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【連載】ポルネオ倉庫〜コラム編〜/第19回

<毎週金曜日連載>




欲求

Portoneon(ポルトネオン)うえでぃーです。
先日ある知り合いと話をしていたのだがそれが面白いテーマだった。

「今必死になって結局何を手に入れたいのか」

大学を卒業してから自分なりに毎日喜怒哀楽をしっかり保ちながら、がむしゃらに生きている。

最後死ぬ時に手にしていたい物なんてそういえば考えたことがなかった。

一般的にはやっぱり富とか名声(ワンピース風)なんだろうけど、自分はなんだろうと考えた時に案外そこではない。

もちろん生きる上でお金もいるし、音楽やってる以上歓声も浴びたい。
でも最終地点がそこではない。

そもそも僕は機材とかPortoneonに関わること以外で本当に物欲がない。
特に別荘が欲しいとかも全くない。高級車もいらない。
強いて言うなら今2LDKに引っ越そうか考えてるくらいだ。

歓声に関しても、いやそこがゴールじゃない。
僕個人の話で考えた時にそもそも歓声を浴びたいならYouTubeの編集もやらないし、我先にもっと画面に映ろうとするだろう。

じゃあ結局僕は最後何を手にしていたいのか。

考えてみたら案外あっけなく答えが出たのだけれど、それは今のこのPortoneonであれる環境をひたすらに守りたいんだと思う。

すなわち自分の居場所を守り続けたいわけだ。

永遠なんてない。
でもきっと残すことはできる。
だからPortoneonと名前を冠して関わる人皆が生きた証を作るために必死こいてるんだって気付いた。

モーツァルトやバッハ、それにレオナルドダヴィンチみたいに死んでもなお語り継がれるほどの規模感になるかはわからないけど、来世は輪廻転生して何になるかもわからないけどちゃんと今この時間を生きていることを刻み込みたいんだと思う。

来世、輪廻転生にバグが起きて僕がヨモギとかになってしまったらもうそれはどうしようもないから知り得るチャンスはないのだけれど、全くもって違う人間に生まれ変わった僕が「へえーこんな人たちいたんだ。」ってPortoneonを指差してる様がどうにもロマンがある。

逆にここまできたら変態的領域まできた承認欲求な気もしなくはないが、これを求めてる。

もしこれを読んでくれているあなたも「うわー分かるわ。」と思ったなら今すぐスマホを閉じて楽器を始めるなり、タレントオーディションを受けるなり、絵を描き出したりした方がいい。

どういった経緯でこういう感性になったのかはたまた未知でしかないけれど、何だかわからないなにかをちゃんと残したいんだと思う。

きっと50歳、60歳になっていくにつれてこの”何だかわからないなにか”の正体がじわじわと見えてきて、最後目を閉じるその時にそれが達成されたかどうかの合否が下る気がしている。

僕もあなたも次は何になるのだろうか。
いや、誰になるのだろうか。

またこんな深い部分をスッと忘れて、明日も必死に楽しく生きていこう。

P.S
あ、待って。カメラ欲しかったわ。

Portoneon/うえでぃー(Gt.)




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Portoneon/今日の1曲

https://youtu.be/EK9W9_jHzi4

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