【連載】サイツアキノリの膝ゴスティーニ/第60回

<毎週火曜日連載>
理想の幕締め
こんにちは、夜のサークルモッシュ
サイツアキノリです。
大学時代に毎年音楽フェスに行ってました。
フェス独特のドキドキ感が好きで
友達や恋人と行ってましたね。
出演バンドの曲を予習したり
ライブだけでなく、会場のご飯や物販も
楽しんでいました。
僕は後ろの方で全体を見渡しながら
楽しむタイプだったのですが
夏フェスの空気が僕の背中を押したのか
何を血迷ったか先頭集団に突っ込んだことがあります。
その時演奏していたバンドは
「THE BACK HORN」
最高にいかしたロックバンドです。
結論から言うと
ライブのあと僕は
Tシャツが破られ、ビショ濡れなになっていました。
頭上を暴れまわる人
ペットボトルの水をぶちまける人
暴れまわるロックキッズにもみくちゃにされながら
「これは現実なのか?」
そう思いました。
みんなもフェスのときはノリで最前に行くとえらい目に合う可能性あるから気をつけてね。
っさ!
そんなこんなで本日は
「理想の幕締め」について。
一体君僕はどんなふうに活動終了するのかというお話。

はじまりがあるものには終わりがあり
君僕もいつかは終了してしまいます。
今はサイツとエリカさんで活動していますが
今後メンバーが増えたり減ったりするかもしれませんし
サイツさんが性転換をしたり
エリカさんが妊娠したり
カトウさんが帰ってくるかもしれません(願望)
来年で結成10年になりますので
中途半端な終わり方はしたくないなと考えてます。
(終わり方の話ですが、今のところ終わる気持ちはナッシングパパ38歳婚活中なのでみんなも安心パパ就活中でいてね。)
やっぱり解散ライブはしたいよね!
大きなライブハウスでさ!
お客さんも呼んじゃってさ!
盛大に終わりたいね。
昨今、流行病のせいで
志半ばで去っていくバンドが
増えたよ。ほんとに増えたよね。
身近なバンドも解散や活休が多くて
寂しく思います。
君僕は二人共前向きに
今のインディーズバンド界隈で必死に生き残ろうとしています。
それがお客さんにも伝わってるのか
こんな悲惨な状況なのに
ファンの皆さんからの応援の熱量が上がってるように思います。
幕締めの前に、来年の10周年は
盛大にお祝いするつもり!
よければ一緒に祝ってあげてね。
君がそうなら僕はこう/サイツアキノリ(Gt./Vo.)