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【連載】新田概論(仮)/第4回

<毎週木曜日連載>

音楽人こそ、音楽を聴こう

新田概論(仮)、第4回が始まりました。

1〜3回までバラバラの内容でやってきましたが、皆さまいかがでしょうか?

何故こうもバラバラかというと、別に情緒不安定な訳でもないんですが、連載を始めてみると、色々と伝えたいこととかって、思っていたよりもいっぱいあるんだなと感じました。

ですので僕の記事は、倉ちゃん(※)に怒られるまでジャンル決めずに好きに書いていこうと思います。

(※倉ちゃん:ミュージックラビッツ編集長&Twitterの中の人である、倉田さん)

僕の記事毎回、倉ちゃん出てくるな。

あと「倉ちゃん」とか呼んだこと、一回も無いからな。

それではさっそく本題に入っていきましょう。

そろそろ音楽の話もしたくなってきたので、今回は『サブスクと音楽的飢餓感』について話していきたいと思います。

タイトル重いな。

以前、後輩バンドマンと飲みに行ったときに

『メンバーがサブスクを何も登録していない。絶対に登録すべきだと私は思うけど、それは音楽人としてどう思うか。』

という内容の相談(というか愚痴)をされた事がありました。

ちなみに僕自身はApple Musicに登録にしています。

が、

初めて世に出始めた2015年、僕はサブスク反対派でした。

理由は、

音楽やってる人間が、音楽を定額で聴くんじゃねえ。

欲しいCDがあれば、タワーレコードに行く。

少し節約をして、欲しかった音源だけじゃなく、たまたま目に入ったCDをジャケ買いしてみる。

友達先輩後輩と、最近ハマってる音楽の情報交換する。

TSUTAYAに行って旧作10枚1000円を利用して、全部知らないアーティスト借りてみる。

ライブハウスに遊びに行って、知らないバンドでも頭から全部見る。

方法はともかく、音楽に出会おうという気持ちで街に繰り出す。

その為に時間を割く。

そうやってドラマチックに音楽に出会っていくもんやろがい。

という明らかに時代の流れとは、真反対の美学を持ってたからです。

しかし、

『この音楽を聴いてみたいという熱量が高いうちに、すぐ聴くことが出来る』

というメリットを感じて、サブスクに登録しました。

ちなみに、先程の話に出てきた後輩には

『例えばメロディラインが秀逸なアーティストや、ドラムがカッコいいアーティストを教えてほしいと誰かに質問したときに、サブスクがあれば一瞬で聴けるから便利』

と話したら、すぐに登録していました。

本当にサブスクって便利ですよね。

そして、今回の記事の核心はここから。

今回は、どちらかというと音楽やってる人向けな内容です。

サブスクって何度も言うように本当に便利だと思います。

ただし、時代の流れや便利なものということだけに流されるんじゃなく、自分から進んで利用するという意志を強く持たないと、音楽人としての矜持が損なわれる時代だなと感じています。

そもそもの話ですが、

『音楽をやる人間は、リスナーより音楽を聴いていなければならない』

というのが僕の大前提です。

もちろんジャンルだけで言っても、ポップス、ジャズ、ブルース、ファンク、R&B、HR/HMなどなど言い始めたらキリがない程にさまざまですし、好き嫌いもあります。

全て聴かなくたって良いですが、少なくとも自分がやってるジャンルや近しいものや好きなジャンルに関しては積極的に聴いてインプットし、自分たちの音楽にアウトプットしていかないと、良い音楽は作れないと思っています。

サブスクは

『聴いてみたいと思った時に、場所を選ばず、すぐ聴ける』

という意味で、最強の音楽コンテンツだと思います。

ただ、便利すぎて、自分が知らない音楽を探しに行こうって気持ちが薄れてしまうと、意味がないです。

CDを買いに行ったり、借りに行くのには、交通費はCD代などで数千円かかります。

「早く家に帰って聴きたい」

そう思いながらの帰路でのワクワク感。

聴いたときの充実感。

思ってたのと違う…ってガッカリ感。

逆に意表を突かれて、こんなにカッコいい物と出会えたという驚き。

もちろん音楽が純粋に好きで聴くんですけど、買ったCDが好きじゃない音楽でも、安くないお金を使っている分、真剣に聴くんですよね。笑

どんな音楽でも真剣に聴くと、曲作りとか、自身の歌や楽器にフィードバックしやすいですよね。

サブスクだと、こうはいかない部分が多いです。

定額で、すぐに聴けますから。

友達に勧められたから、とりあえず聴いてみたけど、一曲聴いてあんまり好みじゃなかったから、もう聴いていない。

気になった音源あったけど、いつでもダウンロードできるし、また時間ある時に聴こうと先送りにする。

なんてことありませんか?

恥ずかしながら、僕も少しあるなって感じます。

これは音楽が飽和してることによる、音楽的な飢餓感が喪失してきているせいじゃないかと思います。

今までは自分から行動しないと新しい音楽に出会えないから、常に音楽に対して腹ペコだったのが、行動しなくてもいつでも音楽が聴けるから、そうなってくるんじゃないかってことですね。

そして、音楽やっている人に多い傾向にある気がします。

それが少し悲しく感じています。

なんでかって理由は実はあるんですが、今回は控えておきますね。

ともかく、

『音楽している人間はリスナーよりも音楽をいっぱい知らないといけない』

っていう考え方は、常に思ってなくてはいけないことだと、断言しておきます。

特に、新しい音楽を作ろうって人達は、アイデアがいっぱいあって損しないと思います。

先人達が、何百年も前から音楽と向き合って、音楽理論だとか、演奏テクニックだとか、新しい楽器だとかを産みました。

色んな音楽情報が溢れてる今、アイデアとアイデアの組み合わせが、新しさを産むはずです。

そのために、いろんな音楽を聴こう。

便利さにかまけず、いっぱいインプットを増やそう。

そして、頭の中で混ぜ合わせ、自分だけのアウトプットしていきましょう。

今回の記事の結論は、こんな感じ。

ちなみに僕がめちゃくちゃ音楽聴いてるぜ!見習えよ!って言いたい訳じゃないです。

僕もレッスンで「この曲が弾きたい」と言われて初めて聞く曲も沢山あるし、友達が「良い音楽見つけた」って教えてくれることも多々あります。

そして、サブスクが悪だって話でもないです。

めちゃくちゃ便利やん。最高やん。
バンドマン基本お金ないやん。定額最高なん。

サブスクのせいでCDが売れなくて悲しいって話もいまだによく聞きますが、そんな時代じゃなくなってると僕は思ってるので、悲観するより「この時代にどうやって売ったり広めたりするか」。

そんなことを考える方が楽しいよねってタイプです。

こんな時代だからこそCDでしか売らないぞって考え方も好きです。

とにかく媒体は変われど、音楽が、音楽であれば良いと思ってます。

話は逸れましたが、

音楽人よ!

バンドマンよ!

新しい音楽と出会おう!

見つけにいこう!

生み出そう!

です!

僕も良い音楽いっぱい聴いて、いっぱい良い音楽作るぞー!!!

いかがだったでしょうか、第4回新田概論(仮)。

今まで音楽に触れてきませんでしたが、音楽の話するとどうしても堅苦しくなるんすよね。笑

次回はまた、音楽と離れた内容の記事にしようと思います。

大阪の美味しいラーメンを紹介するとかにしたら、いよいよ新田概論(仮)とは何なんのかという話しになってくるので、方向性そろそろ定めたいですね。

それでは。

Dr.FOOL/新田

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