【連載】RAYSAのおつかれいさだもんで。/第38回

<毎週金曜日連載>
RAYSA/今日の1曲
最近の若者(の一部)は
おつかれいさ!
先日携帯に某宗教団体からの間違い電話が入っていてびっくりした私です。
そしてスーパーでお酒を買ったらグラスがついてくるというイベントはとてもこころが踊るなぁなんて思いました。
さてさて、今回のテーマ「最近の若者は」という言葉。
ずっとずっと若者最前線でいてやる!みたいに思っていた私、仕事柄最近の若者に多く触れる機会があって、全員とは言わないけれど結構頭に浮かぶ言葉、「最近の若者は」。
嫌な大人にはなりたくなかったんだけどね。だって2600年以上にわたって「最近の若者は」って言われてきたんだってさ。私だってきっと言われてたと思うんだけどね、そういうもんなのかな。
最近の若者は…その後に続く言葉は?
私なりに感じることは、最近の若者(の一部)は自分を大切にしすぎてる気がするんです。
なんでしょう、自分は特別っていうのとは違って、自分を大切にしすぎるあまり、自分を見ようとできるタイミングがないのかなぁなんて。
私自身数年前なんかそう思ってた。自分が痛いのが嫌で、色んなことから目を背けていた。特に、自分のだめなところだったり直さなきゃいけないことだったり。
自分は自分でしか守れないんや!って私の口癖ではあるけれど、それは過剰防衛になりすぎると内省が出来なくなる。
自分はどれくらいの価値がある人間なのかなんて考えたら絶望するだけだもんな。そんなことしてんならさ、SNS見たりYouTube見たりゲームしたりってしてた方がいいのかもしれん。上っ面だけ幸せぶってりゃ自分に価値があるように思っちゃうもんな。間違いじゃないよ、色んな視点で価値はある。
でも生きること、とか生きるために何をするのか、とかに対してそこに自分という人間がいない感じがあるんだよね、最近の若者(の一部)って。
人に合わせず自分を貫くとか自分の正解を追い求めるのは美しいって勿論そう思うんだけど、何か履き違えてないかな?って思う。
そもそも人間として美しくあれと。
見た目じゃないよ。すごく些細なことで、礼儀だったり、思いやりだったり、想像力だ。
一旦、考えてみようよ、今の自分でどう生きられかって。と思う日々である。
何でも調べれば出てくるよ、何でも探せば出てくるよ。だけど想像することを放棄してはならんとお姉さんは思います。
これは例え話なんだけど、学校のテストで良い点数が取れなかった時に「問題が悪い!」って言ってるタイプの人をよく見ます。なんかそんな人を見ている気持ちになる時があります。
他責ってやつですね。そうでもしないと心って守れないのかなとも思います。
自分を責めすぎず、向き合えたら1番よいよね。何事もバランス。
最近のぼやきでした。見てくれてありがとう。
ではでは、おつかれいさ!
P.S.
7/16(土)と8/27(土)に久々のライブあります。是非是非。終わっちゃいないぜ。
その2、色々夏に向けて準備してます。発表を待っててくださいね。
RAYSA