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【連載】オ客ハ読ムナ。/第20回

<毎週土曜日連載>




街鳴りの話

おはこんにちは。倉坂です。

何週か前にQLIPというバンドのことを書きましたが

今週もそれにならい、予定を変更いたします。

このミュージックラビッツでも人気コラムを連載しているSorakoさんのバンド

「街鳴り」のことを書いてみようと思います。

なんで唐突に街鳴りの話を書こうと思ったかというと、

街鳴りは、10/25にサブスクで新曲を2曲アップ

僕の職場でもある南堀江knaveで12/13に自主企画イベントを開催します。

それに先行する形で現在、eggsで「逆光」という新曲を1週間限定で公開しているんです。

「逆光」に関しては、本人さんのコラムを読んでもらうとして

せっかくだし、まずはこの「逆光」という曲を

もっとたくさんの人に聴いてほしい!と思いまして。

せっかくだし。

…ということで、今週は勝手に街鳴りのお話。

今週の記事は、お客さんにもたくさん読んで欲しい。

オ客モ読ンデ。

▼街鳴りの話

よし。

まずは曲を聴いてくれ。

話はそれからだ。

街鳴り「逆光」

聴きましたか?

OK

では、話を続けましょう。

…とは言えなのですが

街鳴りとはまだ知り合って1年程度。

すっかり忘れてましたが、まだ1年程度の付き合いなんですよね。

少し思い出してみましょう。

彼女たちと出会ったのは

ちょうどコロナ禍~緊急事態宣言が出て、ライブハウスの営業を1ヶ月ぐらいストップしていた頃でした。

ライブも出来なくなって、たぶんライブハウスもバンドも「どうしっよかな…」と、一番 悩んでいた頃だと思います。

そんな時にね、街鳴りさんから出演希望のメールをいただいたんです。

正直なとこ「いま新しいライブハウスに出たい!」と新規で来るなんて、変わった人達だな…と思ってました。

今だから言えますが(笑)。

人見知りオーラ全開でCDを持ってやってきた、Bassの ごうや さんと、はじめましての挨拶のあとに、

ライトフライトや河内REDSの話をしたのを覚えています。

(まさか1年後に、一緒に公園で遊ぶほど仲良くなってるなんて、この時は思ってもいませんでした)

さて、街鳴りというバンドの魅力とはなんでしょうか?

音楽的な話をするならば

Sorako嬢が鳴らすギターの解放弦を絡めたadd9やsus4のコードは

いわゆるギターロックバンドっぽいコード展開なのに、歌のメロディはそれに比べると意外にドッシリとした名曲感があったり。

ボトムを支えつつも、基本は歌心のあるフレーズが中心で”ベース”っぽくないフレーズが得意な

ごうや嬢のベースラインは、ギターがシンプルなスリーピースバンドとしては絶妙に的を射ていると思う。

何も考えずにドラムを叩けば、シンプルな8ビートになってしまいそうなところを、

けっこう変則的なアクセントだったり、細かくフレーズを入れるリズムで曲に対応する、ゾノさんのドラムだったり

このバンド、なかなか3人の個性が上手く絡み合っている。

もちろん、それも魅力。

でも、バンドとしての一番の魅力はきっとそこじゃない気がします。

このバンドの一番の魅力は

「成長を間近で見せてくれる」

ここなんじゃないかな?と思っています。

なんだか人間くさいドキュメントを見てるみたいな気分にさせてくれるバンドだと思うんです。

だから僕は、街鳴りとは良い時期に出会えたなぁ…と勝手に思っています。

僕も身近で見ていて、彼女達の成長していく様子はすごく楽しいです。

成長していく姿を近くで見れる…っていうのは、やっぱりライブハウスでインディーズバンドを応援する醍醐味だと思うんですよね。

そんな醍醐味を感じさせてくれるバンド。

特に僕が知り合う前の、もっと初期から応援しているファンの方なんか、

「すっかり、かっこいいバンドになって…(涙)」

なんて、もうお父さんみたいな気分じゃないでしょうか…(笑)

僕と出会ってからの1年足らずの間でも

出会った頃は、つたなかった演奏だって、

日を重ねるほど、どんどん上手くなっていってるし

作る曲だって、どんどん良くなっていってるし

ライブを見るたびに、どこかしら必ず成長している印象があります。

「必ず成長してる」って思わせてくれるのって、けっこうすごいことなんですよね。

さてさて。

Vocal Sorakoさんの経歴は少し変わっているようですが

(くわしくはミュージックラビッツの彼女のコラムを参照で)

そんな経歴を経た彼女の考え方や人間性が、ダイレクトに現れている楽曲というのも

やっぱり街鳴りの魅力の根源だと僕は思っています。

彼女の場合、

感受性が豊かで
いちいち弱いし、
いちいち強いし、
いちいち気にして落ち込んじゃうし
いちいち立ち上がってがんばっちゃうし

そして、それを全部、言葉として紡いで曲にしちゃうとこは、

彼女はもう生粋のソングライターだと思う。

自分のことを歌っているようで、

俯瞰で見たら、実はみんなが持つような不変的な気持ちを歌えているのも、ある種の才能だと思う。

そんな人間くさい彼女の紡ぐ言葉たちが

まだまだ一部の人ではありますが

共感を生んで応援したくなる理由なのかな?とも思っています。

ずっとバンドがしたかったけど出来なくて

それでもあきらめなかった女の子が、

仲間と一緒にエレキギターをかき鳴らして

紡ぐ言葉はどこまでもリアル。

ダラダラと大人になってもバンドを続けてきた人じゃないんです。

ずっとバンドが出来なくて、大人になってやっとバンドが出来た人なんです。

だから彼女たちのバンドにかける気持ちっていうのは、

どこまでもハングリーで、

どこまで誠実なんだと思います。

そんな成長していく、応援したくなるバンド街鳴りの曲が、eggsでデイリーチャートの上位にランクインしていたのでね

(10/16 現在 デイリー4位)

https://eggs.mu/ranking/song/daily

せっかくなら、もっともっとたくさんの人に聴いてもらいたい!

と思い、今週は街鳴りの話を書いてみました。

しょせん試聴サイトのデイリーランキングです。

それでも、がんばっていることが誰かに届いて、そしてそれが結果として数字に出るのもたまには悪くないな…なんて思います。

街鳴りの「逆光」

まだ聴いていない人は、良い曲なので聴いてみてください。

https://eggs.mu/artist/machinari

ではでは、また来週!!

※今週の写真はknaveの近くの公園で、リハ終わり並んでる街鳴り3人を僕が後ろから盗撮した写真です。

The denkibran(Vo./Gt.)&南堀江kanve(ブッカー)/倉坂直樹

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過去の連載記事

The denkibran/今日の1曲

https://youtu.be/ashUyRcUhz0

アーティスト情報




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