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【連載】ミューラビ倉田のラビッツボックス/第52回

<毎週木曜連載>




一周回ってわからなくなったので原点回帰することにした話

おはようございます!
ミュージックラビッツ編集長、倉田航仁郎(クラタ コージロー)です。

去年末からずーっとモヤモヤしていた気持ちの正体がわかりました。

ボクの中でバンドさんを応援したい気持ちが大きくなりすぎたことと、さまざまな人と関わることで得た情報、見たこと、体験したことによって、実際どうしたらいいか、とか、こうしたらいいのでは、とかが見えてくるようになったし、もし手が回っらないなら代わりに動きますよ、みたいな感じの動きを取りたいけれど謁見行為だと思って自重するという堂々巡りをしていたんです。
何組かお声がけしたところもあるのですが、ボクが手探りすぎたのと相手を配慮しすぎて具体策が提示できず、結果的には動かず頓挫したりして。

こうしたことを繰り返して「あー、ボクって価値ないなぁ」って思ったりして闇落ちしまくってたんですけれど、年も明けて落ち着いて考えてみたところ、答えが出ました。

「売れて欲しい」

ボクがバンドさんに対して持っているこの気持ちは本物です。

でも「売れる」ためにボクが勝手に熱くなりすぎてしまうと意味がないので、ミューラビを立ち上げたときに思っていた通り、

「バンドさんのペースに寄り添って、やりたいと思っておられることに対するサポートをする」

に徹するのがいいんじゃないかって思いました。

もちろん「売れる」の定義もバンドさんによるし、メジャーデビュー、でかいホールを満員にしたい、などなど、さまざまです。

そんな中で、ボクの思う「売れる定義」は「大きなホールでワンマンライブ」かなと思っていて。

ホールを埋めることができるようになっていれば、大概名前は広がっていて、“大人たち”の目のつく場所で勝負していると思いますし、売上も立っているはずですしね。

では、そうするためにはどうしたらいいのか。

これをずっと考えていて、自分の中できっと売れるようにするにはこうしたらいいんじゃないかっていうセオリーが形になってきました。

でもそれが正解かどうかもわからないし、それをバンドさんに押し付けるのは違うというのが今の考えです。

例えば。

目標地点を定めてそれを実現するために向こう1年間をボクに預けてもらって、こちらの考えた方策に対して一緒に議論しながら納得できるところで落とし所を作り、全勢力を注いでもらうようなことは、すでに活動しているバンドさんのポリシーや活動ペースを乱すことになるから、さすがにボクがやるべきではないでしょうしね。

「売れて欲しい」

これは根底にありつつも、部外者であるボクがそのためのアレコレを率先して動かしていくのは、よほどの信頼関係とかがないと無理だし、実績がないと信頼も何もないですからできるわけがなくて、頼みたいと思ってもらえるわけがないんです。

今はただのメディア運営者ですから。

そう思ったとき、閃いたんです。

全然違う形で、イチから自分で作ってみようって。

全く何もないところから作り上げて高みへ届ける。

これができたら考えの正しさは実証できるし、実験的とはいえ関わる人の人生を華やかなものにすることができるはず。

もちろん、その人たちの人生を背負う覚悟を持って、全力でマネジメントしていく所存です。

これを、ミューラビとは切り離して、独立したプロジェクトとして、今できる全てを注げる形で今年実行します。

そして、ミューラビはこれまで通り、少しでもバンドさんのペースで楽しく成長を感じながら長く活動を続けていってもらえるような環境を作って、不本意な形で音を止めないで済むようにしたいという気持ちを大切にしてサポートしていきます。

音楽メディアとして、バンドさんを知ってもらうために必要な、ボクたちにできる限りの宣伝をしていく。

そもそも、ライブハウスにくる音楽ファンのみなさんに新たな推しバンドを見つけてもらって、ライブに足を運んだり物販を購入してくれたりしてくれるようになって、バンドさんのファンも増えたら活動が潤滑にいくはずだし、そうなるといいなって思っていたんだから、つまるところ、これってただの原点回帰なんですよね。笑

新たなことも全てミューラビに統合していくのではなく、ある程度切り分けて考えていかないと、ミューラビが謎の集まりになってしまいますし、そこに気づけたのは大きいです。

一応の決着を見た感じ、ですね。

また何か見える形になったら正式にアナウンスしますね。

よろしくお願いします。

こうして答えに着地できたことで、気持ちがだいぶ楽になりました。

ほんと、人の夢を勝手に背負って勝手に悩んで勝手に折れてって、迷惑なやつですよボクって男は。。自重せねば。。。
ご迷惑おかけしました。

今年は倉田、動きます。

—–✂︎—–✂︎—–こぼれ話—–✂︎—–✂︎—–

フリーランスになって、3回目の十日戎に行ってきました。
そのときの写真が今日のサムネイル。

最初は前日に、去年は翌日に行ったので、今年は当日に行くことにしたわけですが、やっぱりすげぇ人でした。ほんとすげぇ。笑

えびす神社には年に何回かお参りに行ってるのですが、やっぱり年始のこのタイミングって気持ちが引き締まりますね。

今年の笹は去年よりも飾りを増やしたのでちょっとゴージャス。

笹に負けないよう、今年こそは飛躍せねば。

——✂︎—–✂︎—–✂︎—–✂︎—–✂︎—–✂︎——

というわけで、今回はここまで。

ではまた!

ミュージックラビッツ編集長/倉田航仁郎




プロフィール

倉田 航仁郎

ミュージックラビッツ運営者・編集長

Twitter:@cohzirow3_music

京都在住のフリーライター兼ディレクター。元バンドマン(ベース/ドラム)。お酒はビールと日本酒が好き。自分が楽しいと思うこと、周りが楽しいと思うことを追求していきたい。40代目前にしてもなおラーメン大好きぽっちゃり系。

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