【連載】ポルネオ倉庫〜コラム編〜/第25回

<毎週金曜日連載>
Portoneon/今日の1曲
マニアックすぎるけどいいですか
Portoneon(ポルトネオン)うえでぃーです。
いや今回はもうマニアックすぎるけど、僕の愛を大いに綴らせてもらおうと思っている。
先日我が家にもついに新型MacBook Pro 14インチが届いた。
僕はこの日をずっと待っていた。
昨年M1チップが搭載されたAirとProが界隈を賑わし、コストパフォーマンスが
恐ろしいと話題になって結局1年から1年半待って待望の今作を手に入れたわけだ。
まだこの製品が発表される前から、絶対に初期M1を超えたモンスターPCが出ると心のどこかで思っていたので昨年のMacBookは見送った。
大正解だった。
まさにこのコラムも今このMacBook Pro、とりわけM1 Proチップを積んだモンスターマシンで悠々自適に書いているが想像を遥かに超えるスペックである。
この前にメインマシンとして使っていたMacBook Pro 16インチはIntelチップでかなりオプションを付けまくってほぼフルスペックに近い状態で約60万円で購入した。
性能については全くもって異論なし。周りも驚く驚愕のスペックでスイスイと作業を1年ほど共にした。
ただ、ここ最近は結構思っていたことがある。
まずスペックが高いゆえに無駄に電池の消耗がはええ。
「オラ、いつでも死ぬ気で頑張ります」と長距離走を常にフルダッシュで走るタイプなので、まあYouTubeの動画編集などの少しタフな作業させたら充電器を差さなければ2時間くらいでバッテリーが尽きる。
出だし1位の勢いで長距離を走り出した彼が帰ってきた時には脇腹を押さえながら学年全員に迎えられる現象に似ている。
それに伴ってまあファンが回る回る。
動画編集中なんてすごい。あれは飛行機だ。どんだけ頑張ったらそんなに熱くなるの?というほど筺体は熱を持ち、それをなんとか冷やそうとファンを回す。
かなり静かなカフェでこの事態が起ころうものなら隣の隣の席くらいまでのカップルがこっちを振り向くくらいだ。
でもこれ以外は文句ないし、そもそもこんな便利グッズを世に発信しているAppleには敬意しかないくらいだ。
大体Appleがなければスタバに現れる画面覗いたら意外とLINEしかしてない意識だけ高い系クリエーターたちは今頃存在していなかった。ほんまにスタバで仕事してる方、ごめんなさい。
そして何より脇腹を押さえながらゴールに進むMacBook Pro 16インチには愛着がある。
コロナ禍が始まった頃購入してから一体毎日何時間共に過ごしたか。
どれだけ少なくとも6~8時間は触っているので相当な相棒だ。
PortoneonのYouTubeも全てこの16インチで作ってきた。
その他のいろんな動画も毎日作りに作ってきた。
ただそんな中で待望の新しい相棒がやってきた。
こいつは今まで、長距離をスタートから全力で駆け抜け飛行機のような轟音は一切あげない。
というかちゃんと書くと充電も一体何時間もつんだというくらい持つ。
実際これを書いてる今は20:35。今日は朝からガシガシ使って動画も編集したり数本書き出しているにもかかわらず
未だ充電残量60%を保っている。
ウェルカム怪物。
あと4Kの動画の書き出し時はおろか、今までなら重い動画の書き出し中は他の作業も困難だったのに書き出しの裏でイラレ、フォトショ、YouTubeを同時に開こうがびくともしない。
なんなら現状こんな負荷をかけてもなおほんのり筐体が温かくなるくらいでもはやファンすら1秒も回らない。
で、先述の相方は60万だったのにこれは30万だ。
いやどうなっとんねん。
完全にIntelチップ時代は終わった。
もはやベンチマークなどでは最大800万近くするモンスターMac Proと誤差の範囲でしか実務的挙動が変わらない。
俄然、普段の僕のライフスタイルとモチベーションに力を与えてくる。
っていうかまじでこれ以上もうノートパソコンとして進化できる余白が存在するのか。
クリエーターにしか必要ないスペックではあると謳われているが仕事でパソコンが必要不可欠な我々にはあまりにも必要な新時代のモンスターであることは間違いない。
沸々とここまで書けどなお熱い思いが込み上げてくるが、シネベンチなどスコア的な部分は指標としても音楽や動画制作には必須のスペックがきっとこの辺を平均として進化していくのは疑う余地はないだろう。
Portoneon/うえでぃー(Gt.)