【連載】ミューラビ倉田のラビッツボックス/第45回

<毎週木曜連載>
ラビコレ!アンプラグドvol.1、閉幕!
おはようございます!
ミュージックラビッツ編集長、倉田航仁郎(クラタ コージロー)です。
11月22日(月)。
ミューラビ初となるアコースティックイベント『ラビコレ!アンプラグドvol.1』が、大盛況のうちに幕を閉じました。
初めてのライブハウスで、初めての企画で、初めてお会いする方にもご出演いただくという、初めて尽くしだったこのイベント。
さらに、休日に挟まれた平日で、天気も雨というコンディションだったこともあって、いろいろな想いが錯綜して緊張と不安とで前日寝れませんでした。笑
でも、だからこそ、そんなこともあろうかと思って挑んだこの布陣。
- MiUさん(from at last fool)
- 浜小路ヨハンさん(from THE HARVEST)
- 愁人ワークスさん(from ネコレクション/ハヤシライフ)
- 結乃さん(from ivory iris)
- サイツアキノリさん(from 君がそうなら僕はこう)
絶大なる信頼を置いている人たちに集まってもらい、愁人さんのおすすめでサイツさんもよく出演している歌う魚という会場で、その店長森本真伍さんもおおらかですごいお人柄のいい人で、写真撮影はMVでもお世話になってるフジタヒロアキさんという、これでもかという条件が揃っている安心感。
それでも寝れなかったのは、そういう性格だったということで。笑
で、蓋を開けてみたらこれがまた大盛況。
たくさんの人が雨の中、オープンから来場してくださって、配信もたくさん見てくださって、もうね、泣きそうでした。笑
細かいライブレポは追って公開しますが、とにかく楽しかったんですよ。
そもそも、アコギで弾き語るアコースティックイベントはたくさんあると思うから、そこにミューラビらしさを加えたらどうなるかっていうのを考えた結果、『普段バンドで活動してるけど、その人が普段と違うセットで演奏する姿を見てもらう』ということに行きついて、この形になりました。
もちろんアコギでバンドの曲をアレンジして演奏する人がいてもいいし、それプラスで、愁人さんのようにそもそもソロとして全く違う活動してる人も入れ込んでいくことで、面白くなるんじゃないか?っていうのがコンセプトでした。
結果は大成功です!
トッパーでお願いしますって言ったときに
「トップ、バッターっ…!な、る、ほ、ど…!!些か不安ですが承知いたしました(笑)」
と言っていたMiUさんも、始まってからは絶妙な客席いじりで場を温めながら、アレンジされたバンドの曲で会場を包んでくださいました!
最後、終了時間が迫ってきたことでギターを置いて話し始めた時は「最後の曲やらずにMCだけで終わるのではないか?」という期待を匂わせつつも、しっかり1コーラスだけ演奏してくれるなど、楽しかった!企画のトップバッター、MiUさんに頼んでよかったです!
続いて2番手の浜小路ヨハンさん。
「11/22月曜日に大阪で歌いたいと思ってます! せっかくミューラビにいつもpushして頂いているので、ミューラビの他のpushアーティスト絡めてなんかミューラビ主催でイベントできないかな??なんて考えてます!世の中の情勢がまだまだ厳しいので、無理のない範囲でご検討いただけたら嬉しいです」
っていう連絡をいただいたことをきっかけに企画したのがこの『ラビコレ!アンプラグド』なので、ヨハンさんが実質立案者みたいなものです。笑
バンドの曲はよく聴いてましたが、アコースティックでもかなりパワフルでバンドに負けず劣らず!
MCも面白いし、配信あるのにマイクもカメラも無視して客席で話し出す破天荒さも最高でした!笑
出会ってから一年くらい立ちますけれど、初めてお会いできて嬉しかったです!
で、3番手の愁人ワークスさん。
ヨハンさんの話を受けて、別件で打ち合わせするついでに愁人さん相談したことがきっかけで歌う魚を紹介していただき、店長の森本さんとも繋いでもらったおかげで会場も決まり、細かいところもたくさん相談させてもらって、この企画がスムーズに開催できた影の立役者と言っても過言ではない存在です!
ボーカル愁人さん+キーボードOKNさん+カホンヨシヒロさんというセットでラップを演奏し、即興を交えながら会場全体を拍手に包んでくれた存在感は圧巻でした。高いスキルあってこそだなと感動してさぶいぼ出てました。しかもMCも面白くて終始笑いが絶えませんでしたし、もうね、たまらんかったです!
続く4番手。この日の紅一点、結乃さん。
愁人さんのバトンを受けて「愁人さんすごすぎた!やばい…!どうしよ…!」って泣きそうになってたけれど、いざステージに立ったらその緊張もいい具合に味方につけて、バンドの曲を弾き語りアレンジで堂々と歌い上げてくださいました!アコギも様になってましたね^^
MCでもボクをいじり倒しながら会場を笑いに包んで、会場からのツッコミも受けながら和気藹々とした空気で楽しかったです!
そして大トリのサイツアキノリさん。
この企画が決まったときから、ボクの中で『トリはサイツさん』と決めていた、その思いは間違ってなかったと実感できるステージでした!
「本当に歌うのか?もしかしたら歌わずにMCだけでいくのではないか?」という期待もありつつ始まったステージは終始「実は山を持っていた」という話に徹して笑いをかっさらっていました。
ボクが作詞してサイツさんが作曲するっていう話を以前していて、歌詞を納品していたのですが、まさかそれが形になっているとは知らず、その曲がサプライズで演奏された時は涙が出ました…。サイツさん最高ってなりました!
この曲はバンドでブラッシュアップしていくそうなので、楽しみです!
そんなこんなで大団円の中で幕を閉じたラビコレ!アンプラグドvol.1。
実は「いいやん!この人のバンドってどんな感じなんやろ?」っていう興味をかき立てて、その人のバンドのライブにも足を運びたいと思ってもらうことも目標にしていたんです。
なので、この日ひとりのお客様から「初めて見たけどよかった!音源買おうかと思うけど、この人ってバンドやったらどんな感じ?」っていう質問をボクが受けたので、バンドの魅力を話して物販にご案内してバンドさんとお客様を繋ぐことができたりして、これもまた嬉しい出来事でした……!
歌う魚の店長森本さんからも「バンドのことも考えた上での弾き語りイベントになっていて、とてもよかった!これからも力になるし、ぜひ第二回もやっていこう!」って言ってもらえたし、来場者の方々にもお褒めの言葉をいただいて、ご出演者の方も喜んでもらえて、もう最高に嬉しいイベントでしたよ。涙
しかもお客様から「倉田さんですか?いつも楽しくいろんな記事拝見してます!」って声かけてもらえることもあって、もうなんだか、輪が広がってる感じがとても嬉しいです!
やってよかった……。感涙
イベントってね、ライブってね、本当にいいもんです。
まだこれまで一回もライブに行ったことがないって人いたら、ぜひ一度行ってみてください。
もし行くのが怖かったら、怖いポイントを教えてもらえたらそこを解消する努力をしますのでお気軽にご連絡ください!
ライブは、サブスクや音源で聴いてるのとは桁違いの迫力と思いを感じることができるので、おすすめですよ!
さて、次回のミューラビイベントは今週末の11月28日(日)。
大阪寺田町Fireloopにて、今度はバンドセットイベント『ラビコレ!vol.2』が開催されます!
8月22日(日)にvol.1を開催して以来、3ヶ月ぶりの開催です!
楽しみすぎる!

