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【連載】オ客ハ読ムナ。/第33回

<毎週土曜日連載>

The denkibran/今日の1曲

https://youtu.be/9BxTeZUMNHk




ツンデレというキャラ設定がなんだか勉強になった話

こんにちは。倉坂です。

先週は自分が「CDとレコードを大量に売り払った話」に託けて、最近の生活様式が「所有」から「共有」に変わっていってますよね?

みたいなお話を書きました。

今回もその話の続きのような、続きじゃないような曖昧なことを書いてみたいです。

今日も番外編。

オ客サンモ読ンデモ良イヨ。

▼わかりやすさが大事▼

わたくし高卒のくせに、世の中の流れだとか、若者論だとか、社会学みたいな話がけっこう好きです。

別に社会学を学問としてきちんと学んだこともないし

わかりやすい本を読んで「へー!面白い!」と言ってるだけなのですが。

そんなこんなで世の流れにはそれなりに敏感なつもりではいる。(どうしても年齢のせいか流行りものにはワンテンポは遅れちゃうんですが)

とは言え、やっぱり音楽が一番好きではある。

社会学と音楽。

これが、あながち別モノでもない。

「歌は世につれ 世は歌につれ」という古い言葉がありますが、

やっぱりポップス=流行歌なわけで

社会の流れというのは、音楽の流行りにも密接に絡んでいたりします。

戦前、戦後あたりの古い音楽から、最新の音楽まで、そんなことを考えながら研究するのは楽しいわけです。

例えば、最近の洋楽の流行だと

テンポ感が上がっていますよね?とか(トラップとか遅いですやん?とツッコまれそうですが、あれは倍でリズムをとっているので体感速度は高速化してる説もある)

アレンジの音数が減って低音のかなり下を出しますよね?とか(サブスクの影響と、iPhoneなんかの簡易スピーカーで音楽を聴く人が増えたから説)

なんかも、最近の生活の様式の変化と密接に関係しての音楽の変化だと思います。

とにかく、「早いテンポ感」とか「シンプルなアレンジ」「ストレートな歌詞」と、わかりやすいモノが受けやすい風潮に拍車がかかってる印象はあります。

SNSの流行りもtwitterから、Instagram、TikTok と、どんどん瞬間的には判断できるわかりやすいモノに流行りは移っていってますし。

パッと見、パッと聴きで判断できるもの。

いかに、わかりやすく作るか?

いかに、わかりやすく発信するか?

というのが、昨今のクリエイターさんには大切なようです。

これって芸術性とはまた別の話なので、とくに自作自演のインディーズバンドの場合、なかなかバランスのとり方が難しいんですけどね。

受けることだけやればいいのか!?違うだろ!!…みたいな。

こういう話は長くなりそうなので、また別の機会に。

閑話休題

とにかく「わかりやすいモノが受ける」という前提をふまえてなのですが、最近、読んだ本のなかで面白いことが書いてたので、最後に軽く紹介してみたい。

それは、萌え系アニメでの「ツンデレ」というキャラ設定の話でした。

▼ツンデレのはなし▼

ちなみに、wikiによるとツンデレというのは

「ツンデレは、特定の人間関係において敵対的な態度と過度に好意的な態度の二つの性質を持つ様子、またはそうした人物を指す。」

だそうです。

最近の萌えアニメの場合、「このキャラはツンデレ」というのが初期設定としてある。と。

この「初期設定→ツンデレ」というのが重要でして。

最近の萌えアニメの声優さんというのは、初期設定としての「ツンの中に潜むデレ」を表現する能力がいる。と。

それは、「ツンとデレを演じ分ける能力」ではなくて、「ツンデレというキャラを表現できる能力」がいる。と。

なるほど。

たしかに、それって似てるようで、ぜんぜん違いますね。

ここまででも「なるほど~」と思って読んでいたのですが、さらに続きがございます。

で、萌えアニメの場合、基本的に「ツンデレ」というキャラは、物語の最初から最後まで「ツンデレ」であって、それが変わることがない。と。

キャラ設定が変わることはないらしい。

つまり成長しない…ということなのでしょうか?

なるほど。

さらにさらに…なのですが、84年の作品「きまぐれオレンジロード」のヒロイン 鮎川まどか というキャラが「ツンデレキャラの元祖」?

みたいな説があるそうなのですが、それは違う。と。

いわく、「きまぐれオレンジロード」のヒロインは、最初はツンツンしていたけど、徐々に主人公に心を開いていって物語の後半で好意的になっていってるだけ。と。

つまり成長して、キャラ設定が変わっていっただけで、ツンとデレが共存してるわけではない。と。

つまり、あれはツンデレではない!と。

なんだか、この話にめちゃくちゃ納得してしまいまして。

良い歳して、何に感心してるんだ!?って話ですが。

アニメの話に関わらずなのですが、何事においても「成長していく過程を見守るのが面白い」と僕なんかは思っていたので、この発想が目から鱗でした。

人によっては「当たり前だろ?いまさら何を言ってるの?」って感じかもしれませんが

たしかに「キャラ設定が決まっていて変わらない」ことによる安心感、わかりやすさ…っていうのもあるなぁ…と。

ツンからデレに成長していく様を見て楽しむ…というのは、時間をかけてキャラに感情移入していくってことですよね。

時間をかけてファンになる。みたいな。

最初から「ツンデレ」にキャラ設定が固定されててわかりやすい方が、「ファンになる」という意味では即効性があるというか、単純にわかりやすい。

「ツンデレだから好き!」みたいな。

なるほどなぁ~。

アニメとかぜんぜん興味がないので、勉強になりました。

さて

単純に、この話が「正しい」とか「間違っている」とかはどうでもいいんです。

こういうちょっとしたエピソードを自分の置かれている状況や、バンド活動に当てはめて考えてみたりすると

後々なにか面白いことを発信する時のアイデアになったりするんですね。

日々勉強です。

しかし冒頭にちょっと「社会学が…」みたいな話を書いたのに、ぜんぜん社会学も関係のないような着地点になってしまいまった。

まさかのツンデレの話で終了です。

ごめん。

許せ。

書き終えてみると、先週よりとっ散らかった内容になってしまいました。

来週はもうちょっとわかりやすい、具体的に活動の参考になりそうな内容を書けたらと思います。

今週はあやふやな話で失礼しました。

では、シーユーネクストウィーク

The denkibran(Vo./Gt.)&南堀江kanve(ブッカー)/倉坂直樹




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