1. HOME
  2. ブログ
  3. 【連載】オ客ハ読ムナ。/第28回

【連載】オ客ハ読ムナ。/第28回

<毎週土曜日連載>

The denkibran/今日の1曲

https://youtu.be/Ljlu3bl3cng




早回しでやってきた未来に翻弄された、この2年を振り返る。

こんにちは。南堀江knaveの倉坂です。

前回は11月の自分の担当日をふりかえって箇条書きにしてみました。

いつもはこの「オ客ハ読ムナ。」というコラムも、一応、テーマを決めて書いているつもりではいるのですが、

本日は随筆的に。

決意表明の意味もこめて

ここ最近、ずっと思っていたことをダラっと書いてみようと思います。

▼この2年ぐらいを思う

世界的に新型コロナウイルスが流行りだして

生活様式も変わってしまい

もちろんライブハウスやバンドを取り巻く状況も変わって

もう2年ぐらいでしょうか。

自分の仕事の話…つまりライブハウスやイベントの周りの話で言うと

潰れちゃったライブハウスもあるし

なくなっちゃったイベントもいっぱいあるし

解散しちゃったバンドもたくさんいたり

なかなか思うようにライブハウスに来れないお客さんも増えてしまったし

CD屋さんもなくなったり

…ぶっちゃけあまり良い状況とは言えないですよね。

ただ、コロナ禍が直接的な原因でどれも起きたことかもしれませんが

いまの状況って「遅かれ早かれ来るであろう未来がただ早回しでやってきただけ」みたいにもずっと思ってるんですよね。

5年~10年後にはこんな感じになっているんだろうな…と漠然と想像していた「もっと先に起こるはずだった未来」が早送りで2年後に来ちゃった。

こちらとしては5年~10年とゆっくり時間をかけて、

先の未来に備えるつもりだったのに

まだ何も準備ができていない。

だから、テンパっちゃった。

そんな気もしています。

洋楽の流行りを見ていたら、ロックバンドが流行らなくっていくのもわかりきっていたことだし

メジャーの流行りと、ライブハウス周辺の流行りがまた2極化してくのもわかりきってたことだし

ライブでの収益、物販の収益で採算をとろう!となっていた音楽業界が、どこかのタイミングでまた次のやり方を探さないとダメになるのもわかりきっていたし

ライブ配信だってそのうち普及していくんだろうな…と漠然とみんな思っていただろうし

日本でサブスクがはじまってしまったら、CD屋さんやレンタル屋さんの需要がどんどんなくなっちゃっていくんだろうな…なんて、アメリカでサブスクがはじまった頃からみんな思ってただろうし

などなど

想像していた未来が早回しで突然に来てしまっただけ。

うん。わかってはいるんですけど、なかなか状況に対応しきれない自分がいております。

逆に今の状況に対応して、きちんと成果をだしている人たちはすごいなぁ…と尊敬もしております。

あと、早送りとは別で一時停止状態になってしまったがゆえのシーンの動きもあったり。

バンドだったりお客さんがシーンの中で入れ替わる周期というのがだいたい3年ぐらいだと思っているのですが

例えば、コロナ禍でライブハウスにあまりこれないまんま

お客さんと若手バンドの次の世代がでてくるタイミングになっちゃった

来れないうちに卒業することになってしまった人…というのも、やっぱり一定数は存在しているような気もします。

そんな風に思うこともあります。

雑な書き方をすると、若手を補充できていないまま、次のターンに移っちゃった…みたいな印象。

もちろん、次の世代にうまくバトンタッチして共存できているシーンや場所もあるので、これは僕周りだけの話かもですが。

あと、この2年が「勝負のタイミング」の時期と重なってしまったバンドたちは本当に苦労してるもんなぁ…。

そういうバンドたちを見ていると、やっぱり悔しいなとは思います。

そして自分の話に戻るのですが

この2年ぐらいは、なんとかしなきゃな…と思いつつ「仕方ないか」を言い訳に、なかばあきらめかけてた自分もいたりして。

ただこのまんまだと本当に終わっちゃよな…と、2021年の最後の最後に奮起しようと足掻きだした自分もいます。

どっちかという正攻法は苦手で、いつもちょっと汚れなアイデア賞狙いというか

今まで抜け道を探すような戦い方しかしてこなかったので

僕みたいなタイプの人間が頭を使うのをやめたら、本当に何も残らないんですよね。

というわけで2021年をなんとか乗り越えて

逃げ腰で守りに入ってしまっていた自分を戒めて

2022年は攻めの方をがんばりたいと思います。

攻撃こそ最大の防御なり。

このまんま、ゆっくりと自分がオワコンになるのはやっぱり嫌だなぁ…とやっぱり思う。

…と、今日はなんとなく思っていたことをまとめずに書いてみました。

ようは、クソ―!この2年ぐらい何も出来てないなー!がんばりたいなー!という決意表明でした。

仲良くしてくれているバンドさん、一緒にがんばりましょう。

出演してくれるバンドさんあってのライブハウスです。

来てくれるお客さんあってのライブハウスです。

一人じゃなにもできません。

というわけで本日はこの辺りで。

来週からはまたちゃんと書きますゆえ。

ではでは、また来週。

The denkibran(Vo./Gt.)&南堀江kanve(ブッカー)/倉坂直樹




過去の連載記事

アーティスト情報

その他の連載スケジュールはこちら




関連記事