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【連載】Campanillaの『まいどおおきに!』 /第4回

<毎週木曜日連載>

Campanilla/今日の1曲

https://youtu.be/ObApuhbE8gQ




カーテンがない暮らし

私の部屋にはカーテンがありません。

音楽を生活の主軸に置く人の大半は
夜に活動するんじゃないか
午前中はずっと寝ているんじゃないか
なんて思っている人も多くいると思います。

そんなことないの。
夜ねむいものはねむいの。

もともと深夜帯に活発に動くのが苦手で
夜更かしをしてやろう!なんて思っていても
丑三つ時には眠気とともに
ぐっすりと寝てしまうのが昔からの私。
流行りの病が広まる前
月の半分をライブハウスで過ごしていた私にとって
朝まで飲むぞ!なんてことが日常茶飯事。
ただそんな場でも途中でスヤスヤと寝てしまうのでした。

今住んでいる部屋に越してきて
一番気に入っているところが
南向きの大きめなすりガラスの窓から当たる
朝のやわらかい陽射し。

こころにもからだにも無理なく
一日の始まりを伝えてくれるものです。
陽射しを浴びることで
セロトニンなんていう名前のホルモンが
身体の中に分泌されるといいます。
科学の世界ではそう言われているけど、
「なんとなく気持ちいいな」で私にとっていいのです。

毎日浴びていると
ほんの少しの陽の翳りに気付くようになりました。
肌寒い部屋の中、眠たい目をこすりながら
布団を畳み、窓の方に目をやると
ガラス越しから暖かい光が私を照らしている。
深呼吸をして今日の光を感じる。
冷えた部屋の冷たい空気を感じる。
身体を震わせながら
白湯をゆっくりと口につけて
口、のど、食道、胃から全身へと
あたたかいものが伝わる感覚。
ゆっくりと目を閉じて感じる。
これだけで幸せだな、と思うものです。

とある海辺の街で迎えた朝陽を浴びて
なぜか頭をよぎったのが
森山直太朗さんの「愛し君へ」でした。
https://www.youtube.com/watch?v=A2b5GreHOMo

朝陽が好きになった日のことでした。

普段がライブハウスから
センセーショナルな刺激が多い夜を届けているからこそ
やわらかい刺激を少ない量で伝えてくれるものにこそ
愛らしさを込めていたい。
そういうものにも「おおきに!」と思う人でい続けていたいものです。

来年もカーテンがない暮らしを続けそうです。

今年も1年ありがとうございました。

Campanilla/らっきょ(Perc./Cho.)




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