【連載】街鳴りのSorako、本音しか言わん/第54回

<毎週水曜日連載>
バンド始めて良かったなと最近思うこと
どうもおはそらこです!
大阪で活動中の3ピースバンド街鳴りのギターボーカル、Sorakoです!
街鳴りは2019年12月から活動開始して、もう1年半経つわけで、ライブを月に平均約3回はライブしてきましたが、ふと最近バンドやって良かったなとより思えることがありました。
「街鳴りの音源を毎日聴いてます」という言葉や「胸の内という曲にとても共感して聴くたび泣きそうになっています」「いつも聴いてます」という言葉をもらうたび、言葉で表せないくらい本当に本当に嬉しいんです。
私はまず、伝えてくださりありがとうございますという言葉でいっぱいです。
それはバンドマンでも同じで、例えお世辞であっても、嬉しくなる言葉をかけてくださるその優しさに感謝しております。
元々音楽を始めたきっかけは、憧れのバンドを見て、バンドってかっこいい!音楽の世界に入りたい!
それもありましたが、やっぱり自分の経験が何かプラスになることをしたい、誰かに私の存在を知ってほしい、
沢山の人に認められたいという思いがありました。
自分が死んだ後も家族や友達以外でも記憶に残っているようなそんな人物になりたいと願っていました。
だから女優や芸人などの道を歩もうとしていたわけですが(笑)
女優でも芸人でも誰かを楽しませることができる、笑顔にできると思っていたからで、音楽でも誰かの楽しい、見てよかったと思ってもらえる人になれればと音楽の道を28歳にして本気で歩みだしたわけですが、ギターをそんなに弾いたことも音楽も子どものころにフルートやピアノをしていただけで大人になってから触ったこともなく、音楽理論なんかもちろんチンプンカンプン。
見よう見まねで曲を作り、メンバーに頼り、迷惑をかけてきました。
女優でも芝居や発声練習、体を柔らかくする体操や、スタミナもつけないといけないですし、芸人だってネタ作りと練習もしないといけないですし、大変ですが、音楽は道具を使ってやるわけですので今までと違ってすぐに習得が難しいなと苦戦していました。
曲を作るには、ギターやピアノかPCが使えないと大体はできないですから、本当に大変ですよね!
わかってはいましたが、容易ではないですね。
私は歌詞は昔からいろいろ書いていて、歌詞というかポエムですね。
だから昔つらかったころの日記や歌詞をもってきたりして作った曲が、
クライ
胸の内
とかなんです。
その他は直近であった体験とかが多かったですけども。
だから「胸の内」「クライ」の曲を歌詞も好きですとか共感しますと言っていただけるとあの頃の自分がいたからこと書けた歌詞であるので、あの時の自分が慰められたようで、認められたようで本当にうれしくて泣きそうになるんですよね。
あの時、母親と父親両方を失った悲しみでうつ病になった自分、周りにヘラヘラして苦労してなさそうやんねと言われた時の悔しくて泣いたときの自分を
頑張ったねと言ってもらえたようなそんな感覚です。
若いときにバンド始めておきたかったなとたまに思うときはありますが、あの過去の自分がいたからこうやって歌詞を書けた、今のメンバーに会えた、街鳴りを好きになってくれた人や、フォロワーさん、ミュージックラビッツと会えたと思えるので、やはり人生やり直せたとしても私はこのままで良いです。
そら両親や愛犬には会いたいですけど!(´ω`)
ライブで歌詞やメロディーにどっぷり没入してもらうためにお客様が気持ちよく聴ける演奏技術やMCなど空間づくりも磨いていきたいと思います!
まだまだ頑張ることがたくさん!
これのおかげで私はまた泣いても明日から頑張れます。
わたしと出会ってくれて本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
街鳴り/Sorako(Vo./Gt.)