東京からの刺客、Layla.を迎え撃つのは、大阪のネコレクション、街鳴り、”DANNY BOY”、京都のNoazami。
この日はパワフルステージになること間違いなしです!
Fireloopでお待ちしています!
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イベント制作って、正直思ってるよりもたくさんの力を使うのだなと、やってみて思いました。
ただ場所を押さえて出演者を呼ぶだけでも形としてはできるんだろうけれど、ボクの思うイベントはそうじゃないんですよね。
イベントをやることに理由と目的を持ってやっていきたい。
ミューラビにはこんな素敵なバンドさんが掲載されてるんだぞって知って欲しいし、お客様には新しい音楽に出会ってもらいたいし、バンドさんたちには新しい音楽仲間に出会ってもらいたいし、その相乗効果で、バンドさんのその後のライブとか音楽活動とかにいい影響が出てほしい。
そんな思いで、毎回のイベントを制作しています。
ほんと手探りでいろんな人に教えてもらいながら、協力してもらいながらではありますが、これからもいいイベントを作っていけるよう、日々精進します!
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というわけで、今回はここまで。
ではまた!
ミュージックラビッツ編集長/倉田航仁郎
プロフィール

京都在住のフリーライター兼ディレクター。元バンドマン(ベース/ドラム)。お酒はビールと日本酒が好き。自分が楽しいと思うこと、周りが楽しいと思うことを追求していきたい。40代目前にしてもなおラーメン大好きぽっちゃり系。