【連載】ランラビGENの泣きたくなるのはあなたのせいだよ/第13回

<隔週木曜日連載>
RUN RABBIT RUN/今日の1曲
2021年に出会ってヘビリピした楽曲
どーも、ランラビのギターボーカル担当
GENです!!
もう11月も中旬、、、年末に向かって行ってますね!ということで2021年に個人的にヘビリピした楽曲の紹介をしたいと思います!!!
4月からは福岡にやってきて新生活がスタートしたということもあり、その時々のシチュエーションにあった楽曲と出会いました。
30歳を超えると、新しい音楽を探すよりは昔聴いてた曲を聴くようになるということを何かの記事で見たことあります。
んでも、作詞作曲をするものとして時代の空気感や流行りを取り入れたいという気持ちもあるので、いろんな音楽を聴くようにしております。
その中で、今年出会った楽曲たちです。
それでは、紹介スタートです!
まずは1曲目。Voundyの「世界の秘密」です!
声、言葉、メロディー、心地よいリズム、編曲センスとんでもない20歳がおるなぁと感嘆しました。この年代のアーティストを他にたくさん知ってるわけじゃないけど、ずば抜けたセンスを持っていると思います。他の楽曲の振れ幅も大きく、いろんな音楽を聴いて、そしていろんな音楽を作りたいという気持ちを感じますね。最近、CMでも流れてきました。
2曲目は、ハナレグミの「ぼくはぼくでいるのが」
残念ながらYouTubeはありませんでしたが、
ハナレグミのアルバムを暫く聴いてなかったなぁと思い、新しいアルバムを聴いてみました。RADの野田洋次郎さんが楽曲している
おあいこという曲はめちゃめちゃ聴いていたんですが、こんな名曲も収録されていたとは、、、恐るべし。
ド頭の、ぼくはぼくでいるのが 時々疲れるな
ってゆー歌い出しで、1発でやられました。
ぼくはぼくでいるのが 時々疲れるな
目の前の 君の食いものになって 消えられたら好きな君の中の 片隅に残って
引用元:https://www.uta-net.com/song/192308/
君の好きな 人の中に また残って 紛れられたら
うーん、自分のことを歌ってくれてる様な気がします。
ハナレグミは中学生の頃から聴いているんですけど、いろんな曲に救われてます。当時好きだった宮崎あおいが好きなアーティストがハナレグミで。好きな人が好きなものに触れてみたいとMDで何回も聴いてました。何度も、あぁ人生もう終わらせてもいいかなぁって思うたびに、もう少しだけ生きてみようって思わせてくれます。
3曲目は、iriの「会いたいわ」です!
関ジャムという番組が好きで、よく見るんですが、その中で絶賛されたラブソングです。
かなりシンプルな編曲ですが、iriの低音ボイスが心地よく、また1発で覚えられるメロディーと歌詞。
この記事を書いて思ったのですが、どうやら自分は1発で頭に残る曲が好きみたいです。
RADWIMPSのニューアルバムでコラボもしているみたいで、今後、益々の活躍が期待されるアーティストですね!
4曲目はTOCCHIの「これだけで十分なのに」
最近、シティポップにハマっていまして、YouTubeでシティポップ詰め合わせみたいなのを見て、たまたま出会いました。
やはりサビのメロディーと歌詞が秀逸です。
本当に足りないものなんて 実はそんなに無いんじゃない?
