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【連載】愁人の“週刊1週間の習慣”/第4回

<毎週金曜日連載>

ドラマチック についての考察

劇的な場面、1日など
みなさんも思い出せるものがあると思います。

ドラマチックとは何か考えていたんですが
ドラマのような、劇をみているような、映画を見ているような、ということは
日常から少し離れた非日常的なものだと思います。

そもそも劇的な感動や心動かされる瞬間とは
その人がどう感じるかなので自分次第なのかもしれません。

また、そう考えると自分が日常的に見ている光景や言葉も
誰かにとっての劇的な、ドラマチックなのかもしれません。

例えば僕から見ると
普通の会社員っぽいスーツの20代前半の男性が
ミスタードーナツを買って帰るだけの光景も
その背景に何があるか
そしてその人が何を考え、何を感じ
心を動かすかによって
ドラマチックなのかもしれません。

仮に
その会社員には付き合って4年、同棲して3年の彼女がいて
その彼女は同じ会社に勤める3才上の先輩で
会社には内緒で付き合っていた2人は
ずっと上手くいってたはずだったのに
最近なにか、ギスギスしていた空気が流れていて

彼が原因を考えて思い浮かんだのが
1ヶ月ほど前に彼女が実家からの電話で
結婚をまだしないのか?と聞かれ
怒って電話を切っている場面。

彼も結婚についても考えていたが
彼女は会社でも頼りにされている存在で
彼女より仕事で結果を出して認められてから
結婚したいとも思っていたし
なにより彼には自信がなかった。

仕事が早く終わった夕方に
気付けば、いつもより遠回りしていた帰り道
あまり通ったことのない道にあった公園のベンチに座り
そんなことを考えていた。

10分程、時間は過ぎて彼は思った。
自信は無くとも、一緒に幸せになりたい気持ちはあると。

彼は決意した。
でも経済的に余裕がある訳でもない彼は
どうプロポーズしようかと考えた。

彼は色々考えたが特別なことはしないでおこうと思った。
ドーナツでも買って帰ろう、
エンゲージリングやマリッジリングは無理だけど
ポンデリングでも買って帰ろう。

ニヤけながら彼はドーナツを買って帰った。
ドアをあけるとそこには
まったく想像してなかった光景がそこにはあった。

シャワーから出てきたバスタオルを巻いた彼女、
奥のソファーには下着一枚でテレビを見ている知らない男。

指からすり抜けたビニール袋は
玄関の床に叩き付けられ
袋の中から飛び出たメロンソーダが
床にぶちまけられた。

彼女も知らない男も
彼の方を見たまま唖然とし
黙ったままだった。

恐ろしいほど長く感じた
その十数秒間は静かで
聞こえるのは自分の心臓の音と
テレビのコマーシャル。

~いいことあるぞぉー♪ミスタードーナッツ♪~

恐ろしいほど長く感じた
その十数秒間を終わらせるように彼は言った。

「いいことあるかな」

。。。どうでした?

ドラマッチックになったかどうか分かりませんが
劇的にはなった気がしますね!

これ実はこの前
ミスドで並んでるときに考えてた想像が
きっかけでこの考察を書いてみようと思いました!

あとどうでもいいちゃいいんですが
ドラマチック?ドラマティック?

ネコレクション/愁人

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