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【インタビュー】THE HARVEST/鳴り止まない歓声とエンターテインメントのその先

茨城県つくば市を拠点に活動しているTHE HARVEST。観客を巻き込む迫力のライブパフォーマンスとすぐに口ずさめるキャッチーなメロディーを武器に、次々と人々を魅了している。そんなTHE HARVESTの結成やバンド名の由来から、現在と今後について話を伺った。

撒いた希望(planting hope)を収穫(harvest)する

THE HARVEST

ーーよろしくお願いします!まず、バンド結成から今までの流れを簡単に教えてください。

浜小路(Vo.):結成したのは、2010年1月ですね。初ライブが2010年の4月でした。前のバンドが無期限の活動休止になったのと、結婚して子供を授かったタイミングだったから、仕事と音楽をちゃんと両立できるバンドを作りたかったんです。その時に、前のバンドからレコーディングエンジニアをやってくれてたGUN-Zさんと話をして一緒にやろうってなりました。まぁ、当人は1年で脱退したんだけど(笑)。それからはたくさんのメンバーチェンジを繰り返しました。2018年4月に“つくばPARKDINER”でワンマンライブをして、現在も精力的にライブ活動をしています。

ーーバンド名の由来をお聞きしてもいいですか?

浜小路:ジョジョの奇妙な冒険に 『ハーヴェスト』ってスタンドが出てくるので「ジョジョ好きなんですか?」とか、往年の名盤から「ニールヤング好きなんですか?」って、よく聞かれます。だけど、実は全然関係なくて(笑)。元々やってたバンドがplanting hopeっていうバンドで、『希望を撒く』って意味だったんです。それで、たまたま実家に帰った時に「新しいバンドを組むことにしたんだけど、いい名前が思いつかない」って話をしたら、母親(スウェーデン国籍)に「種を撒いたんだから収穫するって意味のHARVESTは?」って言われて(笑)。

ーーまさかのお母さん(笑)。

浜小路:そう、ちょっと恥ずかしいじゃん(笑)。だから、あまり言わなかった。それで、周りにそういうバンド名いないし、頭にTHEを付けてTHE HARVESTになりました。

初めてライブに来たお客さんにもすぐに覚えてもらえる曲を作りたい

THE HARVEST

ーー好きなアーティストを教えてください。

浜小路:一番好きなのは、THE YELLOW MONKY。あとは、スピッツユニコーンエレファントカシマシAndymoriTHE BLUE HEARTS尾崎豊沢田研二。洋楽だと、QUEENAerosmithOasisThe Strokesカーペンターズとか。あ、あとABBAも!アラフォー感満載(笑)。

ーーそういった音楽を普段からよく聴いているのですか?

浜小路:普段は、あんまり音楽は聴かない方かな。車の運転中は無音だし。移動中は、生活の中でインプットしたことや感じたことをアウトプットするための変換作業をしてます。音楽を聴くときは、逆に何も考えてないときですね。

ーーなるほど。では曲作りはどんな風にやっているのでしょうか?

浜小路:曲は、必ず歌から作るんですよ。それこそ、朝の通勤時に鼻歌で。それで1日仕事をして帰ってきて、覚えてた曲が形になる。だから、今までに100曲くらい名曲ができたんだけど、忘れちゃいました(笑)。あとは、寝る前やお風呂入っているときにメロディーが浮かぶこともあります。ギターリフやドラムから作る人もいるけど、俺は全部歌から作るかな。マイケル・ジャクソンと一緒。

ーーなかなか勇気のいる作曲方法ですね(笑)。

浜小路:帰ったときに覚えてられるメロディーだからこそ、初めてライブに来たお客さんにもすぐに覚えてもらえる。そう思ってます。

ーー確かにTHE HARVESTのライブではお客さんがよく歌ってますね。昔から曲は作ってたりしたんですか?

浜小路:初めて自作したのは中学校2年生のときかな。元々小さい頃から空想が好きで、絵を描いたり、小説を書いたりしてた。何かしら作品作りをしたかったんです。だけど、絵が下手くそで(笑)。唯一、自分で満足できたのが音楽だったから、音楽で表現してるって感じですね。 それから多分300曲くらいは書いた!でも、もう半分も覚えてない(笑)。

自分達が最初に有料配信を行うことで、他のバンドや、これからの若いバンドへのひとつの物差しになればいいな。

THE HARVEST

ーーTHE HARVESTにとってライブとは?

