【連載】ポルネオ倉庫〜コラム編〜/第22回

<毎週金曜日連載>
理屈は後でつけたらいい
どうもPortoneon(ポルトネオン)うえでぃーです。
さあ、今年も散財の秋がやってきたわけだが今年はエゲつないMacBook Pro(※以下MBP)がやってきた。
ガジェットレビューしたいわけではないので具体的なスペックなどは控えるが、一言で言えば僕が1年間待ち続けた理想通りのパソコンだった。
AppleはiPhone含め海外で発売前からリーク情報が出るのだが、今年のMBPは過去最高レベルで当たっていた。
もちろんAppleラバーとしてはなるだけリーク情報も事前にかなり見ているが今作は細かい仕様まで全て当たっていた。
Appleの深夜2時からの発表会を生中継で見て、それが終わり次第公式ウェブサイトでポチる。
「今年はここ数年…いや数十年規模の大きな革命をAppleはもたらした。」と手に汗握らながらそのまま購入する。
これを無限ループで数年繰り返している。
大体こういう流れを踏むと毎度「いやーでも最近のAppleはさぁ…」と不平不満を並べてくる人が必ず現れるが、この規模感でまずは毎回人を熱狂の渦に巻き込めるようになってから出直してきてくれと思う。
GoogleやWindowsなどのライバル企業レベル以外の人のただの不満に興味はない。
そういう人は大体久々に会ったら何故かApple製品を使っている上に待ち合わせをスタバなど意識高い系のところに変えてくる。
あれはなんなんだろう。
ただ、気付けば毎年毎年MBPを買っているので身近な人が「そんな毎度パソコンいる?」という気持ちは分かる。
結構言われる。
ただわかりやすく言えば、女性には例えば化粧品が大事なわけで新しい良いコスメとやらが出たら今事足りていても買う場合があるのと同じことである。
あとはシンプルに最近はYouTubeなどで超高負荷な4Kなどの動画なども扱っていて、結局毎日8時間は必ず使う生活必需品なわけだ。
だからこういった大きく進化したスペックのパソコンは1年を目安に買い換える。
特に服や毎日美味しいものを食べたい、なんなら別荘を買ってそこで優雅に暮らしたいという感覚などは微塵もない。
僕は音楽を基盤に生活しているのでその周りのものに対しては一切妥協はしない。おしゃれな言い方をすれば自己投資である。
スティーブ・ジョブス万歳。
ティムクックも万歳。
というか毎度毎度ノートパソコンに50万、60万という額面が当たり前なのに世界中でそれをポチる人がこんなにいること自体そもそもAppleが最高のエンターテイナーである。
こういう自分にとって必要と感じるものに手を出すという選択肢は、とても大切だと思う。
もちろん収入など様々な状況が想定できるので一概にこれが正解だとは思わないが、MBPに限らず時代の歩幅にある程度僕は寄り添っていきたいと思う。
「これはどこが自分にとって最高なのか」で悩みまくって足を止めてしまうのが踏み込めない理由なら
「これはどこが自分にとって最高だったか」と理由や理屈を後付けした方がずっと人生は楽しい。
どうせ80年も生きたら死んでしまうのだから、それぞれの欲求は満たせる範囲で手の届く範囲で満たした方がいい。
YouTubeだって仮に節約して、スペックの低いパソコンで虹色グルグル野郎(※これMacBookユーザーならわかると思う)にイライラを我慢しながら向き合うより「ああ、我がPCを愛してやまない」と感謝をしながらタイピングしていく方がよほど続く。
他の生き物を食べるときに敬意を持って「いただきます」と言うのと変わらない。
ん。なんか話の方向が変になってきた気がする。
仕事はなるだけ趣味の延長線上の気持ちでやった方がいい。
気持ちの話なので趣味のレベルでの納品はもちろん論外だけど。
というこのコラムを愛するMacBookで書き綴って今夜は寝るとする。
Portoneon/うえでぃー(Gt.)