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【連載】新田概論(仮)/第6回

<毎週木曜日連載>

好きと嫌いの対義語

新田概論(仮)第6回やってきました。

最近真面目な記事ばっかりですが、テンション的には、居酒屋で酔っ払ったややこしいおっちゃんの小言を、難しそうな言葉で綴ってるだけなので、気楽に読んでいただけたらと思います。

今日は『”嫌い”と”好きじゃない”という表現の違い』について話していきましょう。

僕は英語が得意ではなくて、日本から出ないから日本語だけで良いって考え方です。

大学受験も『公募推薦なら得意教科と英語で受験できて、点数高い方を倍にしてくれるらしいから、得意教科を満点取れたら、実質英語勉強しなくて良いよね?』というアホ丸出しの考えで臨みました。

ちなみに、本当に得意教科を自己採点で満点を取って、入学しました。

自慢げに話すことも多かった話ですが、今にして思えば怖い話です。

本題には関係ないですけど、それくらいアホでも、行動力あった方が良かったりもするよなぁと、最近頭でっかち気味で、行動力不足な自分を戒めたい気持ちもあります。

そんな英語が苦手な僕ですが、好きな表現がありまして、それが”嫌い”の表現の仕方です。

勿論、憎むとか大嫌いを意味する”hate”とかって表現もありますが、一般的には好きを意味する”like”の否定系で”dislike”を使うことが多いそうです。

日本語に直訳すると、好きではないとか、苦手だって意味になります。

日本人は、憎むとか大嫌いとかって中々言わないですけど、嫌いってよく言いますよね。

僕は、頻繁に嫌いを使う人が好きではなないんですが、あるときに『自分も割と嫌いって使ってるかも…』と思い至ったことがあります。

僕が嫌いって言う人が苦手なのは、嫌いという単語そのものが、対象になる物や人を否定しているような気がするからです。

嫌いな食べ物、嫌いな音楽、嫌いな人。

それらは全て、誰かにとっては好きだったり、大切だったりするはずなのにです。

好きなものを否定された側からすれば、良い気分でないに決まってますよね。さらに言えば心に傷を負うことだってあるかもしれません。

日本人の感覚的に、好きの対義語=嫌い、という方程式が当たり前かと思いますが、これが少し間違ってることに起因すると僕は思っています。

辞書などで好きの対義語を調べれば、おそらく嫌いが出てくると思うので、ここからは僕が思う正しい意味での対義語という意味でお読みください。

最初に結論から言いますが。

好きの対義語は『好きじゃない』
嫌いの対義語は『嫌いじゃない』

です。

まず、好きという言葉も、嫌いという言葉も、ポジティブとネガティブという真逆のベクトルではあるけれど『主義や、主張したい意志がある』必要があります。

好き⇔嫌い ではなく
好き→←嫌い です。

つまり、好きと嫌いは絶対に交わらないので、争いを生みます。

ここでは武力だけじゃなく、説き伏せて相手を納得させることも、争いと呼ぶことにします。

例えば、宗教上の理由で『猫を崇める』と『猫は淘汰すべき』というような教えがあるとします。(あくまで例えで、有りそうで無さそうなとこを言ったつもりですので、もしそのようなことが本当にあった場合は変えます)

これは絶対に解決しない問題なので、争うことしかできません。

ちなみに僕があえて嫌いを使うシーンがあるのは、さまざまな差別です。

これは僕の主張なので『嫌い』を使います。差別上等主義な人とは話し合う気もないので、争うしかないです。

先程の英語の話に出てきたように、憎むを意味する”hate”が近いですね。

つまり、宗教とか差別とかを抜きにして、日常会話レベルで、嫌いって使うのが正解ではないことが多い、ということが分かるかと思います。

音楽、バンド、食べ物、友達

『最近流行ってるこの曲、嫌い』

『あなたが好きなこのバンド、嫌い』

こんな風に言わない方が良いですよね?

何か特別な理由があって嫌いな場合を除いて、別に争いたい訳ではないなら

『最近流行ってるこの曲、私は好きじゃない(好きな人がいることまで否定しない)』

『あなたが好きなこのバンド、私は好きじゃない(あなたが好きなことまで否定していない)』

の方が平和的ですよね。
何も相手を否定しなくていいんですから。

相手に主張があり、何かを嫌ってる場合で、自分にとっては相手を否定するほどでも無いときは『私は嫌いじゃない』で良いかと思います。

“好き”と”嫌い”

再度言いますが、ここにはしっかりした自分の主張が必要です。

友達が言ってたからとか、噂で聞いたからとか、ニュースで見たから、じゃなくて

私はこう思うから。です。

なんか難しい話になってきましたね。笑

ただ、この話で僕が伝えたいのは『誰かの”好き”を否定するのではなく、肯定した上で話したら平和だよね』ってことです。

音楽とか食べ物は、文化とか私生活で好みが分かれるので仕方ないですが、自分が苦手なものを好きな人がいてもおかしくないよねって許容できる心の広さを持ったら、もっと平和な世の中になると思います。

もしこの考えが良いなと思ってもらえたら、是非実践してみてください。

違う人間同士、互いを認め合えたら良いですね。

ただ、僕もこう考え始めてから気をつけてはいますが、いかんせん無意識のうちに嫌いって使っちゃうこともあるので、そんなシーンを見かけたら注意してくださいね。笑

あと『好きの反対は無関心だ』って言葉もよく耳にするかと思いますが、僕はそれもちょっと違うよなーって思ってます。

好き・嫌い・好きじゃない・嫌いじゃないの4つが関心があるチーム。

どうでもいい・興味ないの2つが無関心チーム。

じゃないかなって。

『好きの反対は無関心』っていうのは大義的には間違いじゃないけど、ちょっと乱暴な気がするんですよね。

まぁ何にせよ無関心でいるより、少しでも何かに興味・関心を持って接してみた方が自分の世界が広がると思うので、無関心は良くないってのには概ね賛成派です。

今日の話お話はここまで!

さーて、今までの記事で無意識に『嫌い』って使ってないか確認してきます!

Dr.FOOL/新田

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