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【連載】ミューラビ倉田のラビッツボックス/第48回

<毎週木曜連載>




年内のミューラビイベント終了しました

おはようございます!
ミュージックラビッツ編集長、倉田航仁郎(クラタ コージロー)です。

昨日12月16日(水)、knave倉坂さんとの共催企画『倉人 -クラビト- 第一回』が大成功のうちに幕を閉じました。
ジャンルバラバラで、普通に聴いたら「え?」って感じになるだろうブッキングにもかかわらず、それはそれとして楽しめたのは、倉坂さんやknaveの魅力やバンドさん同士の相性の良さだったのではないかなと思います。
本当に感謝。大感謝です!

ボクとしては、ずっと追いかけていたMONT=LEIに出てもらえたこと、伏見◎Projectの魅力をknaveで伝えられたこと、前から気になっていたエリカとアンロックローバーの生演奏を見れてつながれたこと、倉坂さんとknaveでイベントができたことなどなど、とても多くの収穫がありました。

ご来場いただいた皆様、配信をご覧いただいた皆様、本当にありがとうございました!
配信チケットはまだ購入できますので、ぜひお買い求めください!
https://t.co/QberBkfoxA

そんなわけで、2021年になってから右も左も分からないまま、いろいろな人にご相談して、教えていただいて、助けていただいて、ミューラビとして6本のイベントを開催してきました。

特に後半は詰め詰めのスケジュールで駆け抜けたこともあって、脳がパンクしそうでしたね。笑
ブッキングして場をセッティングしたらOKとかじゃないから、ちゃんとフォローしたり告知したりいろいろやることもあって、それが積み重なって結構大変でした。

でも、その分、得たものも多くて、こんなにも多くのバンドさんたちが「倉田さんが誘ってくれるから出演します」って言ってくれるんだって知れたし、「なんとかしてあげたい」と言って協力してくれたりして、本当に多くの人たちの優しさに触れることができたなって思ってます。

そうしてご出演していただいた方々に

「出てよかった!」
「また出たい!」
「ミューラビのイベントに出られて嬉しかった!」

と言っていただけたり、ライブハウス関係者さんたちに

「見させてもらったけど、いいイベントやってますね!」
「うちに出演してるバンドもお世話になってるみたいで、これからもよろしく!」
「うちと一緒にイベントやりましょうよ!」

と言っていただけたりしたことで、ミューラビはボクが気付かない間に少しずつ大きくなってきているんだなって実感しました。

たくさんの方々の支えの上で今があるんだなってことや、やっぱりイベントって楽しいんだってことも改めて感じたから、この気持ちを大切にして、これからも

ボクだからできること

をやっていこうと思います。

ライブハウスに根付いていないフリーのイベンターで、どこにも属していないフリーの音楽メディアという強みを生かしていきたい。

でもね、絶対忘れたらダメなことがあるんです。
それが

・イベントに出ることでバンドさんたちにメリットがあること
・開催することでライブハウスさんにメリットがあること

これです。
これは忘れちゃいけない。

現時点ではどちらにも金銭的なメリットを出すことはできないのでそれも大きな課題ではありますが、そもそも論、「楽しかった!」で終わってしまったら、それはただの趣味になって、誰の未来にも繋がらないと思っているんですよ。

その上でのメリットとは何か?

バンドさんに対しては、一人でもお客さんを増やしてもらうこと、バンドさん同士のつながりを作ってもらってツアーとか企画とかで呼び合えるような仲になってもらうことというのが、直近で目指していたメリットです。

その上で、一般の方にライブハウスに来てもらうための敷居を下げることでライブハウスという場所を守りたいという思いもあって。
どうしたってライブ業界って閉鎖的だし、高齢化して減少し続ける顧客を取り合ってるような、もはや古典芸能のような状態なのは間違いないですから、それを打開したい。

何か一歩突き抜けることができて、新しい魅力や楽しみ方、本来の良さみたいなものが正しく一般の方にも伝われば、ライブハウスを中心とした音楽業界が再構築できて活気付き、バンド文化も盛り上がって、サブスクやYouTube、SNSだけで楽しむものではなく、現地でも気軽に楽しめるようになるんじゃないかって思ってるんですよ。