浜小路:お客さんを楽しませたい、それに尽きますね。あとは、ライブは勝ち負けじゃないんだけど、誰にも負けたくないっていうか。「バンドがカッコ良い=お客さんが楽しい」ではないと思うんですよ。だから、カッコ良いだけじゃなくて、お客さんが楽しめるようなエンターテインメント性を大事にしてます。

ーー現在はライブと配信を同時進行していますよね?その経緯を教えてください。

浜小路:一番の理由は、このコロナ禍で、仕事の事情で行きたいけど行けないっていうお客さんがいて。そんな人達にも「ライブ」を届けたいなと思って、ライブハウス側と相談して決めました。配信はチケット制にして有料配信にしています。

ーーこの仕組みを取り入れたのはつくばではTHE HARVESTが初めてですよね?

浜小路:ライブハウス側の企画ではあったかもしれませんが、ブッキングイベント等に出演する地元バンドとしては俺らが初めてかもしれないですね。やっぱりライブって「ライブ会場があってのバンド活動」。なので両方にメリットのある形を、地元バンドで最初に提示したかったんです。自分達が最初に有料配信を行うことで、それが他の仲間バンドや、これから出てくる若いバンドへのひとつの物差しになればいいなって。

ーーどんな環境でライブを配信しているんですか?

浜小路:貧乏バンドだから配信専用の機材を新しく買えるわけもなく(笑)。ライブハウス側のPA卓のアウトからLRでオーディオインターフェースに入力、その音をiPadを使って配信しています。カメラもiPad。Wi-Fiはライブハウスのをお借りしてます。ライブハウスの協力があってこそですね。弾き語りの時はiPadのマイクで音を拾って配信をしています。

ーーライブ配信をして良かった点は?

浜小路:仕事でライブに来れない人、物理的にライブを観に来れない人にもライブを届けられるのが良かったです。でも、できればライブ会場に来て欲しい(笑)。

ーーこれからもライブ配信は続けていきますか?

浜小路:この状況が落ち着いても、ライブ配信というのはひとつの選択肢として残っていくと思う。だから、ライブハウスやライブ会場側と話し合ったうえで続けていければって思う。9月18日に“つくばPARKDINER”でTHE BLENDERと2マンライブをやるんだけど、このライブはチケット無料で投げ銭形式の配信をします。

ーーまた新しい試みですね!

浜小路:今回の2マンライブは、配信をしてくれる専門の業者さんに頼んで高画質の7カメで撮影をする予定です。より見応えのあるライブを届けたくて。

今後はプロデュース力も身につけていきたい

THE HARVEST

ーー今後の目標を教えてください。

浜小路:ここ1年くらい考えているのが、プロデュースする力を付けたいなって。

ーーセルフプロデュースということですか?

浜小路:そう。曲を作ってバンド活動だけしていけば良い時代でもなくなってきた。だから、DTM、配信、動画編集を始めたんです。MVも撮ったし。あとは、個人的な話になっちゃうけど作曲とかの仕事もしてみたいなって。

ーーだから今も色々試行錯誤しているのですね。

浜小路:そう。人を巻き込んでどんどん面白いことをしたいし、それをお客さんと共有したい!そのためには色々できるようにならないと。でも運営を協力してくれる人はいつでも募集してます!求ム!足長おじさん(笑)。

ーーありがとうございます!最後に告知があればお願いします!

浜小路:9月18日に“つくばPARKDINER”でTHE BLENDERと2マンライブをします!ライブは配信するので、ライブに来れない人もお酒片手に楽しんでください!売れるサラリーマンバンドになりたいので、これからも応援よろしくお願いします!

http://www.parkdiner.jp/headline.html

アーティスト情報

THE HARVESTの概要やオフィシャルサイト、ディスコグラフィーなどの情報は、以下の記事で解説している。

(Photo & Text by ユザワ屋

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