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【連載】オ客ハ読ムナ。/第21回

<毎週土曜日連載>




Juniper Berryのお話

どうもです!!倉坂です!!

前回は街鳴りさんへのラブレターをこの場を借りて書かせていただきましたが

今回もラブレターシリーズです。

今日のラブレターの相手はJuniper Berry(@_JuniperBerry_)というバンド。

最近、完全にこのコラムのコンセプトが崩壊しつつありますが

今日のもバンド紹介なのでね、今週もお客さんに読んで欲しい。

オ客モ読ンデ!!

そしてJuniper Berryの音楽にふれてほしい!!

▼Juniper Berryの話

そもそも、なぜJuniper Berryの話を書こうかと思ったか?

けっして、このコラムのネタがつきたわけではございません。

ネタがなくなったからバンド紹介シリーズでお茶を濁しているわけではありません。

ち、ち、違うんだからね!!

実はJuniper Berryさん、新譜が出ます。

めでたい。

おめでとう。

タイトルは「Air Era」。

一足先に聴かせていただきましたが、全7曲入りの良盤です。

でね

ありがたいことに、僕にその新譜にコメントをください と依頼がきたのです。

じゃせっかくだし、ミューラビさんのコラムでJuniper Berryの話を書いてしまえばいいかな?と思ったしだいであります。

▼倉坂的Juniper Berryの魅力

さてさて。

その新譜からのリードトラック「アイレラ」が現在、eggsで2週間限定で配信されていて聴くことができます。

はい。

聴いていただけたでしょうか?

“サイケデリックフォーク”

とでも形容したくなるような良質な楽曲。

ちょっと70年代な匂いもしたりして

彼女達の楽曲、本当にすごく好きなんです。

僕とJuniper Beryyとの出会いなのですが

そもそも、今の4人に鍵盤を加えた5人編成の前身バンド時代に南堀江kanveに出演してくれていました。

そのバンドもなかなか良いバンドだったのですが、今よりもっとシティポップよりというか…

レイドバックした今の雰囲気とはまた違い、どちかというとスタイリッシュなバンドさんでした。

それが、Juniper Berry名義になってから、急にアメリカンな質感に。

土臭いレイドバックした音を出すバンドになったので、正直、最初はビックリしました(笑)。

ボーカル haruna nooko ちゃんの口から出るバンド名も

やれ、Grateful Dead だ

やれ、The Byrds だ

…と、会ってない1年ぐらいの間に何があった!?と笑ってしまうぐらいシブくなっていました。

正直、60年代のアメリカのバンド好き!とか言ってる20代前半の女子なんか周りにいてなかったのでね、

おじさん、そりゃエコひいきしてしまいますよ。

Juniper Berryみたいなバンドは絶滅危惧種みたいなもんなんでね、しっかり保護していかないとダメです。

ちなみにツイッターをさかのぼると、去年の夏から保護しないと!とか僕は言ってたみたいですね(笑)。

さてさて。

Juniper Berryがただのルーツ好きの懐古バンドなら、僕もこんなに騒いでないんです。

古い音楽の影響やルーツ的な要素もしっかりあるけど、

同時に今のポップスとして成立する曲の良さが彼女達の一番の魅力であり

Juniper Berryの何が面白いか!?というポイントが僕的にありまして。

今回の新譜とは関係ないのですが

例えば、この「Zenn」という曲

https://youtu.be/bHP1wgavKgQ

最初に聴いた時の僕の感想は

「おお!めちゃPOLICEやん!?」でした。

POLICEのこの辺りの曲の雰囲気を感じたんです。

The Police – Roxanne

https://youtu.be/3T1c7GkzRQQ

で、本人達に聴いてみたところ、まったくPOLICEなんて意識していない…と。

マジか!?とビックリしました。

なんか、こういう偶然の一致感が多くてすごく面白いんですよね。

新譜の曲でも、もちろんこの手の話はありまして。

ここでお聴かせできないのが、歯がゆいのですが

『★』という曲

デビッドボウイの死ぬ前のラストアルバムのタイトル…との関連性は本人達に聞いてないのでわかりませんが

はじめてライブでこの曲を聴いた時に

「おおー!なんか懐かしのスウェーディッシュポップな感じがするー!」

と思って興奮しました。

なんかカーディガンズみたい!!キュン!!みたいな。

でも本人達はやっぱりスウェーディッシュポップなんて、まったく意識していないわけです(笑) 

「うわ!タンバリンスタジオや~!」みたいに思ったオレの感動を返せ(笑)!

