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【連載】Starting over/第2回

<毎週水曜日連載>

RainDoll/今日の1曲

https://youtu.be/HoqBwjZkJp4




Starting over Ⅱ

山田達と仲を深める手段として、一先ずお酒を選んだ私

しかし、家族はほろ〇い1杯で寝てしまう。

よくお酒の強さは遺伝とか言うよね。

限界まで飲んだことないし、1度試してみたいが、とりあえず外で飲んで人様に迷惑をかける訳にはいかない。

実家で家族に「飲もう」と切り出してみると、成人になった娘と飲めるというシチュエーションが新鮮なのか親はとても喜んだ。

 限界ってどれくらい?
先に眠たくなるかな。
吐いちゃったらどうしよう。

考えながら飲んでいると、気づいた頃には父と母は1杯で泥酔して寝ていた。

え、もしかして私って少なくとも親よりは飲めるじゃーーーーん!!!!!!!
てか酒うま!!
ビックリした!!
ありがとう!!!

そうしてまた山田とコピーバンドを組める機会がやってきた。
練習中もやっぱり山田はすごい。
ライブも、すぐ左から感じる山田の音やパフォーマンスにグッときて、こちらの気持ちもあがる。
だからバンドは楽しいのか、と思った。

この時の私はうまい酒が飲めそうだ、なんてかつての思考回路ではありえない事を考えていた。

山田を含め、ライブ前から既に飲んでおり、滅茶苦茶なテンションの人もいた。
打ち上げが始まってよりカオスになる。
そこで目立っていたのは「コスコス」という、RainDollがよく行動を共にする男。

山田とかなり親しい様子で、悪い印象はないが…彼、めちゃくちゃ飲ませ合いをしている。こわ。

そう思いながら喉が乾いた気分で、1人で腰をかけながらウイスキーの瓶を一気飲みした。

ふう、と一息つきながら前を見ると、丁度山田がコスコスくんを連れて私に近付こうとしていたようだった。
山田は親友であるコスコスを私に紹介しようとしてくれているのかもしれないが、もしや私も飲まされるのか、という気持ちもあり怖い。

う………と目を逸らすに逸らせない気持ちで軽く会釈すると、何故かコスコスくんは黙って少しずつ視線を向こうにやる。
山田は小さい声で「お前、怖いぞ…」と言ってきた。

いや、なんでお前らに引かれなあかんねん

しばくぞ。

この時、酒を飲み我々の足元で石のように転がって寝ていた男こそが、RainDollのベース担当ロム(@ymmroy)だとはまだ知る由もなかった。

続く

RainDoll /おこめ(Vo.)




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