「お酒は飲めないけど居酒屋飯が好きだから飲みに行く」みたいな感覚で、特に音楽に興味があるでもない人にも、「ちょっと時間できたしフラッとライブハウス行ってみた」って感じで生の音楽を楽しんでもらえたり、「暇だから配信ライブでも見よう」って見てもらえるような世界にしたい。

メジャーデビューを約束できるような力もパイプもないボクができることは、ライブハウスという文化や仕組みを、現代に合った形でリノベーションして、古典的な魅力は残しつつ今の人たちにも響くものに変えることだと思ってます。

目指してるのは、玄人だけが見る高尚な古典芸能だった歌舞伎を、古典的な芯の部分は大切にしながら現代風にアレンジして国内の若年層のみならず海外にまで広めた、18代目 中村勘三郎さんのような感じ。

「できる!」と言い切れるほど甘いことではないことも、多くのライブハウスがそれを試行錯誤していることは百も承知です。

でもライブハウスが尻すぼみになったら、今ボクが関わっているバンドさんたちは活動場所の大部分を失ってしまって、益々萎んでいってしまうわけで。

だからって、「そうならないように」という守りではなく「もっと多くの人に触れてもらえる場所、発信できる場所にする」という攻めの姿勢でやっていきたい。

バンドさんがパフォーマンスしてて楽しいと思えたり、お客さんとのつながりや自分のファンが増えること、ステップアップしていることを実感できる場所にしたい。

お客さんが気楽に生の音楽に触れて、友達も呼んできたいと思える場所にしたい。

音楽業界の人がフラっと現地に来て、バンドさんにデビューや企業案件、コラボ、スポンサーなどのお誘いができるような、双方にとって魅力的なチャンスの原石が転がってる場所にしたい。

それがバンドさんがステップアップするために一役買えるようになると思ってるから、その大枠をバージョンアップするきっかけを作りたい。

小回りの効く小さなライブハウスからそうした波を起こせたら、少しずつでも広がっていくんじゃないかなって思います。

そのためにボクは、主催イベント『ラビコレ!』を軸としたさまざまなイベントを企画したり、メディアとしての新企画を始めたりと、あの手この手を試しています。

「ただなんとなく」「これしかできひんから」みたいな惰性でやっていくことだけは、しないように常に目標を持って、目指すところに対するアプローチを明確にした上で挑戦し、アップデートしていくことはすごく大事だと思うんですよね。
なにをするにしても、ですけれど。(自戒)

ボクは

バンドが好きです。
ライブが好きです。
音楽が好きです。

それらを鳴らす人たちが不本意ながら辞めなければいけない状況になること、嫌いになってしまうことを少しでも遅らせて、夢を追い続けて実現してほしいから、その全てを守れるだけの力と知識と行動力をつけられるよう、これからも活動していきます。

みなさんとは、こちらから何かを押し付けることなく自然体で、楽しいを基本にしながら、これからも一緒にやっていきたいです。

これからも、バンドさんを、ライブハウスさんを、ミューラビをよろしくお願いいたします!

—–✂︎—–✂︎—–こぼれ話—–✂︎—–✂︎—–

ずっと撮りたかった集合写真が今日のサムネイル。
倉坂さんが声をかけてくれたから実現しました!

実はこれまでのイベントでも撮りたかったんです。
ボクが写ってなくていいから、バンドさんだけの集合写真でもいいから撮りたいと思ってたんです…。

でも言い出せなくて撮れなくて、『ラビコレ!アンプラグドvol.1』の時はサイツさんが、今回は倉坂さんが声をかけてくれて、「倉田さんも入らないと!」って言ってくれたから一緒に撮影できました。

本当にありがたい。。。
集合写真撮れて嬉しかったです!

——✂︎—–✂︎—–✂︎—–✂︎—–✂︎—–✂︎——

というわけで、今回はここまで。

ではまた!

ミュージックラビッツ編集長/倉田航仁郎




プロフィール

倉田 航仁郎

ミュージックラビッツ運営者・編集長

Twitter:@cohzirow3_music

京都在住のフリーライター兼ディレクター。元バンドマン(ベース/ドラム)。お酒はビールと日本酒が好き。自分が楽しいと思うこと、周りが楽しいと思うことを追求していきたい。40代目前にしてもなおラーメン大好きぽっちゃり系。

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