『ミツバチ』という曲

この曲、僕は彼女達の曲で今のところ一番好きかも!?てぐらい好きな曲なんですが

はじめて聴いた時の僕の感想は

「うわ!!すげー!!RADIOHEADみたい!!」でした

僕的にはもうOKコンピュータの頃のRADIOHEAD臭がプンプンするんですね。

ただ、例のごとくRAIDOHEADなんかまったく意識して作ってないわけですよ(笑)。

Juniper Berryの曲ってきっと本人達が意識していないところで、ルーツ音楽の匂いがすごくするんですけど

なつかしの渋谷系的な…レコードマニアが元ネタありきで音で遊んでいる感じは一切ない。

ここが面白いし、大好きなとこなんですね。

そして、きちんと大衆受けしそうなポップなメロディが真ん中にドンとある。

そこには歌いたいこと、伝えたいことというメッセージ性もきちんとあるし

本当に珍しいバンドだなぁ…と、いつも感心しています。

冒頭で紹介した eggsで先行配信されている『アイレラ』も、逆再生のサウンドの使い方に中期ビートルズっぽさがあったり

本人達がどの程度、意識しているかはわかりませんが、

彼女達の場合、こんなレコーディング/音源のちょっとしたギミックも

音で遊んでいる…というよりも、すべてに必然があって選ばれた音

みたいな印象があります。

だからアウトプットされた音に多少似た要素があったとしても

ひと昔前のレコードマニアの渋谷系みたいな人達の曲の作り方と、Juniper Berryがやっている事ってたぶんまったく違うと思うんですよね。

今の若い感覚できちんとルーツミュージックを昇華して、2021年に鳴るべき音楽に出来ているのは、なかなかすごいことなんじゃないでしょうか。

この1年間で、出会った頃にはまだ残っていた「大学生バンド延長」感はまったくなくなりましたし

この半年ぐらいの ボーカル haruna nookoの成長は特筆すべきものがあると思いますし

本当に一気に雰囲気が出てきた。

ステージでの立ち振る舞いが格段に色っぽくなった。

Sunny後藤は相変わらず派手で面白いギターを弾くし、

きちんとボトムを支える、ベースDorothy舞子とドラムYuubooのリズム隊は、めちゃくちゃ良い仕事をしてるし

何より、ライブで楽器を弾かないという引き算のアレンジができるのも若い子には珍しいな…なんて、これもライブを見てよく感心しております。

この4人じゃないとこの音にならないよな?と、きちんと思わせてくれる感じはライブハウスの人としてはやはり嬉しい。

ライブを見るたびに「良いバンドになったなぁ~」と去年の夏から勝手に保護している身としては、喜びもひとしおです。

そして

そして

そんなJuniper Berryさん。

新譜のレコ発イベントが2本あります。

明日の24日(日)に東京の下北沢 BASEMENTBARにて

そして11月13日(土)には、我が大阪の南堀江knaveにて

色々と書きましたけど

ライブを見てもらうのが手っ取り早いと思うので、ぜひ遊びに来てCDをゲットしてください。

新譜に関しての色々な情報はツイッターで告知していくみたいなのでチェックしてみてください。

以上、手短にはなりますが、Juniper Berryへのラブレターでした。

大好きです。

追伸>

しかし僕的にこのバンドの一番面白いとこは

ベースのDorothy舞子の本名はまったく「舞子」ではないことと

ギターのSunny後藤の苗字がまったく「後藤」ではないことです。

ではでは、また来週!!

来週からはさすがに通常営業(予定)です。

The denkibran(Vo./Gt.)&南堀江kanve(ブッカー)/倉坂直樹

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過去の連載記事

The denkibran/今日の1曲

https://youtu.be/nwJ5JC2ypnI

アーティスト情報




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