引用元:https://www.kkbox.com/jp/ja/song/Pap00DMHrW3LFqhfLFqhf0XL-index.html
僕はこれだけで十分なのにこれだけじゃ駄目ですか
周りと持ち物比べて 色々と欲しくなって
人の目がそうさせるのか これだけで十分なのに
ずっと自分が思っていたことをバシッと歌にしてくれてる感じがして。夜とか散歩中に聴いているとどこまでも歩いていけそうな気がするんです。
でも愛する人が欲しいものがあるなら
引用元:https://www.kkbox.com/jp/ja/song/Pap00DMHrW3LFqhfLFqhf0XL-index.html
それを与えれる人にはなりたいかな
疑問系の歌詞が続いてる中に、↑の自分の願望を一つ入れることで、本当に伝えたいことがより明白になる気がしますよね。
俺も自分の生活に多くは望まないけど、やっぱり愛する人には幸せでいて欲しいし、笑って欲しいから、それを与えられる人間になりたいなって思います。
5曲目は、adieuの「よるのあと」です。
adieuの正体は上白石萌歌さんで、自分と同じ鹿児島出身ということで、注目していました。もともと、野田洋次郎さん作曲のナラタージュという楽曲をヘビリピしていたんですが、ふと他の楽曲も聴いてみたいと思い、この楽曲と出会いました。
ド頭の
あなたが嘘をつかなくても 生きていけますようにと 何回も何千回も 願っている さよなら
引用元:https://www.uta-net.com/song/277886/
というメロディーと歌詞が1発で頭に残ります。
声も透明感があって、どんなシチュエーションでも聴けるような気がします。年齢を重ねると激しい曲よりもこういった落ち着いた曲を好む様になってます。
6曲目は、ハンバート ハンバートの「虎」です!!
ハンバート ハンバートの同じ話という曲が大好きで、カバーしたりしてました。ふと、YouTubeのおすすめに、どこにいてもおなじさ、という楽曲が上がってきて、聴いたところ、ヘビリピ。そっからの、虎をヘビリピ。
曲を書くものとしての苦労や苦悩。
自分と重ねてしまいました。
どこにいても誰といても
僕の時計止まったまま
深い深い穴の底で
一人惨めにいじけている人の胸に届くような
そんな歌がつくれたらだめだ、だめだ、今日はやめだ
引用元:https://www.uta-net.com/song/104605/
メロディひとつできやしない
酒だ、酒だ、同じことさ
昼間からつぶれて眠る
曲を作るだけではなく、この世の中で何かを生み出すものにとっての苦悩や苦労が歌われてる気がしますね。
最後の
虎にもなれずに溺れる
引用元:https://www.uta-net.com/song/104605/
という歌詞も素敵。
どこにいてもおなじさ、も是非聞いてみてください。
7曲目は、羊文学の「あいまいでいいよ」です!!
羊文学との出会いは、1991という楽曲がきっかけでした。新しいジャンルのスリーピースバンドが出てきたなと思いました。スリーピースって結構、テンポ早めの激しい人たちが多い気がしてて。そして、ジャンルって出尽くした気がしてて。でも、ときたま突然変異的に出てくるんだなぁと改めて感じさせてくれました。ギター1本でもこうゆうアプローチの仕方があるんだと。
あいまいでいいよ 本当のことは後回しで
引用元:https://www.uta-net.com/song/294017/
忘れちゃおうよ
とても素敵なメロディーと歌詞。
羊文学の沼にハマりそうですね。派手な編曲をしなくても、メロディーで印象づけられるというか。もちろん声もめちゃめちゃいい。
引き算。Cメロで上がっていくのもGOOD。
ということで、ここら辺で紹介終わります!!
僕の大好きなRADWIMPS、BUMP OF CHICKEN、星野源も、名曲のリリースがありましたが、
それは別の回のときに紹介させてください汗
それぞれのアーティストで
記事1回じゃ足りないので汗
色んなシチュエーションで、色んな音楽を聴いてきたので、当時のことを思い出して
エモくなったりしますよね。
僕も僕の大切なものを思い出しました。
過去のものにしたくないことが多いな。
あなたとこれからの時代も生きていきたいな。
とういうことで、年内最後のライブも
12月26日(日)に予定されています!
トリです!!
新曲もやります!!よろしくお願いします!!
RUN RABBIT RUN/GEN(Gt./Vo.)
phot by @takedog69