね。

シアン:そうだね。後ろ向きになるよりは、ガンガンやっていきましょうよそれは。

Sorako:そうですね!今まで、私MCで「始めてまだ日が浅くて」とか「私らまだこんなんです」とか言ってたんですけど、それは言わないようにして、見てもらってイマイチやなって思われてもそれはそれだなって。あとは努力で変えていこうってなりました。「素人だから」って言うのはね、辞めました。

シアン:気持ちの持ち方とかはね、パフォーマンスに出ますからね。

Sorako:そうなんです。それをごーちゃんが言ってくれて。「そういうのは辞めて、自分らはプロっていうか、ガンガンやってます!」っていうのだけ言っていこうって。

シアン:そうだよ。その方がいいよ。それで行っちゃってください!いつかね、「僕、街鳴りのSorakoさんと対談したことあるんだぜ」って周りに言いたいので!

Sorako:ありがとうございます……!頑張ります!もうね、ぜひシアンさんと対バンしたいです!

シアン:そうね、したいね対バン。それは絶対しましょう!

Sorako:それを目標に頑張りましょう!

シアン:街鳴りさんが東京に来るのか、僕らが大阪に行くのかわかんないですけど。僕らも企画とかやるかもしれないから、出てくれたら最高です。

Sorako:ぜひ出たいです!今後ともぜひよろしくお願いします!

シアン:バンドぐるみで仲良くしてください!

Sorako:死ぬまでよろしくお願いします(笑)。

シアン:いや、年齢的に僕の方が先に死ぬんだけど(笑)。

Sorako:いやいや、今医療進んでるから200歳まで生きられますから(笑)。

シアン:(爆笑)


音楽は距離を超えて人を繋ぐ

大阪と東京。距離にして500kmを超えるふたりを繋いだTwitter。そして両者の心を繋いだ音楽。

互いの音楽や発信している内容に共鳴したことで実現した今回の対談企画は、同じギターボーカルである両者が抱いていた疑問や悩みを共有するだけでなく、心理的な距離をも近づけることができたように思う。

同じバンドマンでも思想や目的、パフォーマンスなどは全く異なるものである。だからこそ相手を知り、リスペクトして、自らの音楽の糧としながらモチベーションを高めていくことに繋がるのではないだろうか。

対バンの話にもあったように、今回の対談は街鳴りの東京進出や、ソライロシアンの大阪進出の足掛かりとなるかもしれない。目指すところは違えど、互いをリスペクトし合いながらさらなる真価を遂げる両バンドの今後から、目が離せない。

アーティスト情報

(Photo by 街鳴り、ソライロシアン / Facilitator by 倉田航仁郎 / Text by ソラ

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