【連載】ポルネオ倉庫〜コラム編〜/第24回

<毎週金曜日連載>
Portoneon/今日の1曲
さあ来年は
Portoneon(ポルトネオン)うえでぃーです。
今月また新しい曲とMVをリリースするのだが、一旦リリース系は落ち着いてもいいかなと思っている。
というのもそろそろ様々なことが再開されていく中で来年はライブでしっかり楽曲たちを育てて行けたらいいなと思っているからだ。
もう散々このコラムでも書いている気がするが、ツアーが全て無くなって生活様式がガンと変わった。
この1,2年は本当に有意義で仕方のない時間になった。
たくさんのことを勉強しながら、それを形にしていく術をしっかりと体に刷り込んでいけた。
コロナの前まではツアーに行って各地で美味しい料理を食べて…と言っていた理想のプランもきっと素敵だっただろうけど、このコロナ禍がなければ僕は深く音楽に入り込めていなかった気がする。
だから大正解の選択肢を常に自分的には取れていた気がする。
この先もこれを機にたくさんのアーティストや何かを発信する人たちの根本的な考えに変革が起きて、正解を都度見つけ出していく判断力との勝負になると思う。
きっと今までライブに来てPortoneonを身近に置いてくれていた方々にとってはかなり退屈な活動に見えていたんだろうなぁとか、そういうことは頭の片隅にありつつも大進化を遂げてまたステージに立つ日もそう遠くなくなってきたはず。
音楽は芸術で、芸術は作品で。
作品をしっかり納得いくまで落とし込んで、まるで先端をより尖らせるような作業を黙々としていた。
少なからずお金をもらってライブに来てもらう以上は、本当に自分達がいいと思える作品を届けたい。
裏を返せばコロナ禍前まではそこの解決策がどうにも凝り固まった”こうあるべき活動”みたいなものに阻まれて、思考を停止していた気もしなくもない。
そういったある種、哲学的とも言える考えを持ちつつもちゃんと心には皆に会いたい気持ちがある。
人間らしいそういった本能的な感覚に関しては素直に生きていきたいし、というか好きなことだけして生きると
決めているのでちゃんとそういう部分は大切にして叶えたい。
だから中止になったツアーはやりたいし、良いとか悪いとか出来栄えがどうとかより単純に会場で音を介して触れ合いたいなと思う。
こういう書き方をすると随分さっきまで書いていたことと矛盾が起こるけど、そこは気にしないでね。
今一旦この感情を持ちながらできるのは作品をだしていくことだから、そういった作品を愛してもらえたり出会ってもらえる
プロモーションも来週くらいに新しい曲ができたら本格的にやっていこうと思う。
いやー、にしてもいきたいとこや聞いて欲しいあなた、尽きないなあ。
こういう不完全燃焼がずっと心地いい世界線でしっかりしっかり1歩ずつやれることをやろうと思う。
そろそろ新曲「オーダーメイド」お披露目が近づいてきたから要チェックしてね!
Portoneon/うえでぃー(Gt.)