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【連載】ポルネオ倉庫〜コラム編〜/第13回

<毎週金曜日連載>




一瞬の変化

Portoneon(ポルトネオン)うえでぃーです。
そういえばなんとなくまたコロナウイルスの拡大が目まぐるしくなってきているように感じます。

延期や中止やそういった言葉がSNSでも乱立してきた気がします。
こういったことはあと1年、2年なんならもう少し続くだろうなーと思いながら日々を過ごしています。

ほっと息つく暇もなく慌ただしい8月を過ごしています。(何度もここでこの話すみません)
これを書いているのは日付が変わって8月21日(土)、目の前の時計は2:15を指している頃です。
眠さがピークに来ていますが残りのパワーを振り絞ってパソコンをカチカチしています。

そのくせにそういえばひとり暮らしなわけだけど、カメラに音楽機材に色々増えてきて本格的に2LDKに引っ越そうかと考えています。
絶賛大学時代の友人で不動産のやつがいるので物件を日々漁ってもらっているところです。

YouTubeの撮影部屋が急に変わったらそういう事だと思ってください。
まあ年内くらいでいいかな。

話がそれましたが昨日くらいに東京のあるライブハウスの店長さんと随分長電話しました。
かなり久しぶりに聞いた声でした。格別恋しいわけでは全然なかったのですがコロナが流行る前、毎月1週間は東京でホテル暮らしをしていた日々を思い出しました。

たくさんの後輩が毎月凌ぎを削るようにそこで闘っては敗れては、また挑んでいた。
そんな日々がそこにあったわけです。

その店長にあほほど怒られる後輩たちを横目にそこのスタッフさんとくだらない話をして、わけわからんほど打ち上げで酒を飲んで、恵比寿の高級中華料理屋でノリと勢いで1杯8,000円もするフカヒレスープをおごらされ新宿に移動して3時までまた飲み直して。
もうここまできたらなんでもええわとコンビニでゴディバの1個500円するアイス大人買いして、後輩の家で鍋をするみたいな日々が確かにそこにあったわけです。

起きたら電気代もろくに払えない後輩の家の電気がつかない。
しゃあないからこれですぐ払ってこいと、親みたいなことをさせられた日々が確かにそこにあったわけです。

音楽業界のお偉いさんの前で、口は達者な後輩が縮こまって自己紹介もロクにできずに銀座でひたすらコーヒーを横ですすって、「いやそんなビビることないから話せよ」と言ったら、なんやかんや気に入ってもらえて毎月築地会と名付けた、築地ランチの旅に一緒に繰り出した日々が確かにそこにあったわけです。

下北沢で古着を見すぎて全部同じ服に見える現象や、大阪に帰る僕を見送りに来た後輩が品川で勢い余って一緒に乗り込んで、そのまま特に意味なく大阪の僕の家で2泊3日しだしたり、そういった日々が確かにそこにあったわけです。

みーんな音楽を辞めた。
いやこの環境変化に順応できず辞める以外の選択肢がそこに残されていなかった。

口が悪い僕でもそんなことを思い出すと時々、ほんの少し寂しくなるわけです。
何考えてるのかよくわからない、後先考えられないおバカな後輩が基本好きで、そんなおバカな彼らですら真剣に手を引いた。

今僕らが生きる時代はそんな局面です。かつ運命な訳です。
どこまでいってもこの音楽業界なんて弱肉強食。

音楽を自分の魂と謳っても、そこにどれだけの気迫があっても、崩れ去った波を止められず気づけば飲み込まれる。
電話をしながらそんなことを思っていました。

素晴らしい音楽の才能を持った若者は、たったほんの一瞬世界がワッと暗い雲に覆われた瞬間姿を消した。
特に僕はだから皆には…みたいなことを書くつもりは一切ないです。
だって条件は誰でも一緒。人生の持ち時間が変わったわけではない。

でも人間だからもしコロナがなかったら…と少なからず考えることはあります。
何か変わったのかな。何も変わらなかったのかな。

そんなことは誰にもわかるはずないのですけど。
でも案外こういうのはすっごい先に大きな伏線のように回収されることがあるかもしれないですね。

暗いわけではなくてなんとなくそんなことを思っただけです。
少なからずこの中でもどんどん新しい出会いはまた起きてるわけですから。

誰の時も止まらないことを祈っています。

Portoneon/うえでぃー(Gt.)

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Portoneon/今日の1曲

https://youtu.be/we-f4Ilnn5E

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